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新しいことを見つけるって楽しい!

免疫学会が終わりました。

2013年12月14日 | 仕事・研究
水木金と幕張で免疫学会に参加し、昨日帰仙しました。学会はすべて英語だったので(聞くだけの私も)かなり疲れましたが、とても楽しくて「あ~もう終わっちゃうのか~」と未練たらたら帰ってきた感じです。新しい話もたくさん聞けたし、いろんな人と話せたし、自分の中でだんだん点がつながってきた感覚があり、しかもあとちょっとでつかめそうなもやもや感があってそれをぐーっと考えてみたいというわくわく感があります。大学院に行こうとしている学部生には来年の免疫学会のサマースクールに参加するよう勧めてみよう♪最初はわけわからんでしょうけど、今回の学会会場にもそういうまだ発展途上の学生さんがいっぱいいて、そういう人たちに会うことが糧になるんじゃないかと思いました。

さて今回は久しぶりに新幹線の移動だったので本もたくさん読めました。
こんな本を図書館で借りて持っていきました。

聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)
阿川佐和子
文藝春秋


わかりやすさの勉強法 (講談社現代新書)
池上彰
講談社


なぜあの人は整理がうまいのか
中谷彰宏
ダイヤモンド社



阿川さんの本は大変売れてるということで、前から読もうと思ってました。買おうかなと思っていましたが、図書館ってありがたいですね!
で、中身なんですが、私としてはあんまり新しい発見はありませんでした。でも人の話を聞くということはコミュニケーション能力をあげたいと願っている学生にはとても大事なことですから、社会に出る前にぜひ読むといいですね。次の池上さんの本は、いつもどおり大変わかりやすい本で、どういう風に準備に取り組めばわかりやすい話ができるかということが明確に示されています。これも学生が読むと役に立つと思います。特にわたしも声を大にして言いたいのが、新聞を読もう、という点です。さて最後の中谷さんの本に書いてあることで、わたしが実行しよう、と思ったのは「資料に日付を入れ、古いバージョンは捨てる。」ということです。これは電子ファイルにも言えるかな。たいていの場合は最終版だけあればいいのです。が、うっかりどっちが新しいバージョンかわからなくなってしまうので、つい両方取っておくんですね。これからは必ず日付をいれます。ただ、私の場合、論文を書くときなんかは英語校閲の結果どういうところが直されたのか、とか見直すのに前のバージョンは捨てずにおいておきます。

昨日は最終日のポスターセッションの最後の時間帯でプレゼンという設定だったもんですから本当に最後まで会場にいて、帰ったら夜遅くてへとへとでしたが、今朝は入試のため6時過ぎに家を出て大学へ。やっとさっき終わったので今日はもう帰りますが、来週からの仕事の段取りをいろいろ考えなきゃと思っています。先日投稿した論文が残念ながらリジェクトになり、その書き直しと再投稿をしたいのですが、レビューワーがすごく丁寧にコメントくれたので、じっくり取り組んで直したい。ただじっくり考える時間が今のところ全然ないので、まずは予定の整理から。
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