日本獣医学会のHPにあるQ&Aを時々見ますが、このページには本当にいつも感心させられます。お子さんから社会人の方まで、いろいろな人が質問を寄せていますが、それに対する回答が本当にていねいで、よくぞここまで、というくらい完璧な返答です。文章もねられているし、「たくさんの人に読んでもらいたいなあ」と、関係者でもない私が思ったりします。私もこのブログでよく「獣医師の仕事」について書きますが、それは獣医師についてよく質問を受けたり、誤解されたりということがあるからで、この質問コーナーで回答者になっている先生方に大変共感を覚えています。このコーナーでは、動物の扱い方や病気のこと、野生動物の保護やペットロスについてなど、本当にいろいろな話題が取りあげられています。ぜひ皆さんもご覧になってみてください。
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そこでここで質問させていただきたいんですが、はりねずみ先生は海外で研究した経験があるんですよね?
僕も実は帰国子女で、将来はアメリカなどでも活動したいと考えているんですが、現在では日本の獣医師免許は他国では有効ではないんですよね?
この現状の中で、獣医師として国際社会で活動する未知はあるんでしょうか?
教えてください!
ブログを読んでくださってどうもありがとうございます。さて、LKさんがご指摘のとおり、日本の獣医師免許を持っていても、外国で診療をすることはできません。が、獣医師の活躍の場は臨床だけではありません。防疫や研究の場で、国際的に活躍されている日本人の獣医師がたくさんいます。私はアメリカの農務省で研究していましたが、CDCやWHOで仕事している獣医さんもいます。そういう場では、診療を行いませんので、日本で免許をとったことがマイナスになることはありません。もちろん、そういう意味では獣医師ならずとも外国で動物関係の研究に従事することは可能であります。
ところで、国際的に仕事するためには、自分の専門の力に加え、語学力が大変重要です。また、型にはまらず、自由な発想のできる人、問題解決能力の高い人が望まれます。獣医になるためにはいろいろ難しい勉強しなければなりませんが、それ以上に、いろいろな体験をして、自分の力を向上させていくことが大事です。がんばってくださいね。