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言葉の力

2016年12月26日 | その他もろもろ
言葉の力について、これまでもたびたび書いています。
よい言葉にはものすごい力があって、言葉だけで人を助けたり立ち直らせたり幸せにしたりします。
反面、よくない言葉にも強力な力があって、言葉だけで人をダメにしたりくじけさせたり不幸にしたりします。

わたしがいつもポジティブな言葉を使うのは、それを聞く自分の耳のためでもあります。
私の口ができると言えば私の耳はできると聞きます。
「できる」と頭にインプットされます。

一方、他人からネガティブな言葉を聞くと、私もちょっとはへこたれます。
でも、わたしは基本的には自己中ですから、ぺしゃんこにはならないし、もともとまったく気にならない場合も多いです。
自分が納得する自分をめざすときに、他人からの評価はほぼどうでもいい、って感じでいます。

でも、ことあるごとに毒を吐く人もいますね。
文句・不満ばっかり言ってる人とか。
認められたい欲求が強くて、世間の自分への評価が低すぎると感じているひと。
けど、文句と不満ばかり聞かされる自分の耳はつらくないのかな?と単純に不思議だな~と思います。
相手とか周囲とかより、まず自分がそういう言葉にしばられてがんじがらめになりそうだけど。

三浦綾子さんが新約聖書入門という本の中で「右の頬を打たれて左の頬を向けるのはこれに似ている。相手の悪意に引き回されない自由な精神の持ち主のみがこれをなしえるからである。積極的に生きていく力のあるもののみができることだからである。」と書いていて、わたしはこの言葉が気に入って、うんと昔に手帳に書き留めました。「相手の悪意に引き回されない自由な精神」というのが大事だなーと思ってます。

確かに世の中理不尽なことは多いし、不満もあって当たり前とは思いますが、それにしばられたくないな、と思うんです。
不満があるなら自分で動いて解消したい。相手を変えようというのはものすごい労力要ることです。
それに、文句と不満では相手は絶対に変わらない。
ネガティブワードで自分が損するのはつまんないですね。

新約聖書入門―心の糧を求める人へ (光文社文庫)
三浦綾子
光文社







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