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はたらくお母さん時代にほしかったもの

2016年03月21日 | その他もろもろ
最近、保育園の待機児童の話が非常に注目を集めていますが、わたしが子供を育てながら仕事していた時、保育園はもちろん不可欠ですがそれ以外にこんなのがあったら本当に助かったのにな、、、と思うことがいくつかあります。

たとえば、ちょっと大きくなっても子供だけで留守番ってなかなか難しい。とくにごはん。
わたしは帰りが遅くなるとか出張の時はいつも出かける前に晩御飯を用意していましたが、忙しい時は本当に大変だった。そのころ、もし今のようにお弁当屋さんの配達、とかあったらそりゃあ助かっただろうなあと思います。都会だったらあるのかもしれないけど、今だって配達してくれるお弁当ってご年配の方向け、がほとんど。しかも単発の申し込みとかできません。

あともっと困ったのが、泊まりの出張で翌日子供が遠足でお弁当がいる、というシチュエーション。
今だったら「学校に行くときにコンビニで買ってね」もありなのかもしれませんが、わたしはサンドイッチを凍らせて「持っていく途中に解凍される」というやり方を試したことがあって、だけどあとで子どもに「溶けてなかったから食べられなかった(涙)」と言われ(仙台は寒いので)、本当にかわいそうだったなと今も忘れられません。

子どもが小さいうちは泊まりの出張なんか行くな、というご意見もあろうかと思いますが、子ども中心の働き方を選べない時や場合もあるんですよね。

あと、長男が入院したときに術後の付き添いが必要なのに下の子がまだ小学校低学年、、で一人で置いておけず、さりとて病院に一緒にいるわけにもいかず、で長男に我慢して一人で入院してもらったことがあって、ああいうときに下の子を預けられるサービスとかあったら助かったなあ、、、。

あと、自分の入院・手術ですかね。
これは困りました。
実家の母に来てもらう、以外の選択肢はありませんでしたねー。

今から思うと綱渡りの連続でした。
行政として保育園の整備って当然必要ですけど、それ以外に民間にさまざまなサービスがあるといいですよねえ。シッターさんとかって地方にはほとんどいないんですよ、あんまり知られてないけど、、。わたしが山口にいたころ、保育園の送迎で「え?4時に来れないんですか?おじいちゃんおばあちゃんは?」と聞かれて絶句したことがあって、地方だと祖父母の応援が当たり前、それが織り込み済みの行政サービスになってるとこがあって、都会ではわからないような難儀があるんです。

こどもとの生活はとにかく楽しい。
だから乗り越えられると思いますが、もっとみんながうまくいく方法をどんどん考えていかなきゃいけませんね。
子どもを育てるということには日本の将来がかかっているのですから。




コメント (4)
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