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読書の記録

2006年12月18日 | その他もろもろ
子どものころ、読書ノートをつけていました。本の題名と、作者、いつ読んだか、短い感想。いつのまにかやめてしまったのですが、今から10年位前ににふと思い立って、手帳に読書の記録を始めました。私は子どもが二人いますが、下の子が今10歳です。ですから、この記録をつけ始めた頃はとんでもなく忙しくて、自分の食事の時間さえ確保できなかった頃なんです。それでも、記録によると、その年、20冊の本を読んでいることがわかります。その後も多忙の日々が続き、一年に10冊も読んでいない年もありましたが、今年は40冊以上読めました。

今年読んだ本の中で特に印象に残っているのは、1年かけて読み終えたヒルティの「幸福論」、それから戦後の教育基本法の制定に携わった河合道について書かれた木村恵子の「河合道の生涯」、月田承一郎の「小さな小さなクローディン発見物語」。

私は子どもの頃体が弱くて、一年休まず学校に行けたことがなく、ベッドの上で本をよく読んでいました。自分では体を動かせなくても、本の中で数限りなく冒険し、想像力が養われました。読書の必要性についてはよく言われますが、私にとって本を読むということは何よりも楽しいことの一つです。知らないことを知る、最初の一歩は本を読むということだと思っています。

読書の記録をつけていると、数を増やしたいという気になって読むのがはかどりますし、他の人に勧めたい本があるときにも、すぐに作者を調べることができ、助かります。ところで、年末になると新聞に今年話題になった本の書評がまとめて出ることがあります。私はそれをよく読んで、これは読みたいと思うものをメモ書きしておき、図書館や本屋に出かけたときにもらさずチェックできるようにしています。書評によって今まで手に取ったことのない人の本を読むと、世界が広がりますよ。
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