「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。

2010-11-07 23:08:16 | 署名などの報告(会の活動報告)
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
からのコメントです。

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長井さんが所属していたAPFの山路徹代表が
ミャンマー国内で拘束されていると報じられています。
これが、事実ならば、
山路代表がいかなる理由で拘束されたのかは別として、
ミャンマー政府に対し、
山路代表の安全の確保を強くお願い致します。
さらにミャンマー政府には、
山路氏を日本側に早期に引き渡していただきますよう、
要請致します。

また日本政府、外務省、現地大使館の皆様には
大変な事とは思いますが、
邦人保護の観点からご尽力いただきますよう、
お願い申し上げます。

なお、当会は昨年末から、
APFおよび山路代表とは具体的な関係は何もありません。
山路代表との連絡は何も取っておりませんし、
今回の山路代表の行動も、もちろん全く知りません。

しかしながら、当会としましては、
亡くなった長井健司さんが所属していた
APFの山路代表が
このような状況に陥っていることを鑑み、
人道的見地による判断から、
関係各位の善処を切にお願い申し上げる所存です。

    2010年11月7日    
   「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」

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コメントしたとおり、山路代表について当会は現在何も関係はありませんので、
誤解なきようにお願いいたします。
この件について問い合わせのある方は
メールでお願いします。

一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。
これ以外に僕には言葉はありません。
現実に国内でできる要請はきょうも日本側にはおこなっています。

ミャンマーへの具体的アクションは現時点では想定しておりません。




ミャンマーで邦人拘束 長井さん契約のAPF代表(共同通信) - goo ニュース

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4 コメント

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節度ある行動を (Unknown)
2010-11-08 11:34:52
長井、山路両氏の行動自体にも問題があると思います。
こういう無茶なマスコミ関係者の自称正義行動には賛同できませんな。
返信する
二度目は喜劇として、その通りです (セイラ)
2010-11-08 21:03:51
山路さんの拘束理由は密入国です。タイからの国境ミャワディに入ったところを逮捕された模様です。
彼は10月から「下旬にミャンマーに密入国する」と公言していました。
私は今回の密入国の理由・計画から実行にいたるまでを知っているので言えますがブログ主さんはまったく関係ないですよね?
マスコミ関係から問い合わせなどあったのでしょうか?
気を乱されないようになさってくださいね。
ミャンマー当局からは「ミャワディで小競り合いが起こっているが日本人記者には影響なし」とだけで、まだ何の情報も入ってきませんが今度は山路さん本人が日本で話せるよう祈っています。
返信する
まずUnknown氏へ (ブログの書き主)
2010-11-09 02:35:50
節度ある行動はその通りですが、
長井さんのケースと
松本(山路)代表のケースを
同一視する言説は
全く間違っていると僕は思います。
なぜ一度目は悲劇として
二度目は喜劇としてと
ぼくが思うのかを
全く分かっていない書き込みです。
こうしたレベルの低い、
きちんとしない書き込みは匿名が多いです。
HNも書きません。
ただこうしたどうしようもない書き込みを
誘発したのは
今回の事態の喜劇ぶりだと
僕は思います。
彼は長井さんに追いつくことはできません。
根源的に。
返信する
セイラさんへ (ブログの書き主)
2010-11-09 03:11:02
今回の松本(山路)代表の
行動については、
インターネット上で
今回のいろんな取材過程を
オープンにしていましたので、
そのレベルのみでは、
完全な客観情報水準としては、
僕個人は分かっていました。

「完全に知らない」というのは
「ミャンマー軍による
長井さん殺害に抗議する会」としては
全く関与していないという意味合いです。
団体として
認知もしていないという意味です。

もちろん、彼本人やAPFとの
実質的な関係は、
去年九月下旬の
長井さん三回忌から
ほとんどありません。
(一年以上没交渉)。
さらにBPO案件が公になってからは
公的な意味で距離を置くと
当方が今年の一月十七日に明言しています。
(このブログの過去記事を参照して下さい。)
セイラさんにご心配いただくまでも無く
僕個人ももちろん今回の件には
全く関係がありませんので、
ご安心下さい。

このため今回、
完全に無視することも考えたのですが、
身柄を拘束されている状況であることを
人道的見地の観点から考慮し、
松本(山路)代表の安全の確保や
身柄返還の要請を鮮明にしました。

僕は彼らのネット上での情報を見て
実際、この事態になる前から、
かなり憂慮していましたし、
日本政府内の関係箇所でも、
こういう事態になりかねない感覚は
共有していたと感じています。
僕の方では、
日本政府内には
コメントした通りの要請は既に行っています。

松本(山路)さんが無事に帰国されることを
祈っております。
返信する

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