まず、きょうはこの文章を読んでください。勿論、僕の文章ではありません。
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2011年 3月 11日の東日本大震災は、地震に津波、火災、福島原発のメルトダウンが加わったので、人類の歴史上最大の複合震災の様相を呈した。
この震災は、被災地の生命、財産、健康を大幅に阻害したのみならず、被災者に多大な物理的、心理的ストレスをもたらした。
被害を大きく拡大させ、ストレスを増大させたもっとも大きな要因の一つに、反原発運動家の風評被害がある。
全国で学生運動が華やかだった時代、原水爆実験禁止条約の時代には、隆盛を誇った左翼の運動家は、
世界的にみても、どこでも、ほぼ一本調子の衰退曲線を描き、組織体として衰亡の一途であったが、
東日本震災の原発事故を受け、大きく運動を盛り返した。反原発運動は、国民に不幸があると運動が拡大すると言う
皮肉な側面があると言える。逆に言えば、原発に事故がない限り、本来は消滅していくはずの運動であった。
問題は、被災地の人々のストレスである。反原発の運動家は、福島の不幸な事故を糧にして、大きく蘇ると同時に、た
だちに原発の風評被害をまき散らし始めたことは特筆されてよい。結果として、反原発運動家は、被災地のストレス増大と、
心血管イベントの増大に大きく貢献し、被災地の住民に対する差別意識をもたらした。
東北大学のデータでは、震災前後に心血管イベントの発症の増加が観測されている。
インターネットでは、反原発運動家によって無責任な流言飛語が飛び交った。関東大震災の時には、
朝鮮人が暴動を起こすという流言飛語によって不幸な事件が多発したという歴史があるが、
関東大震災クラスのようなデマが、反原発運動家によって現代に蘇ったともいえる。
反原発運動家のまき散らした様々な流言飛語が、震災被災地に多大なストレスをもたらし、
心血管イベントの多発を介して、せっかく津波の被害を生き延びたはずの多くの国民の命を奪った。
反原発運動家の風評被害で家族は崩壊し、一家は離散し、産業は崩壊した。
現実には、日本では、世界中の 50年代~ 60年代の太平洋などにおける大気圏内核実験を受けて、
現在の千倍から一万倍に及ぶ大気圏内のプルトニウム降下を受けていた。従って、現在の日本人の
40 ~ 50代の人口では出生直後から幼年期に現在のしい千倍に及ぶ核物質を被曝しているが、
先天奇形の発生率も、発がん率も増加がみられていない。チェルノブイリの事故でも日本では
大気圏内核物質降下量は一過性の増加を見せている。一時チェルノブイリで膀胱がんが増える可能性が指摘されたが、
現在は統計的に完全に否定されている。
したがって、反原発運動家が、過剰に放射能被曝を宣伝することは、福島の県民にとって、
健康被害と風評被害をもたらす以外に益はなかったことになる。
同時に、反原発運動家による流言飛語は、被災地への物資輸送を止めた。原発の周辺では日用品や食料だけでなく、
薬剤の輸送も止められたので、薬の不足により医学的な有害事象が多発することにもなった。
これら反原発運動家の災厄がもたらす死傷者、困窮者、経済破綻者の数は、東日本震災の地帯から全国に離散しているので経済規
模の把握は困難である。震災前の東北地方の人口は1千万近くであり、
この1千万規模の日本人に加えて北関東、東京の人口が反原発運動家により
有形無形の多大な被害を受けた人口であるという推定を行うこともできる。
原子力発電所はなくなっても日本の生活には影響はないかもしれない。
リスクを考えれば、これ以上の原子力発電所の新しい建設は、事実上、不可能であろうし、止めなくてはならないが、
日本人に最大の不幸をもたらしたのは反原発運動家であるという、
明確な事実は、歴史に記録しておかなくてはならない。
これまでも、そしてこれからも、反原発運動家の流言飛語は、被災地に多大なストレスをもたらしている。
被災者の人命を救助するためにも精密なストレス負荷の測定は必須である。
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上記は『被災地診療支援のための電子診療鞄の開発と臨床』という報告文献よりの引用です。
この報告は「大和証券」グループのサイト内にあって、「大和証券」グループの大和証券ヘルス財団が100万円を助成している研究です。
全文は下記リンクでご確認下さい。
http://www.daiwa-grp.jp/dsh/results/38a/pdf/04.pdf
筆者はこのように記載されています。
東北大学加齢医学研究所心臓病電子医学 山家 智之
(共同研究者)
東北大学サイバーサイエンスセンター 教授 吉澤 誠
東北厚生年金病院循環器センター センター長 片平 美明
宮城社会保険病院循環器科 部長 秋野 能久
東北労災病院斤量者予防医療センター センター長 宗像 正徳
仙台市立病院循環器科 科部長 八木 哲夫
宮城県立がんセンター循環器科 医長 大和田 直樹
宮城県立循環器呼吸器病センター循環器科 医長 柴田 宗一
共同研究者は複数名いらっしゃいますが、この報告は山家 智之教授によるものでしょうし、文責は勿論、教授本人だと思います。
山家 智之教授はこのような方です。下記は大学サイトhttp://mec1.idac.tohoku.ac.jp/?Tomoyuki_Yambeより引用です。
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東北大学加齢医学研究所心臓病電子医学分野教授、 同大学院医工学研究科人工臓器医工学講座教授兼担、東北大学病院兼担、同大学院医学系研究科内科学系病態計測制御学教授兼担。
医師・医学博士・日本心臓病学会認定心臓病上級臨床医;FJCC・日本人工臓器学会理事・日本生体医工学学会理事・日本自律神経学会評議員・日本循環制御医学会評議員・日本臨床生理学会評議員。 第48回日本人工臓器学会大会長
『人体はすべて機械化できる?―人工臓器医工学講座入門―』山家智之 著
http://www.tups.jp/book/book.php?id=242
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皆さんでいろいろとお考え下さい。
僕が2013年初頭にブログに書いた次の文章も掲載しておきます。
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言葉として、あまり認識していなかったのですが、最近「心不全パンデミック」という単語が、よく使われています。ここで、気になるのが、「心不全」という単語と「パンデミック」という単語が結びついていることです。これは、感染症の全国か世界的な流行を示す「パンデミック」という用語が、本来そうした状況があるはずもない、「心不全」に係る言葉になっています。
おきているのが、東北地方、特に宮城や福島などでおきていて、これが震災の影響であると説明している模様です。もちろん、震災によって、そうした影響が、事故直後の数カ月に出たことは、想定はできなくはないのですが、過去の震災における、心不全の増加は、これまでおきていないタイプの現象だそうです。
http://www2.convention.co.jp/jhfs16/greeting/index.html
心不全の学会のあいさつの中でも、「東日本大震災により心不全が増加している現状を被災地で目の当たりにしている」と書かれています。もちろん、いろんな薬の発達で、心筋梗塞などの延命率が上がったことにより、逆に、慢性的な心不全が増えていることも考慮にはいれないとならないでしょうが。
ただ、東北大学病院で、震災後の一か月で、心不全の患者が震災前の3倍になっていたという話がありました。これなら、直後のいろんな状況で激増したのも理解できなくはないのですが、しかし、震災後二年近くが経過しても、いまだに「パンデミック」といった状態にあるのは、非常に不思議なことです。
こうしたことについて、僕は、いろんな影響がはっきりする、指標の一つと考えます。
また、福島市内のある病院では、こうした状況の様です。ここでは、狭心症が増加傾向にあるようです。
2010年は心不全143人、狭心症266人(震災前)
2011年は心不全199人、狭心症285人(震災後)
2012年は心不全84人、狭心症212人(震災後。ただし半年間のデータ。)
(http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2012/10/post_5401.html 「福島民報」2012/10/31 11:31よりデータを引用)
バンダジェフスキー博士が「セシウムというのは特に心臓に対して激しく攻撃する。」とおっしゃっていたことと、類似したような状況だなと思うのは、僕だけでしょうか。
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本日金曜夜に配信予定のメールマガジン17号。
特別企画☆木下黄太に訊く! 本音の放談!☆
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氏名、連絡先電話番号、郵便番号、必要枚数 をお知らせください。
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6/21(土)夜 【三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」IN京都】
三田医師報告、トークセッションと質疑
開場:18:00 開演 18:30~20:30
場所:ひとまち交流館 定員:270席(固定席&椅子席)
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/177741/
申込済は参加費1000円 当日 1200円
『心血管イベントの増大』
していることが公表されてよかったです。
医者として、人としての倫理観を疑う。
すべての病気はストレスが関連してるのは周知のこと。
そのストレスが反原発運動によるものとまで、医学的に分析できてるのかしら?
科学者として、空想でお話ししたらダメでしょ。
こんな医者に診てもらっていると思うと情けなくなる。
明確な事実は、歴史に記録しておかなくてはならない。』
空いた口がふさがりません。
責任転嫁・濡れ衣・曲解・・・適切な言葉が思い当たりません・・・
『日本人に最大の不幸をもたらしたのは事実を隠し続ける政府とそれに加担するマスコミであるという、明確な事実は、歴史に記録しておかなくてはならない。』
の間違いではないでしょうか。
日本の内部が、心理的な戦争状態だと、どの位の日本人が認識できているかどうか。
内部被曝したくないと拒否している人々のもとに、こっそりと放射性物質入りの食品を流通させ、
フクイチ周辺とそこで採れる農作物が危ないと本当の事を言う人を、キチガイ扱いし、
原発安全神話の復活を願う悪魔とその手下ども。
悪魔との闘いは、壮絶です。
敵(悪魔)は、嘘と隠蔽と作り話だけが武器。
事実をドンドン、明るみに出してしまいましょう。
これは心理戦争だと認識して、進むしかないです。
毎日、日経平均・為替相場などの数字を意識しながら働いています。
注意を払うべきは国の経済成長率や不動産価格の上昇率、それらがどう動くかにより顧客に勧める商品が違ってきます。
原発ありき、オリンピックに向けて日本経済は回復して行く、そんな流れが前提です。
一方、私は母親の立場として自己防衛しながらできる限りのことをしています。
この様な職場の状況と母親としての立場にギャップを感じ、それがストレスになっていましたが、前の方のコメントにあった『心理戦争』という言葉に納得し、気持ちを引き締めて行こうと思いました。
ひとりの人間の中でもこの様なストレスを抱えるのですから、家庭内で意見の対立を抱えた場合はもっと厳しい状況だと思います。
そんな場合は、少しずつ情報を提供しながら長期戦と思い、冷静に話をする機会を少しずつ持つことが大切です。
一気に考え方を変えてもらおうとすると、相手も意固地になり『頭がおかしくなった』と言われかねませんから。
考えること、伝えることをやめずにいようと思います。