福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部に温度計はきょう、82℃を示しました。きのう夜からに冷却水の注入を毎時1トン増加させても、温度は上がり続けています。「冷温停止」は完全なまやかしでした。関東・東北の皆さんは警戒を高めてください。
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福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部に温度計はきょう、82℃を示しました。きのう夜からに冷却水の注入を毎時1トン増加させても、温度は上がり続けています。「冷温停止」は完全なまやかしでした。関東・東北の皆さんは警戒を高めてください。
明日から雨です(屋内待避か避難か迷います)。
水素爆発しないでほしいと祈るばかりです。
どうしてこんなときに。
地元に雇用が生まれず、お金も落ちない広域処理こそが被災地イジメだった
「瓦礫受け入れ反対派」に対し、震災被災地では瓦礫が復興の妨げになっていることなどから、
「復興を阻害している」「被災地イジメ」などという声があったが、実態はまったく逆であり、
広域処理方針こそが被災地を苦しめていることがわかった。
細野豪志・原発相兼環境相が中心となり進めている震災瓦礫の広域処理について、
岩手県の関係者の多くが、
「誰ががれきを処理してるのか分からない」「全く地元の雇用に結びついていない」
との強い不満を持っていると草間剛・横浜市会議員が報告した。
草間市議は、岩手県を視察し、2週間近くに渡り、
県内の議員や首長、職員・市民らと意見交換を重ねてきたという。
宮古のような漁業の街で津波を受けた地域では、今街にあるのはガレキくらいで、
雇用が全くない状況であるが、そのガレキさえも、
地元の人たちの訳のわからないまま誰かが処理(例えば東京に持って行くなど)していて
仕事が全くない地元の雇用に実感として何1つ結びついていないそうです。
草間市議によると、1次補正の3800億円を使い、石巻では、
鹿島などの東京のJV(共同企業体)が県から2000億円(国費)の受注を受けているのだという。
東京電力の子会社が受注
11月3日に第一弾として岩手のガレキが東京に到着したが、
処理事業分から発生する可燃性廃棄物の焼却は、今回はすべて東京臨海リサイクルパワー株式会社が請け負うことになっている。
「福島第一原子力発電所の不測事態シナリオの素描」(内閣府原子力委員会 委員長 近藤駿介)
が存在したことについて取り上げていましたね。
「素描」の詳細に関してはEX-SKF-JPさんの2012年2月4日付のポストを参考にして頂くとして。
参考:EX-SKF-JPさんポスト(2012/2/4)
( http://ex-skf-jp.blogspot.com/2012/02/blog-post_5776.html )
木下氏が2月8日に書かれていた意味が何となく伝わっていました。
「一部メディアの伝え方が数ヶ月前の報道の仕方よりも微妙に変化しています。」
「シナリオ」を書いた「近藤駿介」さんがいかなる方か検索すると以下のYouTubeがヒットしました。
参考:YouTube「「火事場は見てるだけ」原子力委員会 近藤駿介」
( http://www.youtube.com/watch?v=dd-IYW_jC0k )
原発事故を火事場と例え、「自分たちの仕事は火消しではない」と言い、
同じく答弁に立った委員長代理の「鈴木達治郎」さんは4月26日の火中の最中だというのに
ニヤニヤとにやけて答弁に立つ姿を見ていると、
「真の冷温停止」はまだまだ先の事と実感できると思います。
二号機の温度上昇の緊迫した状況の中、失礼します。
現在、フランスに来ています。フランスにきて、福島のことがどのように認識されたり、報道されたりしているか関心をもって注意してみましたが、事故発生から1年ほどたっているからか、それほど、報道されているようではありませんでした。しかし、『ル・モンド』の雑誌版(だったと思います。大江健三郎さんのインタビューが掲載されていました)で原子力特集の号が発行されたり、また老朽化した原発の停止が問題になるなど(サルコジ大統領は否定)、フクシマの存在は少なからず影響を与えているようでした。
しかし、考えさせられたのはそのことではなく、チェルノブイリのことでした。日本ではチェルノブイリの情報は限られているので、ヨーロッパなら多くの本があるかと思い、チェルノブイリについての本はないかと思って本屋を捜したのですが、ほとんどありませんでした。フランスは社会問題に対して大変関心が高いですが、本屋で見かけるのは、ロシア関係で言えば、プーチン時代のロシアに関する大量の本が中心で、あと時事問題といえば、中東の民主化などで、チェルノブイリに関してはほとんど忘却の彼方という感じではないかと思われました。
そんな中、アクト・スッド(ACTES SUD)という出版社がウラジミール・チェルトコフというビデオジャーナリストの「チェルノブイリの犯罪」や、ネガワット委員会「ネガワット宣言」、シェール・ヘルマン「エネルギー自治」を出していることを発見。アクト・スッドは良書を出している出版社で、文学関係では小川洋子さんのほぼすべての作品を翻訳出版し、全集を発行したり(日本ではまだ小川洋子さんの全集はありませんので、日本に先駆けて)、最近では川上未映子さんの作品を出版したりしています。「チェルノブイリの犯罪」を少し読んでみましたが、チェルノブイリ周辺の聞き取り、またバンダジェフスキー氏の逮捕をめぐる権力の動向などを追ったドキュメンタリーでした。著者のチェルトコフさんはチェルノブイリの事後処理にあたった人々(リクイダート)についてのドキュメンタリーも撮っている方のようで、ねばり強い取材をつづけておられることがわかりました。
アクト・スッドのような少数の良心的な例はありましたが、すでに書きましたが、しかし、全体的にはチェルノブイリのことはほとんど関心がないように見えました。世界はチェルノブイリなどなかったかのように動いているのかとすら思わされました。
考えさせられたのは、チェルノブイリに住んでいる人はいったい、じゃあ、この世界で、どういう存在なのかということ。そして、フクシマの人たち、はどうなのかということ。チェルノブイリのことが、25年後、こんな風な無関心のもとに置かれているとしたら、フクシマのことはどうなるのだろうか、とおもいました。
考えたくないことですが、世界の人はフクシマのことはなかったかのように、過ごしつづけるかも知れません。もちろん、ドイツのように原発を廃止する国が出てくるなど、少しずつはかわって行くでしょうが・・・ しかし、そのスピードはチェルノブイリのことから考えると、とてもおそいように思われます。
それまで待っていたら、フクシマの人たちもチェルノブイリの人たちと同じように苦しむことになると思います。フクシマの方たち(また関東の高濃度の汚染地の方たち)には何とかはやく、手段を見つけて、フクシマから避難してほしいとあらためて思わされました。
彼女は新宿区に住む元IT企業経営者で退職を期に長期観光に奄美大島に1週間前に来てあと一ヶ月滞在する予定で同年代として世話役を引き受けました。
放射能から避難かと思い話しを聞くと、何も知らない、ニュースも見ていないと、始終、咳と痰を出し続けていて風邪では無い熱も鼻水も出ないと言っていました。
しかも息子さんは福島県内の大企業に転勤していると一応心配をしています。
しかし、都内で何も防御せず唯一無農薬や有機食品にこだわり続けているが、この症状が2週間続いていると言います顔色も蒼く見るからに病人のようですが、だるさは無いとのこと。
話しが弾み、約8時間共に過ごし、別れ際に、木下さまのブログの皆さまの症状を見るようアドバイスして分かれました。
深夜、私の身体にも喉に異常な症状が出ました。
熱も鼻水も無いのに、喉だけが腫れてピリピリ痛み、念のために風邪薬を服用して休みました。原爆胎内被曝者の私は、15才迄は年中扁桃腺を腫らしていましたが、以来50年ぶりの症状です。今朝になっても治らず声も著しく涸れて、風邪なら通常その薬1包で治るのに・・もう1包服用してみましたが昼過ぎても変化はありません。
今日の夕方彼女が訪ねて来て、昨日と同様に咳込み痰を頻繁に出していました。
私の喉の腫れは治りません唾を飲む度に痛みも感じます。だるさも増してきました。
明日朝は甲状腺の検査にいきますが、改めて、東京都民の被曝に対する甘い認識と防御意識の無さを痛感し、首都圏の汚染の酷さを再認識した次第です。
こちらの空気がまだまだきれいなだけに、首都圏で無防備に汚染され、衣服からも汚染は拡散されるのでは?との懸念も湧いてきました。
まして高濃度汚染瓦礫や汚染車両、航空機などからの拡散は?と考えると恐怖におののくばかりです。
首都圏の皆さまは本当に大丈夫なのか?
情報の溢れる首都圏でしかも、最先端とも想えるIT企業の経営者でさえこの程度の認識なのだと愕然とし絶望感すら覚えています。
明日の検査結果次第では彼女にも受診を勧めます。
木下さまや読者の皆さまも最大級の防御をされますようにと祈って止みません。
この場をお借りして失礼致します。
震災瓦礫を焼却した際、放射能がどれくらい飛散するのか、ご存じの方がいらしたら教えて頂けないでしょうか?
色々と探したのですが見当たらなくて悩んでいます。
もしかしたら来春、主人の転勤先に引越しになるかもしれません。
その先が瓦礫受け入れ推進の苫小牧市。
隣の千歳市は拒否していますが苫小牧の焼却施設から20キロしか離れていません。
苫小牧からどれくらい離れたら大丈夫なのか…
一歳の子供がいるので不安です。
宜しくお願い致します。
木下様、発言が不適切でしたら削除してください。
もっともっとリスクについて大手メディアが報道してくれたらと切に思います。