「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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カルトはカルトと結合し、人は晩節を汚す

2009-09-06 12:03:28 | その他
きのう関係なく、クラッシックのコンサートチケットの
検索をネットでしていたら、
あるカルトの幹部で著名な芸能人の
クラッシックとのジョイントコンサートの記事をみつけました。
値段が高すぎるチケットと主催団体の奇妙な名前が気になり、
検索を続けました。
するとその団体の関連組織が
日本語に関しての啓蒙活動を続けていることが判明し、
その啓蒙活動を進めている組織のページを確認すると
数冊の本が推薦されていました。
一見、勉強方法の本に見えるその数冊の本は、
なぜか同じ外国人が著者でした。
この外国人はSF作家として名前が有名ですし
先ほどの芸能人関連カルトではありませんが、
もっと著名なカルトの創始者として有名な人物です。

つまり
SF作家が作った外国生まれの有名カルトと
その芸能人がいることで有名な日本のカルトが
コンサートというスタイルでジョイントしているということです。


実はこうしたカルト同士の連携は
進んでいると聞きます。

この前に僕が書いた
ミャンマーと北の親密さも似たようなものかもしれません。

さらに調べていくと
SF作家創始のカルトが
近年、東京で、従来とは異なるアプローチを行っていて
メディア露出を強めていたり
著名人や有力者を巻き込んでいる状況が判明しました。
政界の代議士たちに変わったアプローチをして
世間にも名前が知られたメディアプロデューサーや
旧ソ連の有名指揮者の貴重な日本公演録音をしていたことで
クラッシック業界でも知られ、超有名進学校の有力職員でもあった人が
関わっていることもわかりました。
この人々、二人とも最近亡くなっているのですが
少なくとも亡くなる数年前から
このカルトに取り込まれていることがわかります。

晩節というものの在り方を考えさせられる思いがします。