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里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

放棄畑はセイタカアワダチソウに占拠されてます

2020-11-02 12:18:05 | 晩秋

 里山は蛇草や猫じゃらしなんかのイネ科の草や スベリヒユ何かの草草が種をばら撒き終わって枯れてきました。この前まであんなに威勢を誇って 家の野菜共を覆い、被さって酷い目に遭わせていたんですが。

 今はこのセイタカアワダチソウとイヌタデが家の周りで最も威勢の良い草になりました。

 後を継いで畑をやってくれる人がいなくなった 所謂 放棄地は 人の背より高くなったこの草の天下です。

 花だけを取って見れば 黄色い奇麗な花の塊です。

 生えている辺りを完全に占拠するために 他の草が育たないような成分を株の根から出しているんだそうで、この草だけの 黄色い花畑?になってます。この成分はその内に自分達をも駆逐してしまうそうで この藪も後何年か経つと 他の草藪になっているかも知れません。

 ここへ来た時は こんな景色は無かったんです。仲間の爺ちゃん婆ちゃん達が手入れして綺麗にしてました。跡継ぎが有っても 畑をやらなかったり、跡継ぎが無かったりで このでも いくつもの畑がこうなってます。

 もう一つ 今を盛りと 土手をピンクに覆っているのが このイヌタデです。蛇草なんかより遅れて蔓延り出して 皆枯れてしまった今の時期 一斉に花穂を揚げてます。 

 家の屋敷の中でも 暫く草刈りして無かった藪が こいつの花穂一面になってしまいました。

 

 実はこいつに占拠された庭はあまりにもみっともないんで 急いで刈払い機を振り廻して退かしたところです。

 こんな辺鄙でもない 里山の村でも ここ十何年かの間に 秋の景色が変わってきてます。ずっと先では 山に還るんでしょうが、もう暫くは 長閑な田舎で在りたいもんです。

コメント (4)
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