里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

落花生を収穫

2015-11-07 11:35:34 | 日記
 落花生を収穫しました。今年は茹でて食べる用にとオオマサリにしたんです。大きな莢の豆で、去年までの千葉半立の倍近くはあります。大きい分、一本の株に成る莢の数は少ないんです。
 いつもは、株を抜いてから根を上に畑に立てて何日か置いて乾かします。今年は獣やカラスの収奪を躱せ切れないので、昼までに抜いて午後からは捥ぐことにしました。
 種は去年収穫しておいたのを蒔いたので、千葉半立がかなり混じってしまいました。少ないながら収穫袋に捥いだのを入れて持ってきたんですが、結構の重量です。
 こうして網の袋に入れて置けば、カラスに持って行かれないで干せます。
 
 獣やカラスの目に付き難いようにと、実が着き始めてからは草を取らないで藪状態にしてました。抜く時にはこの蔓延った蛇草なんかも抜きながらなんで 手間が倍以上掛かります。草を抜いておかなと、後で耕運機を入れる時、刃に絡みついて手に負えなくなるんです。
 遣られないように色々してましたが、やっぱりかなり遣られてしまいました。少ない数しか付かない大きな莢が盗られて、一個も着いてないんですから、抜いた時の😞加減は大変なもんです。ハクビシンと野ネズミの犯行です。全滅する前に抜き終えて、まあ良かったとすべきでしょうか、
 莢を捥いだ株は暫く放置して、乾いたら燃すことにします。捥いだ豆は一寸の間この収穫袋に入れたまま日に当てて干します。
 茹で落花生で食べるのを楽しみにしている皆に、いつもの様に送って上げます。その分くらいは残ってました。
 
 蚕豆の芽が出てきました。出たばかりの芽を悪戯するカラス除けのネットを持ち上げてきました。去年は蒔くのが遅くなって失敗したんで、周りの皆に負けずに蒔きました。
 家が作らせてもらっている畑の持ち主のYさんは下の村に家があります。そこの村では昔から蚕豆は作ってはならぬ!なんで、代わりに作ってやる事にしてます。
 今年は Yさんが作っている畑のじゃが芋を作った後に植える事にしました。Yさんは 掘り残したじゃが芋をぼちぼち掘って直売所へ出してるんです。豆が催促してますよと Yさんの芋堀の尻をたたき始めました。蚕豆は毎年新しい所へ植えてやる方が良いんです。他の豆類と同じ以上に嫌地がきついんです。
 今年は気を入れて種を採りました。焼酎の大五郎の大きいペットボトルに半分以上ありましたから、2百本位は苗が出来ます。 
 
 長芋を少し掘ってみました。種芋が小さかった所為で出来た芋は貧弱でした。種芋は畑の周りの藪からの山芋由来が殆どです。山芋が蔓を伸ばしてきて、零余子を畑に落とし、それが畑で育って2~3年で小さな芋が出来ます。それと去年食べた芋の元の部分を取って置いたのとです。その所為か、出来た芋は濃く、出汁で伸ばして食べてます。
 未だ掘ってない方には大きめの種芋が多かったので、大きな芋を期待してます。
 
 ラッキョウが花盛りです。貰い手が少ないので、作る量は年々少なくなってきました。
 涼しくなって葉を伸ばし、花の少ない今の時期に満開になりました。背は低いし花は小さいし、派手ではないんですが、結構目立ちます。
 家族の人数が少なくなって、漬物をする家は少なく、近所でもラッキョウを漬ける家は無くなりました。来年は多めに漬けて、配ってやろうか、
 
 ナメコの小さな頭が見えてきました。今度の雨でぞっくり出て来るんでしょう。この茸が出て来ると秋は終わり、冬です。
 
 子供の頃、半世紀以上前に比べれば、温かくはなってますが冬はやっぱり冬。窓の先の餌台のヒマワリの種を啄みに鶸が来ました。今年の冬はどうなんでしょうか、寒いのか、雪は来るのか。そう言えば、教えてくれるカマキリが本当に少なくなって、産み付けられた卵の塊を見なくなりました。
コメント
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