里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

神巫(かんなぎ)、村の夏を迎えるお祭り

2020-07-12 17:47:49 | 梅雨中

 今日は神巫(かんなぎ)でした。村の皆が総出で 早くから お宮の草刈り掃除をしました。昨日までの嵐みたいな吹き降りがおさまって 助かりました。

 役員達が 前の日から用意してくれた 麦飯と朝早くから仕込んでくれた韮の冷や汁が供され、皆で祝いました。

 

 炊いた麦飯に韮の冷や汁を掛けて 頂きます。生の韮を刻んで 冷たい水に味噌を溶いた汁に放った冷や汁。萱の茎の箸も作ってくれてます。

 村の皆は お供えの麦飯冷や汁を頂いて、酷暑の夏を無事乗り切るよう 神に祈りました。

 梅雨は半ば、居間の前の桔梗が咲きました。涼し気な紫です。梅雨の湿った空気が良く合います。一足先に 秋を呼んでいるようです。

 

 昨日の夕方、夕立の遠雷を押し退けるように 頭の上の木立から澄んだヒグラシの声が降ってきました。このジメジメもあと少しの辛抱でしょうか、

 下の田圃の稲が 白っぽくなってたんで、見たらもう穂が出てます。村のお盆の前に 早い分は 稲刈りが始まるんじゃないでしょうか。 

 

 畑の草と格闘している内に 夏はすぐそこに 来ているみたいです。

 それにしても 良く降ります。家の屋根の葺き替えが進みません。晴れたと 屋根に上がったら また降って来る、仕事に成んない、と 前の家のあんちゃんが嘆いてます。

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