里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

風蘭が咲いてます

2024-07-01 14:37:07 | 梅雨中

 じめっと 蒸し暑い日が続いてます。畑に下した苗共は皆 良く着いて、良い塩梅なんですが 風呂場に放り込まれたような ジメジメ加減には閉口です。

 このじめっとしたのを 忘れさせてくれるように 風蘭が ほのかな香りで咲いてくれてます。

 

 随分前、50年にもなりますか、伊勢に半年居た時に 神宮さんの裏山で枯れ枝に着いて 落ちててのを拾って来たのが 毎年この時季咲いてくれ続けてます。

 増えると分けて上げてます。この間も隣へ引っ越してきた方に 一鉢持って行ってもらいました。それでも未だ 数鉢残って咲いてくれてます。

 こいつの為なら 庭木に着けて、好きなように根っ子を伸ばし放題にさせてやるのが良いんでしょう。が 村でも庭木を 高く伸ばしている仲間は少なくなりました。今はKさんの庭木に着いたのだけになりました。家の樹は 何時まで生き残って居れるか 私が居る間だけだろうと思うと、やっぱ 鉢で生き続けてもらおうかと 考えてしまいます。

 年老いて 先が見える様になると 木を植えるのも、動物を飼うのも 二の足を踏むようになります。その時は残ったものが 何とかすると割り切らなくてはいかんのでしょうが、うじうじしてます。

 梅雨に合いそうな 真っ白い木槿も咲き出しました。大きな花で 気に入ってます。冬に切り詰めたんで 咲き出すのが遅れて今になりました。

 

 居付いた虫共は この葉っぱも花も好きなようで ボロボロにされます。

 もう一つ 良い香りの白い花、梔子です。こっちも虫に好かれて 大きな株になった 半分の枝は 坊主にされました。スズメガの大きな幼虫、青虫に食い尽くされました。

 

 半分の枝は 何とか虫を見つけてはやっつけ 助けた結果の開花です。花を切って来てコップに挿して置くと 花弁が萎れても 良い香りは続きます。

 ギボウシも 大きくなった株から 何本かの花茎を上げてきてます。上がって来たばっかの 花茎は 所謂 擬宝珠、この写真はピントが合ってませんが、形は判って貰えると思います。

 

 擬宝珠は伸びて水色の花が出て来ますが これも涼し気で良いもんです。

 ソテツが2度目の芽吹き?です。春遅く伸ばした 新しい葉っぱが揃った真ん中から吹いてきました。今年の蒸し暑さで 故郷を思い出したんでしょうか?

 

  大きな親の株元から 沢山の子株も出てきてます。この辺迄熱帯になるんでしょうかね、

 去年 採り損ねたブルーベリーが膨らんで 早いのは 色付き始めました。ヒヨに啄まれ、食い尽くされないようにネットを張らねばならんようです。今年は幾瓶か ジャムにする位は 収穫します、する積りです。

 

 この湿り続きで 草共の勢いの凄まじい事!手前は刈り払い機で刈った部分、この間刈り払ったばっかの筈の庭の一部です。先の草の厚み、隙間なく生え集まった草、草、暫くは死闘が続きそうです。

 

 庭だから 歩き難い、露や雨で足元が濡れる、無精してるようでみっともない!で済みます。が 畑はそうはいきません。蔓を伸ばしてのさばる さつま芋さえ 草は埋めてしまい 蔓が伸びない状態です。

 今年こそは!と落花生の草を やっと退かしました。去年は草に埋まって畝の半分は 駄目にしました。まだまだ気は抜けません。

 ナスもトマトも 畝の草は退かしましたが 通り道の蛇草なんかが 畝に伸び出して来ます。こいつ等は畝に入ると 立ち上がってナスと言わず 作物何でも覆ってしまう勢い、その勢いはこの湿りと暑さの所為、

 こっちは汗だくで動きが鈍るのに 相手は伸びに勢いがつく、勝ち目なし?

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (kinntilyann)
2024-07-01 19:03:11
はじめまして。

驚きました!
50年ですか!!
しかも増えている!!!
本当にその場所の菌と相性がよいのですね。
「こいつのためなら」
という言葉に、なんかちょっと涙出そうになったりなんかしました。

失礼いたしました。
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風蘭が咲いてます (naberinaberi)
2024-07-02 17:49:48
>kinntilyann さんへ
>はじめまして。... への返信
コメント有難う御座います。この風蘭、本当に50年以上良く頑張ってくれてます。実は日本の野山に自生してるんで、出来るだけ普通に 自然に付き合ってやれば 元気にしてくれてます。日本のこんな可愛い奴等が、優しい自然が、皆に可愛がられれ続けられれば良いですね。もし こんな風蘭でも可愛がって頂けるなら分けますよ。
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