里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

棚田は刈入れ終わり

2016-09-03 17:32:29 | 日記
 先週は急に思い立って 福島の温泉へ行ってました。山の中の所謂 秘湯で夏バテを癒す積りで。さすがに山の中、緑が厚く 人はその内に皆取り込まれるんじゃないかと思わせられました。いつ熊が出て来ても おかしくないようでした。

 その1週間で 下の棚田は殆ど刈り終えてました。お盆の後 はっきりしない天気が続き、田圃が乾かず、倒れ始めた稲もあり 皆は気が気じゃなかったようです。濡れた穂のモミが芽を出すんじゃないかと。
 今週初めから 乾燥器が空くのを待って 収穫に励んだようです。田圃に残っているのは 餅米位になりました。
 
 田圃が終わって 村はすっかり秋景色になりました。道の傍や畑や屋敷の土手の草藪は 日が落ちると秋の虫が一斉に鳴きだします。マツムシの良く通るチンチロリン、灌木にはアオマツムシが良い声なんですが 煩い位大きく鳴き立ててます。

 居間の前のシュウメイギクが咲きました。クツワムシの住処になる大藪になってます。あんまりのさばるんで 随分抜いたんですが抑え切れませんでした。花は優しい 可憐と言える位なんですが、株の逞しい事。
 
 前の家のMさんに貰った ベラドンナリリー、夏の終わりに 花茎だけ いきなり突き出して咲いてくれるんです。福島に行っている間に 咲き出して最後の方の花に間に合いました。秋の盛りの始まりです。

 山椒の実が朱くなりました。キジバトが来て啄んでいます。朱い皮毎食べていきます。皮は辛いと言うよりは 痺れます。試しに1粒噛んでみましたが 口が痺れて かなりの間感じが無くなってました。鳩は痺れないんですかね?
 もう暫く経つと朱い皮が弾けて 黒い艶の有る種が出て来ます。そうなると 色んな小鳥が来て啄みます。メジロまで食べに来ます。種は全く辛くも無いし 痺れることもありません。種の黒い皮の中は 透き通った感じの脂身です。
 
 庭の困った雑草、秋になると他のが勢いを無くすのに、この時期特に蔓延ってどうしようもない奴が この 狐の孫です。何でこんな名前が付けられたか 判りませんが、道草の中で こいつの名前はすぐ覚えました。
 
 秋が深くなって 冬野菜の仕込みに取り掛かりました。畑では草ボーボーにしていた所の草を刈り払い、退かします。畝の分 溝を掘って刈った草の乾いた奴を放り込み 肥料を入れて埋め戻します。こうすれば 大根でも白菜でも作れます。
 大根や菜っ葉類、ニンジン等は作った畝に直に蒔きます。白菜やキャベツ、ブロッコリー、玉葱等は 苗を作り 畝に植え付けます。ベランダでは 第1陣の白菜とブロッコリーが幼い苗に成って来てます。
  
 早生の玉葱ももう少しで植えられそうです。

 裏の栗は殆ど落ちました。毎朝拾ってますが 蚊が酷くて拾ってられません。栗の毬に蚊が集まっています。それが拾いに来る人に集中攻撃して来るんです。ぼちぼち拾って 15キロ余りにもなりましたか。秋の便りとして 分けて上げようと思います。
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