里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

草共は秋の支度追い込み、紫蘇は穂の装い

2023-10-01 13:11:26 | 

 この処の暑さと湿っぽさで 草共の勢いが加速されてます。子孫を大量に残すべく物凄い勢いで茎を伸ばし、沢山の穂を更にその先に掲げてます。蛇草に藜、風草や猫じゃらし迄。

 紫蘇はすっかり穂紫蘇になり、軟らかく良い香りだった葉は 穂の方に養分を送って小さいのしか出て来ません。草共の秋は深まったようです。

 穂紫蘇は少し扱いて 漬けました。秋の味を暫くは楽しませてもらいます。

 手が回らないで 半分草に占領された落花生です。占拠してきた草共は 来年も栄えようと、せっせと種の着いた穂を伸ばしてます。

 

 前にここを作っていた M婆ちゃんが 草は種を落とさせちゃなんね!とよく言ってましたが その通り、これでは 来年も草に蹂躙されます。

 庭の柊に こんなのがぶら下がってました。黄カラスウリです。こいつに入り込まれると 蔓を伸ばし葉で樹を覆ってしまい 始末に負えなくなります。見つけ次第抜いてたんですが やっぱり 取り切れなくてこの始末。株元には芋が残り、この実からは種が広がってしまい 煩い事です。株元の芋を掘り出し、実と一緒に焼いて処分します。

 

 畑には夏野菜の残党が未だ頑張ってます。この花は冬瓜です。大きな実が 霜が來る頃まで有ります。瓜類を特に酷く痛めつけて来た ウリバエが未だこんなに 作物を食い荒らしてます。今年の暑さがこの虫を勢い付けたようで いろんな作物が痛い目に遭わされました。

 捕殺するにも 飛んで逃げるんで 手に負えません。薬はあんまり使いたくないんで、ネットを掛けたりしてますが、大きくなる株ではそれも無理、お手上げです。

 お茶の花が咲いてきました。先代の爺ちゃん婆ちゃん達迄は 茶摘みを遣ってんですが、今はそれが 垣根になって残ってます。

 花は咲き始めたばかりですが、蕾がいっぱい、それに実も一杯成ってます。

 

 いつもは 茶の花は 寒くなって見たように思いますが、植物はもう秋が進んだと 感じてるようです。

 猪は今日も 車で通った道の横断歩道を歩いてました。村のお寺には アライグマに遣られた穴を塞ぎ 荒らされたところを手当てする業者が 今朝、来てました。

 相変わらずの被害続きです。耕作放棄してる畑に 設置してる大きな箱罠です。

 

 何頭か 捕まった罠です。が 敵は1回に何頭も子供を産むんで、少々の捕獲では追いつきません。人が捕って食うのが一番の策なんでしょうが 猟師が居ないんでは そうもいかず、人の方が逃げ出す他無いようです。

 ふあっと 香った気がして 覗いたら、金木犀の一番目が咲いてました。

 

 枝が黄金色に飾られるのは もう少し先になりますが、秋が確実に進んで来てるようです。

 いつもはもっと前に咲いていた 台湾蘭の素心が咲きました。もう何十年も前に 台湾へ行っていた頃 持って帰って以来、毎年 夏の終わりに咲いてきました。

 その頃お世話になった人達は 思い出の中だけになってしまいました。が、この花は 懐かく思い起こさせてくれます。

 良い香りで頑張ってくれてます。

 畑は1回目の大根と白菜が どうにか虫共の攻撃を逃れて 育ってきました。来週は 菜っ葉類を蒔いて、豆類の畑の準備に掛かろうと思ってます。


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