里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

山が動く季節に

2016-04-16 14:53:14 | 日記
 熊本に大地震、が報じられて心配です。これ以上大きな揺れが来ない様、震災の被害が酷くならない様 願ってます。

 ここへ上がって来る道沿いの山が薄緑に膨らんできました。山が芽吹いて動きだしました。

 道の下の田圃に水が入りました。棚田の下の方の1枚にはもう早苗が植えられてました。
 水が入った棚田からは ケロコロとカエルの大合唱が聞こえてきます。周りの芽吹きの景色にとっても良く合います。

 カエルの声といえば、五井とか袖ケ浦とかの平地の方の田圃にも水が入り 田植えも始まってますが、そっちの田圃からは聞こえてきません。カエルも住めないような田圃になったんでしょうか、心配です。

 家の前庭、山との境の大樟は若葉に衣替えです。ピッカピカの若葉があふれだして、冬を耐えて来た古い葉っぱを振るい落としてます。風が無くても ぱらぱら飛んできます。
 玄関の前に停めた車のフロント、ワイパーのところに溜まってしまいました。

 山椒も若葉が伸びてきて、花が咲き出しました。若葉は掘ったばかりを料理した筍に重宝します、良い香りなんです。
 家には、前の庭の角に 雄と雌の木を対で植えてあります。随分大きくなりました。対になってますので 雌雄の花の見分け方を教えて上げるのに便利です。よく 植えたんだけど実が成らない、花は咲くのに、と言う人には。
 男木の花は黄色い花粉を先にのせた雄蕊で小さいけど目立ちます、こっちは実にならない。

 雌花は雌蕊でひっそり目立たない、こっちが実になる。

 ブルーベリーも花が咲きました。一杯 実になって欲しい。

 同じ仲間でも こっちは随分派手な花、ツツジも咲きました。周りの皆のところは 丸くや 壁の様に方形に手を掛けて 奇麗に刈り込んでますから 一層見事です。家のは伸び放題ですが それでも花は綺麗です。 

 裏口に居付いた 勿忘草です。この春も小さいけど端正な形で 独特の青紫の花を見せてくれました。

 周りは春が行って 初夏を迎える時期にかかってきました。新芽が出かかる今頃は 緑色の競演です。赤っぽいのや黄色いの、生まれ育っていく力強い勢いを浴びて また1年頑張れそうです。

 家に来る獣は 相変わらず果物の見極めが確りしているようです。樹一杯に成った金柑は 甘く成った途端、見事に無くなりました。半分に切ってやっても 手を付けなかった夏蜜柑、今週来てみたら この通り。食べごろになったようです。 


 畑は じゃが芋の土寄せ、蚕豆の土寄せ。里芋の植え付け。芽が出て来た 隠元に手、ニンジンや蕪、大根の間引き。枝豆にも土寄せ。そろそろトウモロコシを蒔いて、生姜も植え付けなければ。トマトの後は南瓜に冬瓜、オクラもポットに出て来てるしネギも下さねば、忙しい忙しい、
 それにしても 草の勢いの凄い事、作物が埋まってしまう前に退かしてやらねばならぬ。こいつらは遠慮と言うことを知らぬ、所構わず 来て欲しくない所に必ず出てきて蔓延る、屈み仕事を増やしてくれる、まったく困ったもんだ、
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