里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

秋らしくなりました

2022-10-16 14:14:48 | 

 今朝は久しぶりの朝日で起こされました。すっかり秋めいてきた周りの藪は昨日の雨を葉っぱに溜めて 朝日にきらきら、

 裏の際の竹藪や山藪です。孟宗の幹は黄色っぽく、雑木の葉は枯れ色になる前の汚れた緑です。

 早くからガラやメジロが忙しなく鳴き交わして動き回ってます。春に孵った若鳥も交じって群れて来てます。奥の方でカケスが騒いでます。ヒヨは少なくなった柿に集って煩いこと、他の鳥共も晴れたんで 出てきたみたいです。

 

 前庭も藪は同じように 秋色になって来ました。前庭を占拠しているウコンは葉の先が弱って枯れ色に、咲き続けた花も天辺に咲き上がって もうおしまいです。

 

 土手際の枇杷は 花盛り、と言っても地味ですが。暑さにかまけて切らなかったんで 伸び放題の枝先一杯に花を着けてます。

 

 藪椿は蕾が一杯です。こいつも伸び過ぎて 切ってくれ、と言われてますが 未だ手が回りません。

 土手上の杉や他の樹に登り茂ったアケビやなんかの蔓藪です。良く見ると アケビがぶら下がってるのが分るんですが、ジャングルになってます。

 この蔓の葉も赤や黄色が混じった秋の色に変わって来てます。寂しくなる前の足掻きに思えます。

 畑は今年も落花生が獣に穿られて 種だけでも採れれば良いかな、の状況です。電気柵も効果が薄れたみたい。来年はもっと強力な奴に変えてみようかと思ってます。

 暑いのに惑わされて白菜やキャベツの種蒔き、苗作りが遅れてしまいました。大失敗、でもあの暑さ続きでは仕方なかったか と言い訳してます。

 蚕豆を蒔きました。カラス除けの真っ赤な薬に塗しました。種はかなりゾウムシにやられて 穴開きになってましたが 沢山採って置いたんで間に合いました。

 来週は豌豆を2種蒔いて 玉葱を植え始めます。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年は金木犀が咲き急いでるよう

2022-09-30 18:55:23 | 

 里山の家は 金木犀の香りで咽そうです。いつもは もう少し早い時期に1回軽く咲いてほのかに香り、秋が深まって2回目の開花で しっかり香った筈です。今年は1回目で 満開になったみたいで、花房が大きく 香りを振り撒いてます。

 1回目の開花に気付かなかったか、いずれにしても これで全部咲き切ってしまいそうです。

 庭には3本、1本は大木で裏にでんと居て、居間の近くに2本 茂ってます。他の灌木を覆ってしまうんで 切りまくってますがすぐ藪になってます。

 秋が進むにつれ 藪にした紫蘇は穂を伸ばして 大藪です。もう 簡単には引っこ抜けません。灌木みたいになってます。

 扱いて漬物にする気は失せますた。

 

 猪小槌、本当に困ったさんです。夏初めまでは こいつの株は見つけ次第退かすようにしてるんですが、一寸目を離した隙に蔓延って くっ付く種をびっしり枝に付け、近づくものを待ってます。

 

 くっ付く種は 運ばせて そこら中に生え出してきて 太い茎の株になって本当に困った事になります。

 

 一見 可愛げに見える花を着ける こいつも困ったさんです。この時季に急に藪化し、おびただしい花穂を密集させてきます。キツネノマゴ(狐の孫)と言う変な名前です。花は小さいですが よく見ると可愛いんです。が 退かすのは大仕事になります。

 畑は大根の1回目が径1寸ばかりになり、その後に蒔いた大根2回目、他の菜っ葉が出揃ってきました。未だ 虫共が食い盛ってるんで 心配です。

夏の瓜類、南瓜や冬瓜がごろごろ転がってます。傷む前に拾います。胡瓜は2回目も終わり 抜いて、手も外しました。唐辛子類やトマトにナス等は未だ暫くなり続けそう。

 大豆類は莢が見えてきました。カメムシ類の攻勢をどう躱すか、無農薬農薬の出番です。カメムシ類に刺されると 豆が腐ってダメになります。   

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の椎茸が出始め 寒くなりました

2021-11-01 14:45:50 | 

 送って貰った去年のブログの先週の記事に 椎茸が出始めたとあったんで、裏藪の伏せ場に来てみました。一昨年の台風で折られた栗の枝に 菌を植えて榾木にしたのに こんなに出てました。

 

 15号台風で酷い目に遭った中で ほんの少しの恵みかな、

 コナラの榾木の方は 未だ芽が出始めたところです。

 栗の方は見た所 ボロボロになって来ていて、半分諦めていました。捨てないで良かった。本命のコナラやクヌギの榾木の方は 去年より少し遅れてます。

 モッテ菊が満開になりました。未だ蕾が有るんで 楽しみは続きそうです。

 

 黄色が強い方の花も 満開です。

 貰った時 この3種類をごちゃ混ぜにしてしまったんで、畝に一色田になってました。今度は確りラベルを付けて、分けて作る事にします。

 オオマサリの収穫を終わりました。ざっと洗って泥を落とし 干しました。カラスが待ってましたんで 大きなネットを掛けて防いでます。

 

 Kさんがヤム芋を掘ってたんで、掘り損なって割ってしまった奴を貰ってきました。今年は育ちが良かったようです。それに 寄る年波で Kさんも 深く掘る根気が無くなって来たみたいです。

 

 割れていたって 良い芋なんで 美味そうです。色々使えます。

 

 2回目の白菜を植えた畝に 大きな足跡が深く踏み込んでました。隣の さつま芋の畝へ向かってます。猪が遂に 家の畑にまで出て来ました。

 

 さつま芋を食い荒らしていきました。先週の雨の前に入り込んだようです。

 零れ種が育った落花生も この有様です。電気柵で囲った方には入り込んで来こなかったんで、 この株も大丈夫と思ってたんですが、敵は見逃してくれませんでした。

 

 Yさんに見て貰って 更に侵入が続く様なら、ぐるっと柵を巡らせる。市の方へ申請すれば 資材の支給は得られる事も有るとの事。畑の仲間と相談して申請を考えようと言う事に。柵を張るのは 畑の持ち主なんで その時は勤労奉仕をすることを約束しました。

 鹿も下まで来ているようで、食害で 畑をやる人が益々少なく成りそうです。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

挿し木した木槿が咲きました

2021-10-09 10:18:57 | 

 金木犀の花が 葉っぱの脇から湧き上がる様に 盛り上がって咲いてます。今年は 花着きが特別多く 2度目の今は甘い香りで包まれてます。

 あんまり花なんかに話のいく事の無い 村の仲間が、今年は 金木犀が2度も咲いてる、と何かおかしくなって来てないかい?と言い出して来る位です。日当たりが良く 先に咲いた木の下は赤みがかった黄色の花が厚く撒いたように散り敷いてます。

 居間の前に 春に下した 木槿が 何倍にも伸びて蕾を着け、真っ白な大きい花弁を開いてくれました。

 

 ここは来た時に植えた 秋明菊が蔓延って隙間もない藪になってしまったんで、殆ど掘り除きました。隅に取り残したのが 今 花盛りになってますが その倍にもなる真っ白い花で、植えた本人が 魂消てます。

 隣の Oさんが 土手上の杉に登り付いたアケビを採ってくれてました。今年は小鳥なんかに食われる前に取れて良かった、大きいのがいくつも採れた と喜んでくれました。

 裏の柿が甘くなって、ヒヨなんかや 獣も来ているようで、食い残しが 木の下に食い散らかしてあります。

 虫が付いたか 早くに熟んで軟らかくなったのは 半分啄まれて木に残ってます。メジロには格好のご馳走ですが 何倍も大きいヒヨが意地悪で メジロが来ると追っ払うんで 気の毒です。

 畑は冬野菜を蒔いてます。大草にしてしまった跡片付け、相変わらず 泥縄をやってます。畝にする分を 掘り起こし、枯草を放り込み鶏糞をその上に撒いて 埋め戻し の 畝作りですが はかのいかない事、1日に2畝行けば良い方です。来週は 白菜やキャベツとレタスの2回目の苗を 下すんで、何としてもと頑張りました。

 大豆の莢が膨らんで 枝豆で食えそうです。

 落花生は早くに成った莢は豆が確りして来ましたが 未だ豆が出来てない莢が多く、もう少し置いてから抜きます。電気柵に頑張ってもらいたいもんです。

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山椒の実が弾けました

2021-09-26 15:10:43 | 

 柿の実が色付いてきました。木の下に齧りかけの実が落ちてます。未だ 獣でも投げ出したくなる程 渋かったようです。

 入って来る小道の山椒の実が色付いて 割れてきました。赤茶けた皮が弾けて 黒い種が見えてます。この黒く硬い種は辛くも痺れる事も無く中身は白い脂身です。小鳥が集まって 啄んでいきます。メジロもこの種には集まって来て啄みます。

 

 畑では 食用の菊、カキノモトが咲き始め、今朝 初物を摘んできました。子供の頃から 秋のご馳走として食べて来たんで、食える菊は紫色の花なんだと思ってました。後になって 殆どの菊の花は食えると知りました。 

 

 菊の花の酢物は 前までは秋刀魚と一緒に 秋のご馳走でした。が 今年も脂ののった秋刀魚は来ないようなんで 菊だけで我慢かな、

 同じ紫の食用菊 モッテノホカは未だ先になります。こっちの花は 花弁は同じように筒になってますが 花は一回り大きく成ります。

 畑仕事は、暑い間 手を抜いていたんで 大草にしてしまった後始末の草退かしが急務です。白菜やキャベツの苗が待ってますし、小松菜なんかの菜っ葉類に大根も2回目を蒔かなきゃなんないし、畝作りを急がねばならないんです。

 草を退かした所から 順次溝を掘って刈って乾いた草を放り込み 肥料を入れて 埋め戻し畝にします。

 

 力仕事になるんで 足も手も腰も悲鳴を上げてます。が 前に下した 白菜やキャベツが育ってるのが力になります。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする