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西日本縦断3000キロの旅・・・⑥ 伊万里 鍋島焼

2011-05-16 11:11:11 | 
結局6泊してしまった鉄輪温泉を後にして伊万里へ向かった。

当初の予定は、鉄輪で4泊してから阿蘇へ行きテントでキャンプしながら、
阿蘇の山と、星空を楽しんでから伊万里へ向かおうと考えていたのだが、
阿蘇の予定日に雨が降ったので、変更した。


高速道を武雄まで走り、降りてから40~50分、伊万里の鍋島焼の里に着いた。



この里そのものは、まさに時の城主が門外不出で守った陶芸の技術の里らしく
こじんまりとして落ち着いた佇まいの里だったが、有田、伊万里からも近く
この時期、有田で開催されていた陶器市とも重なって、小雨日和にもかかわらずそれなりの人が出ていた。



この鍋島は、当時は登り窯で焼いていたらしく、その遺構も残っていたが、
現在は恐らくガスで焼いているのではないだろうか。

さすがに人気の場所らしく、一軒一軒の構えも立派だし、お値段もそれなりのものだった。

中でも「お庭焼」と称している店に展示してあった品々は、素晴らしいの一言に尽きた。
あの店にあった小鉢が欲しい。。。


元々、鍋島焼は時の領主の屋敷内で使うものであり、その技術の高さで、
贈り物や献上品となった。
そのため一般には出回ることがなく、明治以降、外に出てはいったが、その数は
当然ながら少ない。
前述のお庭焼の店は、現在も途絶えることのない正当な鍋島焼の技術を伝承する店として、
我こそ鍋島と称しておられる。
しかしながら、本当に見事だった。


ある店のショールームにあった一式


好き嫌いは別にしても、美しい


街中に残る煙突


清正公を祀った神社と大楠木


街外れから街中を見る


ドント塀と呼ばれる、窯に使ったレンガを使って作られた塀と供養塔か・・・



一般に伊万里焼とは、この殿様の鍋島焼と庶民の伊万里焼が伊万里港から出荷されたので総称として呼ばれる。

有田は、その伊万里焼を扱う商人の街なんじゃあないのかなあ・・・

明日は有田の陶器市だ。

7時になったら出かけるぞ、買うぞ・・・

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