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高桐院・・・細川三斎

2014-01-28 13:50:28 | 京都
高桐院


アプローチの向こうに


門がある


入ると正面に

何でもない空間があり

右手に伸びる

通路を渡ってゆく

傍らには

恐らくご住職の住まわれる住居への枝折り戸が何気なく作られていた

後に作られたものだろうが、トイレへの待合も風情があっていい


客殿の前には何でもない、ほんとに何でもない空間が広がる


客殿の床の間


客殿から書院に向かって


手水鉢

朝鮮の王城の礎石を持ち帰ったと言われるもの

客殿から書院周辺の庭
 



庭先から書院に上がる
 



この書院は利休の邸宅を移築したもの



書院の奥にある庫裡「松向軒」へ
  

 

この松向軒は三斎によって建てられた



庭先から見ると
 



この佇まいが何とも言えず居心地がいい

連子窓から中を除く
 

 

今日は貴方が主人公・・・そんな意味なのだろうか、、、

茶室には珍しい黒壁が重厚で落ち着いた空気感を醸し出す



西側の庭のはずれに三斎とガラシャの墓石と言われる灯篭がある
  

この灯篭は


利休と秀吉の確執の象徴とも言えるものなのだが、歴史上の本物がこんなにも身近にあることが信じられない



墓地の門前には

釣瓶のかかった井戸がある

何もかもが手を加えることなく、あるがままにそこにある感じがする。



戻って客殿の茶室


その裏の水場


客殿の南庭
 
江戸時代の作庭とか


庭の片隅に
 
竹林がある


今回の京都は、本当に時期に恵まれた。
ほとんど人のいない静かな空間を思う存分味わうことができた。

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