先週、行ってきました。
描かれている四文字は「乾坤無妙」
20代の初めに出会ってから、棟方志功の版画には惹きつけられるものがあった。
倉敷の大原美術館には棟方志功の作品と棟方志功が影響を受けたと言われる、民芸運動の濱田庄司や河井寛次郎の陶器がある。
陶器好きのアタシには好きな場所だ。
遠い場所なのだが、20代には各駅停車を使って2,3度通った覚えがある。
22のころ、自分でカウンターバーを設計したことがある。
その時、その店に合う食器を揃えたくて益子に何度か通い、すべての食器を益子で揃えた。
そのころ、益子で濱田庄司やバーナードリーチを知り、やがてそれが倉敷へと繋がった。
もともと棟方志功は油絵を描いていたのだが、やがて板画に捕まり、国際ビエンナーレでグランプリを受賞するまでになった。
国内よりも海外での評価の方が高い人でもある。
仏教への造詣も深く、倉敷にあるものはそういう板画が多い。
「菩薩、菩薩、我こそ菩薩、観世音菩薩」
棟方志功の板画に描いてあるこの言葉は忘れられない。
そんな棟方志功なのだが、倉敷以外でどこの美術館が収集展示しているのかを知らなかった。
今回の画展も、恐らくアタシの知っているものの系統だろうと思っていったのだが・・・・・・・
頭をひっぱたかれた。
展示品の中には二菩薩と十大弟子のように知っているものもあったが、それを含めて2、3点だけだった。
あとの作品のほとんどが、棟方志功のパトロンでもあった京都の出版社の経営者である山口邸の板戸や襖などに
描かれたものだった。
油絵、水彩画、墨絵、墨書、板画とどれもが猛烈な迫力で迫ってくる。
板戸などに描かれたものは、建具が吊られた状態で書いてある。
墨が垂れているのだ。
下書きもなにもない。自身の思いをぶつけた作品の持つ迫力に圧倒された。
そして、この作品のほとんどが三重県菰野にあるパラミタミュージアムの所蔵となっていた。
展示巡回で留守も多いのだろうが、今度はこのミュージアムで見てみたい。
わき道にそれるが、司馬遼太郎の「街道をゆく」と言うシリーズをご存じの方も多いと思う。
この本の挿絵を描いていた須田刻太と言う人が居る。
何故だかはわからないが、アタシはこの人と棟方志功が重なって仕方がない。
帰り道、日本橋でカレーを食べた。
別にどうってことない話で、この冬空に汗をいっぱい掻いちゃったってこと。
っで、神田まで歩いて、今度は水道橋に向かう。
目的地は後楽園球場。
野球じゃなくて、、、
タイトルはテーブルウエア・フェスティバルだけど、要するに全国の食器が一堂に会するのだ。
その土地に行かずとも、この日、ここに来れば全国の陶磁器が見ることができる。
19時閉場なのだが、追い出される感じでぎりぎりまで見て回った。
今年はここで見つけた山形の青龍窯に行ってみたい・・・な。。。
描かれている四文字は「乾坤無妙」
20代の初めに出会ってから、棟方志功の版画には惹きつけられるものがあった。
倉敷の大原美術館には棟方志功の作品と棟方志功が影響を受けたと言われる、民芸運動の濱田庄司や河井寛次郎の陶器がある。
陶器好きのアタシには好きな場所だ。
遠い場所なのだが、20代には各駅停車を使って2,3度通った覚えがある。
22のころ、自分でカウンターバーを設計したことがある。
その時、その店に合う食器を揃えたくて益子に何度か通い、すべての食器を益子で揃えた。
そのころ、益子で濱田庄司やバーナードリーチを知り、やがてそれが倉敷へと繋がった。
もともと棟方志功は油絵を描いていたのだが、やがて板画に捕まり、国際ビエンナーレでグランプリを受賞するまでになった。
国内よりも海外での評価の方が高い人でもある。
仏教への造詣も深く、倉敷にあるものはそういう板画が多い。
「菩薩、菩薩、我こそ菩薩、観世音菩薩」
棟方志功の板画に描いてあるこの言葉は忘れられない。
そんな棟方志功なのだが、倉敷以外でどこの美術館が収集展示しているのかを知らなかった。
今回の画展も、恐らくアタシの知っているものの系統だろうと思っていったのだが・・・・・・・
頭をひっぱたかれた。
展示品の中には二菩薩と十大弟子のように知っているものもあったが、それを含めて2、3点だけだった。
あとの作品のほとんどが、棟方志功のパトロンでもあった京都の出版社の経営者である山口邸の板戸や襖などに
描かれたものだった。
油絵、水彩画、墨絵、墨書、板画とどれもが猛烈な迫力で迫ってくる。
板戸などに描かれたものは、建具が吊られた状態で書いてある。
墨が垂れているのだ。
下書きもなにもない。自身の思いをぶつけた作品の持つ迫力に圧倒された。
そして、この作品のほとんどが三重県菰野にあるパラミタミュージアムの所蔵となっていた。
展示巡回で留守も多いのだろうが、今度はこのミュージアムで見てみたい。
わき道にそれるが、司馬遼太郎の「街道をゆく」と言うシリーズをご存じの方も多いと思う。
この本の挿絵を描いていた須田刻太と言う人が居る。
何故だかはわからないが、アタシはこの人と棟方志功が重なって仕方がない。
帰り道、日本橋でカレーを食べた。
別にどうってことない話で、この冬空に汗をいっぱい掻いちゃったってこと。
っで、神田まで歩いて、今度は水道橋に向かう。
目的地は後楽園球場。
野球じゃなくて、、、
タイトルはテーブルウエア・フェスティバルだけど、要するに全国の食器が一堂に会するのだ。
その土地に行かずとも、この日、ここに来れば全国の陶磁器が見ることができる。
19時閉場なのだが、追い出される感じでぎりぎりまで見て回った。
今年はここで見つけた山形の青龍窯に行ってみたい・・・な。。。
平清水焼、、、そうなんです、その窯なんっすよ。
今年一緒に行きませんか?
窯元、温泉、山の三部構成で。。。
賢パパが学生時代を過ごした大学の学生寮のすぐそばにあったんですよ。
平清水焼き・・・懐かしいっす!