malのあっちこっちブログ

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気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

沢・・・2週連続

2013-07-09 23:04:43 | 
先週訓練で行った沢が気に入ったので、今週は相方を誘ってまた行ってきました。

          先週は訓練も含めて3時間弱だったので、遡行そのものは2時間強と踏んだ。

                    帰路も林道で20分強、奥多摩から30分ほど奥に入るので少し遠いけど涼むには手頃だろうと思った。


                    この日は中央高速を上野原まで行き、そこから小菅に向かって走ったのだが1時間50分で着いた。

                    このくらいなら、なんとなく我慢できる。




さて、この沢なのだが、奥まで詰めると大菩薩に行き着く。

          途中に大きな支沢が2本入るのだが、最初の支沢までの遡行とした。

                 ここまでには滝もなく、ゴルジュ(岸壁に囲まれた谷の意味)ばかり、適度な緊張と沢らしさもあって初心者を連れてゆくのには、

                           危険もなく丁度良い。






第一G(ゴルジュ)
ここは右岸(向かって左)の岩先を乗越すか水際をへつる(岩に体を密着させて、微かな足がかりを頼りに進むこと)

          
          第二のゴルジュ
          ここは右岸を小さく巻くか、水中を突破する。この日の水深はアタシの腰ほど。

                    
                    第三のゴルジュ
                    左岸の水中突破。水深はアタシの腿程度。

                              
                              第四のゴルジュ
                              ここは右岸のヘツリ

                                       
                                       第五のゴルジュ
                                       ここは左岸のヘツリ。但し、両岸とも小さく巻ける。

                                       
                                       第六のゴルジュ
                                       ここは問題なし。

                              
                              第七のゴルジュ
                              左岸を小さく巻く。

                     
                     第八のゴルジュ
                     ここは水中突破。

          
          第九のゴルジュ
          左岸をヘツリ。


第十のゴルジュ
ここが核心部。右岸の中断をヘツリながら進むことになる。

もっとも、落ちても飛び込むように落ちれば恐らく怪我はしない。でも倒れるように落ちると、沢幅が狭いので対岸にぶつかる可能性がある。

高さ的には2~3m程なのだが、目線はそれよりも上になるので高度感はある。

大丈夫と分かっていても、人は落ちたくないので必死になる。必死になると体が硬くなって、なんてことないものがきわめて難しいものになったりする。

「ロープを張ろうか?」「いや、大丈夫だと思う」と言う会話でノーロープで進んでもらった。


慎重に、慎重に

     
     滑らない様に、滑らない様に

          
          2枚目の写真で相方の前に少し出っ張った岩がある。この岩を越すと上部の岩がハングになり手がかりはない。

          そのため、ここは立ち上がると後ろに荷重がかかって落ちることになる。

          相方もこの直前に「どうすればいいの?」とか「こわ~~い」とか叫んでいたけど水音で聞き取れないので、

          「しゃがんで前の岩を掴め」と言ったら進むことができた。

               
               こうして核心部をクリアー。この直後、笑みが出た。

                    

                    まぁ上から観ると、そこそこだから無理もないか・・・・・



                    水も綺麗だし、倒木もほとんどなく、なおかつ魚影も濃い。

                    沢としては沢屋にはちと物足りないせいか釣り師が多い。

                    次回はこの二股から、奥の二股に遡行してみよう。