malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

空海と密教美術展

2011-07-26 20:48:45 | 美術館
先週、「字」と「仏像」を観に行ってきた。

夏休みのせいか、平日だと言うのに開門前からかなりの人が並んでいた。



少し腹が立った事があったので、国立博物館の関係者の方に一言。

入場券を持っていても持っていなくてもそれぞれ別の場所に並んで時間が来るのを待つ。
ところが、圧倒的に入場券を持っている人が多いせいか時間前に場内に導きいれて整理を始めた。
ここで、入場券を持ってなくて発売窓口に並んでいたアタシは疑問を感じた。

同じ時間に来て並んでいるのに、入場券を持っている人が優先されるのはおかしいんじゃないか?って。。。
発売窓口は時間が来るまで開かなかったので、券を買えた時には入場券を持っていた人たちは既に建物の中に
入っていた。

沢山の係の人が働いていたのに、購買窓口だけが時間まで開かないのは、入場券を持たずに購買する人々に対する
絶対的な差別だ!・・・・・

って感じたのはアタシだけかなぁ・・・




ちょっと面白くない思いで平成館に向かった。



外には展示物の大きなポスターが貼ってある。



このハンサムなお方は「帝釈天」だ。






空海、弘法大師は真言宗の開祖であるから
仁和寺、醍醐寺、金剛峰寺、東寺、善通寺、神護寺等々から国宝や重文がたくさん集まっていた。

中でも「灌頂歴名」と言う書物の中に最澄の名前があったのは、この二人のいきさつを考えると
中々意味深いものがあった。


平成館を出て、食事の後で敷地内の表慶館を通って



常設館の法隆寺宝物館にいった。



中の展示物の中で、この半跏像がユーモラスだったので一枚。



半跏像と言えば、中宮寺や広隆寺が余りにも有名だし、華奢で繊細な像なのに比べて、
この半跏像は、「見られすぎて疲れちゃったよ・・・」って感じのポーズが良かった。。。