翌日は朝一番で国立博物館に向かった。
泊まっているSara Innからは歩いても10分足らずの距離にある。
この朝一番と言う時間設定が間違いだった。
朝からは団体を乗せた観光バスが来るは来るは・・・この人達は1時間から1時間半でサァーっと潮が引くようにいなくなるのだが、開館と同時に11時頃までは、ワンサカと押し寄せてくる。
入ったもののすごい人でいささか疲れてうんざりしたので、早々と併設されているレストランに逃げ込んだ。
このレストランだが、これだけ世界的にも有名な施設でもあるのに、なんともお粗末なスペースにあった。
尚且つ、レストラン内のトイレに入るのにもバクシーシを要求される、博物館内のトイレでもしかり・・・なんとも、いかんともしがたいシステムだ。
このレストランの唯一の収穫は、名前を忘れてしまったが、チキンのサンドイッチ(エジプトでは全くポピュラーなたべもの)がどこよりも美味しかったことだ。。。
さっきのシステムの話に戻るが、Pは「エジプトは遺産を食い潰している」と言うが、全くその通りで、食いつぶして排泄物を撒き散らしている。
ただでさえ、砂漠にはラクダの、街中には犬、猫、挙句の果てには羊(時々街中を嫌がる羊を引きずっているのを見かける。)の糞が落ちていると言うのに・・・
やがて食べるところが無くなったら、どうするのだろう?
国立博物館にしてもしかり、トゥトアンクアムン(ツタンカーメン)の展示物は目玉だけに日本などの展示方法と左程変わりがあるとは思えないが、それ以外は、ただ並べてあるだけ・・・の倉庫と言う印象が強かった。
アレだけの入場者が年中いるのだろうが、キチンとした仮囲いも養生もなしに埃を撒き散らしながら工事もやっていた。
19世紀の末に建てられた建物だけに色々手を入れてゆかないとならないのは分かるが・・・
なんでも、ギザの方に新しい博物館を建設中と言う。
早く完成して世界に誇る人類の遺産を素晴らしい展示方法で見られることを望んでいる。
帰るときもゲートは混雑だ
一旦ホテルに戻る。
最上階とその下の2フロアーがSara Innだ。
ホテルでベリーダンス二人組にあった。
今夕、ハーンハリーリのある施設で、エジプトの宗教的なダンスがあるという。
一見の価値があるから行かないか、と誘われた。本にも書かれているこの踊りは、男性がスカート状の衣装を身に着けてくるくる回る踊りなのだが、踊り手が恍惚として踊るその踊りは中々見ごたえがある、と説明があった。
2時間くらい前に行かないと席が取れないと言う。
何でも見学を開放しているものの、あくまで神聖なものなので、飲食はモチロン、立ち見もさせないらしい。
夕方、タクシーでハーンハリーリに向かう。
タクシーメーターで6、7£Eなのだが、メーターの付いているタクシーがメーターを使ってくれるとは限らない。
メーターを使ってくれるか?と聞いて、OKとか言っておきながら、使わずに走り後で高い金を請求する。全く詐欺同然の行為がまかり通る。
二人組がタクシーに乗るときの乗り方を教えてくれた。
タクシーを止め、メーターで良いか確認する。良いと言ったらメーターのボタンを押させ最初の表示が0.25を表示するのを待ってから乗り込むのだ。
周り中でクラクションが鳴ろうが、後ろでガタガタ言ってこようが関係ない。
きっちり確認してからじゃないと、大体20ポンドくらいは払う覚悟がいる。
さて、この踊り
最初は演奏者たちが紹介を兼ねて自分たちの楽器を使ったソロ演奏がある。
このカスタネット?オジサン、自分のキャラを十分熟知していて、なんとも言えない仕草で舞踊る。
なんともカワイイ?
この太鼓?は、そのリズム感で圧巻だった。
そして踊りが始まった。
ただクルクル回っているだけではない。
回りながら、衣装を剥ぎ、踊り方を変え、その作法に則って踊っている。
曲と言うか、一ダンスは20~30分程度かかるのだが・・・
その間、回り続けているのだ。
演奏者も大変なら、踊り手も大変である。
最初の演者はここで終了。スタンディングオベーションを受ける。
その上、このスカート状の衣装
重い、見るからに、重い。
重くないと回転によって綺麗には見えないのだろう。
一枚ずつ剥がしながら・・・
上に持ち上げたり、
片手で回したり
縦にしたり横にしたりと
大変な重労働である。
2ステージ目の主演者のオジサンは、お腹がかなり出ていて回転中に下がってきた。
そして、見たくも無いお腹が見えてしまった。
神聖な踊りなんだろうが・・・
こんな感想を持つこと自体、神を冒涜?!?!?している?
それにしても、この踊り、まっこと一見の価値あり。
エジプトに行ったら、ぜひとも2時間前に並んでご覧あれ。。。
泊まっているSara Innからは歩いても10分足らずの距離にある。
この朝一番と言う時間設定が間違いだった。
朝からは団体を乗せた観光バスが来るは来るは・・・この人達は1時間から1時間半でサァーっと潮が引くようにいなくなるのだが、開館と同時に11時頃までは、ワンサカと押し寄せてくる。
入ったもののすごい人でいささか疲れてうんざりしたので、早々と併設されているレストランに逃げ込んだ。
このレストランだが、これだけ世界的にも有名な施設でもあるのに、なんともお粗末なスペースにあった。
尚且つ、レストラン内のトイレに入るのにもバクシーシを要求される、博物館内のトイレでもしかり・・・なんとも、いかんともしがたいシステムだ。
このレストランの唯一の収穫は、名前を忘れてしまったが、チキンのサンドイッチ(エジプトでは全くポピュラーなたべもの)がどこよりも美味しかったことだ。。。
さっきのシステムの話に戻るが、Pは「エジプトは遺産を食い潰している」と言うが、全くその通りで、食いつぶして排泄物を撒き散らしている。
ただでさえ、砂漠にはラクダの、街中には犬、猫、挙句の果てには羊(時々街中を嫌がる羊を引きずっているのを見かける。)の糞が落ちていると言うのに・・・
やがて食べるところが無くなったら、どうするのだろう?
国立博物館にしてもしかり、トゥトアンクアムン(ツタンカーメン)の展示物は目玉だけに日本などの展示方法と左程変わりがあるとは思えないが、それ以外は、ただ並べてあるだけ・・・の倉庫と言う印象が強かった。
アレだけの入場者が年中いるのだろうが、キチンとした仮囲いも養生もなしに埃を撒き散らしながら工事もやっていた。
19世紀の末に建てられた建物だけに色々手を入れてゆかないとならないのは分かるが・・・
なんでも、ギザの方に新しい博物館を建設中と言う。
早く完成して世界に誇る人類の遺産を素晴らしい展示方法で見られることを望んでいる。
帰るときもゲートは混雑だ
一旦ホテルに戻る。
最上階とその下の2フロアーがSara Innだ。
ホテルでベリーダンス二人組にあった。
今夕、ハーンハリーリのある施設で、エジプトの宗教的なダンスがあるという。
一見の価値があるから行かないか、と誘われた。本にも書かれているこの踊りは、男性がスカート状の衣装を身に着けてくるくる回る踊りなのだが、踊り手が恍惚として踊るその踊りは中々見ごたえがある、と説明があった。
2時間くらい前に行かないと席が取れないと言う。
何でも見学を開放しているものの、あくまで神聖なものなので、飲食はモチロン、立ち見もさせないらしい。
夕方、タクシーでハーンハリーリに向かう。
タクシーメーターで6、7£Eなのだが、メーターの付いているタクシーがメーターを使ってくれるとは限らない。
メーターを使ってくれるか?と聞いて、OKとか言っておきながら、使わずに走り後で高い金を請求する。全く詐欺同然の行為がまかり通る。
二人組がタクシーに乗るときの乗り方を教えてくれた。
タクシーを止め、メーターで良いか確認する。良いと言ったらメーターのボタンを押させ最初の表示が0.25を表示するのを待ってから乗り込むのだ。
周り中でクラクションが鳴ろうが、後ろでガタガタ言ってこようが関係ない。
きっちり確認してからじゃないと、大体20ポンドくらいは払う覚悟がいる。
さて、この踊り
最初は演奏者たちが紹介を兼ねて自分たちの楽器を使ったソロ演奏がある。
このカスタネット?オジサン、自分のキャラを十分熟知していて、なんとも言えない仕草で舞踊る。
なんともカワイイ?
この太鼓?は、そのリズム感で圧巻だった。
そして踊りが始まった。
ただクルクル回っているだけではない。
回りながら、衣装を剥ぎ、踊り方を変え、その作法に則って踊っている。
曲と言うか、一ダンスは20~30分程度かかるのだが・・・
その間、回り続けているのだ。
演奏者も大変なら、踊り手も大変である。
最初の演者はここで終了。スタンディングオベーションを受ける。
その上、このスカート状の衣装
重い、見るからに、重い。
重くないと回転によって綺麗には見えないのだろう。
一枚ずつ剥がしながら・・・
上に持ち上げたり、
片手で回したり
縦にしたり横にしたりと
大変な重労働である。
2ステージ目の主演者のオジサンは、お腹がかなり出ていて回転中に下がってきた。
そして、見たくも無いお腹が見えてしまった。
神聖な踊りなんだろうが・・・
こんな感想を持つこと自体、神を冒涜?!?!?している?
それにしても、この踊り、まっこと一見の価値あり。
エジプトに行ったら、ぜひとも2時間前に並んでご覧あれ。。。