◇ 魚の干物・目刺し
clester F4(中目)
前々回の水彩画教室のモチーフは魚の干物。昨年と同様アジの開きとイワシ
の目刺し。普段は目刺しはもちろんホッケの開きなど好物で良く食べるのだが、
絵の素材には載ってこない。ましてや高橋由一画伯の超有名な「荒引鮭」など
は論外。
目刺しというが店頭に並ぶ目刺しはえらを竹串や藁で刺したのが多い。教室
では藁は鰓から外されていた。
新鮮な目刺しは皮肌が光り輝いている。鰓は陽に焼かれてべっこう色になっ
ている。目にひかりはないが恨めしそうで、じっと見てはいけない。
竹ざるにヒバなどの枝が敷いてあると色彩的にバランスがよく引き立ったと
思うがそれは贅沢というもの。
目の周辺をよく観察し丁寧に描けばよかったと後悔(下手にいじるとかえっ
ておかしくなること必定)。
(以上この項終わり)
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