読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

初夏の風景画

2008年05月26日 | 水彩画

乗馬クラブの昼下がり
 5月25日(日)深更より雨となり未明にいたって本降りになった。
 この日の「ゴミゼロディー」活動は雨天決行なので、せめて歩く時間帯は曇り
 くらいでお願いします。という気持ちであったがやはり雨の中の行進にな
 った。今年は町会役員になったので率先して参加しなければならない。
 結局44名という老若男女子供連れで、町会の中と小学校通学路にある
 ごみを拾って近隣センターまで歩いた。意外とごみは少なくて、空き缶や紙
 くずが少々。タバコの吸殻も拾うのだが、これが一番多い。特に垣根や
 草むら近くは多い。
 「人が見ていないと捨てるんでしょうかね。」タバコは吸わなそうな人と
 言葉を交わす。
 
 さて、午後には雨も上がって、少々蒸し暑くなった。今度は水彩画教室。
 
 いつもボランティアの行き帰りに通る道に「乗馬クラブ」がある。そこここにあ
 るものではないので、その佇まいがいつも気になっていたが、思い切っ
 て絵を描きに行った。
 暑い初夏の昼下がり。犬が昼寝をしていた。珍しく厩舎の前にはBMW
 の「Z3」が。太い木立ちの下のこの組み合わせが面白く、木漏れ陽もあ
 って初夏らしくなった。

  

  さて、今日の水彩画教室は「外に出て写生」。とは言っても近場でスケッチを
  して、教室で彩色等仕上げをするという折衷型。40分位で例の竹筆で
  スケッチをし、部屋に戻った。残りの1時間ほどで彩色。

  何に魅かれてそこを選んだかと問われると、
  「ビルと緑のある街の一角」を描いてみたかった。としか答えられない。
  「画面の広がりをつくるには、光と空気が画面の外から来ていることを思わ
  せなければいけない。」と先生が大胆に一部の絵の具を吸い取った。
  なるほど、とうなるほど絵に動きが出た。同級生の絵でも、同様の手を加
  えることによって広がりと動きが得られるということを実感できた。
  竹筆で使った青色と、右のビルの色が意外と合った。また中間の赤茶色の
  壁が下の木の緑と補色関係にあるため画面が締まって見えるようになっ
  た。
  

    

    
  

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