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読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

梅雨時の写生会は「本土寺」で

2022年06月19日 | 水彩画

アジサイ寺で知られた長谷山本土寺へ

   
       clester   F8


  梅雨時の写生会。前回の観音寺(柏市)はあいにくの雨で中止になった当クラブの
 写生会。今回は時期的にアジサイで知られた松戸市北小金にある「本土寺」。
 昨日は予報が外れたが今日も28℃と 予報も外れ。蒸し暑いが28℃には達しなかっ
 た。しかし雨が降らなかっただけで良しとしなければ。
  本土寺は鎌倉の明月院ほどではないが首都近郊ではアジサイ寺として名が知られて
 いる。
  この時期 はアジサイのほかあやめも満開とて平日なのに沢山の人が押し寄せていた。
 寺はこの時期は拝観料として500円求める。障碍者と子供は300円だが高齢者だからと
 言って容赦しない。
  アジサイよりも菖蒲池の周りが結構な人で賑わっていた。 
  アジサイもあやめも絵にするとどうしても花を鮮明に浮き上がらせるにはマスキン
 グが欠かせない。けっこう根気がいる仕事になる。あやめもアジサイも花の色は白、
 青、ピンク、紫であるが、やや高台にある所から見ると壮観である。


春の鉢花「ゼラニウム」を描く

2022年05月13日 | 水彩画

 紅いゼラニウムの鉢花

  
  clester f4
 先々週の水彩画教室では春の代表的な鉢花「ゼラニウム」を描いた。
ゼラニウムは育て方が良いと結構長く楽しめ、地植えで大きく育てることもできる。
 今回の花はたぶん赤系のカリオケダークレッドというタイプ。一本の茎の上に線香
花火のように花が咲く。葉に特徴があって、やや小ぶりながらシクラメンに似た葉を
付ける。

花弁が密集するので、描き分けてボリュウム感を出すのがむつかしい。
                             (以上この項終わり)


春の野菜タケノコなどを描く

2022年04月27日 | 水彩画

◇ 春野菜・タケノコなど

  

      clester   F4
  先週の水彩画教室では春の野菜を描こうということで、ほぼ定番の筍と山ウド、アスパラガス、フキ
などを描きました。エリンギやシメジなどは工場栽培なので春以外の季節でも出回っています。
 タケノコは切り口が新鮮でなく、根っこの予備軍ともいうべき紫色のいぼいぼが切り取られているの
が難点でした。
 フキの葉は描いていううちにしおれてきて、葉脈も定かでなくなってきました。もっと丁寧に描かない
とリアルさに欠けると反省しました。
  シメジの下にある葉は山椒の若葉です。
                                           (以上この項終わり)


桜並木を水彩で描く

2022年04月03日 | 水彩画

◇ 大堀川の桜並木を描く

 

  clester    F8

  柏市と我孫子市にまたがる手賀沼には大堀川と大津川という1級河川が流入して
 います。
  わが水彩画グループでは4月1日をこの近辺の桜開花を見込み、写生会を企画し
 ていました。
  さて当日、予報では快晴気温も上々でしたがあにはからんや当日は曇り空みぞれ
 も降るという悪天候。
  何とか構図を決めてスケッチを終えたものの寒さに耐えられず、彩色は家でとい
 うことで早々に退散しました。

  構図は桜だけではモノトーンになってしまうので大堀川の増水時の分流用の堰の
 水門、近くの家、病院などを背景に、また行き交う自転車・人も入れました。
  桜の樹々と桜花のほか、芽生えはじめた植生、まだ枯れたままの萱など色彩的に
 は過不足のない条件でしたが、果たしてそれが生かされたかどうか。

  桜の花の描き方は人それぞれですが、近くで見た花と遠くで受ける印象は違いま
 す。ソメイヨシノは全体として淡いピンクとして知られていますが、光の当たると
 ころと日の当たらないところでは多少色合いが違います。全体は、オペラにチャイ
 ニーズホワイトの混色です。光の当たらないところはそこにローズマーダー・バー
 ントアンバーを少し加えおきました。
  悪天候で空は鈍色。桜を浮き上がらせるために青空にしました。桜は小枝が多く
 花はその小枝にびっしりと付いています。こうした枝の先端の花には一部マスキングをしています。花の蕊も丁寧に描く人もいますが省略です。
  私には何度描いても満足のいく出来にならないのが桜の花です。
                           (以上この項終わり)


西伊豆・堂ヶ島スケッチ

2022年03月24日 | 水彩画

◇ 堂ヶ島の水域と亀岩・蛇島の風景

      伊豆半島の東側と西側では何となく雰囲気が違う。景色と海の表情が違うのである。
 交通の便があまりよくなく、バスが主体になるので観光客も割と少ない。
 これまで伊豆長岡、畑毛、土肥辺りまでは行ったが堂ヶ島まで足を伸ばすことがなかった。
 今回バスの長旅であったが、海岸の景色が東海岸と違って、手があまり入っておらず、なかなか良かった。
 
 泊まった宿所は海岸(崖っぷち)に近く、露天風呂は豪快に波しぶきが襲い掛かるのでこれまでになく
 楽しかった。
  堂ヶ島の海岸近くには島がいくつもあって、その中の三四郎島(伝兵衛島、中の島、沖の瀬島、高島)では
 宿の露天風呂から近い伝兵衛島(象島)までの2百米ほどの砂州が干潮時に陸続きになって島に渡れるという
 トンボロ現象というものがある。とはいうものの、観光客の望む良い時間帯に姿を現すチャンスはなかなか巡
 ってこない。3月で渡れる潮位30㎝以下の日中のトンボロは20日から4日間しかなかった


  
   堂ヶ島三四郎島とトンボロの砂州の道  右の建物は「堂ヶ島温泉ホテル」と「堂ヶ島
   天遊」である(展望台から)
        vif Art F0

    
   堂ヶ島の亀岩(右)と蛇島(中央)、観光船乗り場(堂ヶ島公園から)  vifArt  F0

                              (以上この項終わり)