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22億年前に超温暖化

2010-07-27 | つぶやき
が起きた可能性が高いとの研究成果が東大より発表された。米国とカナダの国境にある22億年前後の地層調査の結果、平均気温は60度と推定されるという。その前の1億年は地球はスノーボールアース(全球凍結)状態で平均温度はー40度、従って気温が100度も上昇する超温暖化が起きたという。原因は海中などのメタンハイドレートが分解され温室効果ガスのメタンが大気中に放出されたと考えるのが合理的とのこと。 温暖化により、雨で岩石中のリン酸が溶け出して海に流れ込み、光合成する生物が繁殖、それが酸素濃度の急激な上昇に繋がったと考えられるという。 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20100727k0000e040024000c.html
地球上で最初に光合成で酸素を発生させた生物はシアノバクテリアという細菌に分類されている「原核生物」だ。この生物は現在でも温泉環境で見られるらしい。酸素は生物にとって危険な物質であるが、21億年前頃に遺伝子を核で保護する「真核生物」が出現して、その後の多細胞生物の出現へと繋がった。(関連:7/1マイブログ)