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多細胞生物が定説より15億年も前に出現

2010-07-01 | つぶやき
していたとする論文が英科学誌ネイチャーに発表されたとのことだ。従来、多細胞生物の出現は6億年前の「カンブリア大爆発」と呼ばれる生物の爆発的な多様化が始まった頃とされていたが、今回、仏ポワティエ大の研究員により西アフリカ・ガボンの丘陵地帯で新たに発見された化石群はその地層から21億年前の可能性があるという。化石は1~12センチの大きさで、端がギザギザで中央にこぶのような塊があるクッキーのような外見という。 また、この化石の生物は酸素をわずかに含んだ海水で暮らしていたことが分かっていることから単細胞体から多細胞体への進化には酸素が不可欠だった可能性があるという。この研究員によれば、①大気中の酸素の増加は、21億年前に化石の生物が誕生する直前に、②海水中の酸素の増加は6億年前の「カンブリア大爆発」の直前に起きたと推定されるという。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2738713/5933853
多細胞生物の出現が15億年も遡ることが事実なら、先カンブリア時代からもっと色々な化石が発見されても良さそうだが。