マイブログへようこそ

気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

映画「サウンド・オブ・ミュージック」

2010-07-22 | つぶやき
のモデルとなったトラップ一家の邸宅が、映画の公開から45年を経て正式なホテルとして再出発し、地元で初のミュージカル上演も決まったそうだ。この館は1863年築でトラップ一家が1923年から15年間住み、その後、ナチスに没収され、戦後は地元修道院に渡り、一般には長く公開されなかったという。2008年夏にはホテル化計画や博物館やテーマパーク建設の構想も持ち上がったが、交通渋滞や騒音を恐れた地元の反対運動で実現しなかったという。
それにしても、世界で大反響を呼んだこの名作が地元では馴染みが薄く、オーストリア人の多くが存在を知らないというから驚きだ。映画も1965年に封切られた際は不人気で早々に上映が打ち切られたという。その背景には第二次世界大戦でナチスに踏みにじられ他国の占領下に置かれた苦い過去が影響しているようだ。 それが、一昨年の金融危機後、外国人観光客が伸び悩んだことが契機となり、モーツァルトと並ぶ貴重な財産を活用しようという機運が盛り上がってきているようだ。 ⇒ http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY201007210577.html
私もこの映画を最初に見た時の大きな感動は今でも記憶に残っている。美しい景色、歌、ストーリー、そしてなんと言っても、ジュリー・アンドリュース演じるマリア。映画史上に残る不朽の名作と言って過言でないと思う。 8年前にドイツ・オーストリアのツアー旅行に行った時、映画の舞台となった「ミラベル庭園」が見学コースに含まれていることを知って、ワクワクしたものであるが、当日は生憎、雨天となり、時間の制約もあってゆっくり見学できなかったのが心残りである。