知合いの方から、不動産の評価をしてほしいんですけど・・・・・・といった電話がありました。
評価の目的を聞くと、相続で遺産分割が、こじれているので・・・・・・・・ということでした。
裁判における調停までいったら、評価額は重要な資料になります。
不動産の鑑定評価は、不動産鑑定士の仕事です。
不動産鑑定士は、不動産の鑑定評価に関する法律に基づき制定された国家資格で、不動産の経済価値に関する高度専門家です。
国家試験に合格し、定められた手順を経た後に、国土交通省に備える不動産鑑定士名簿に登録されています。
不動産鑑定士の独占業務は不動産の鑑定評価です。
不動産鑑定士以外の者が、不動産の鑑定評価を行えば、刑事罰の対象となります。
ですから、不動産屋さんでは、鑑定評価はできませんので、不動産鑑定士さんに依頼してください。と回答しました。
大変ですねぇ。
昨日、某テレビで、「不動産仲介手数料」について、特集していました。
不動産売買の仲介手数料は、３％＋６万円と、説明していました。
これは、速算計算式で、正確に説明すると、次のようになります。
仲介に係る報酬については、宅地建物取引業法の第４６条に次のように規定してあります。
宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買、交換又は貸借の代理又は媒介に関して受けることのできる報酬の額は、国土交通大臣の定
めるところによる。
売買の媒介に関する報酬の額は、国土交通省の告示により、次のように決められています。
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200万円以下の金額 |
5.4%(消費税込) |
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200万円を超え,400万円以下の金額 |
4.32%(消費税込) |
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400万円を超える金額 |
3.24%(消費税込) |
上記の表に掲げる金額に区分して、それぞれの金額ごとに、割合を乗じて計算します。
某テレビ局、もっと正確に説明してほしいですねぇ。
認知症患者の事故について、家族免責の判例が出ました。
しかし、すべてのケースがこの判例に該当するわけではありません。
そこで、これを契機に、「個人賠償責任保険」への関心が高まっています。
「個人賠償責任保険」は、個人の「住宅の管理」または「日常生活」に起因して、発生した「法律上の損害賠償責任」を負担することによって
被る損害を補償する保険です。
保険期間１年、保険金額1億円に設定して契約しても、年間保険料は数千円程度であり、契約しやすいところにも特徴があります。
家族の誰かが、第三者に損害を与えた場合、賠償金を補償するもので、認知症患者も対象となります。
補償の対象となる事故例は、次のとおりで、他人の「身体」や「財物」に損害を与えた場合が対象となりますので、他人への名誉毀損やプ
ライバシー侵害といったケースは補償の対象外となります。
故意であれば、補償されないが、徘徊中の事故などは、過失として補償される可能性があります。
万が一の損害賠償には高額な負担により、家計が経済的に大きなダメージを受けることを考えると・・・・・・転ばぬ先の杖ですかねぇ。
今朝、岐阜市内では雪が積もっていました・・・・・・・寒っ。
お昼になっても気温が上がりません・・・・・・最高気温は、５．７℃、最低気温は、マイナス０．８℃です。
昼過ぎには、雪が舞ってきました・・・・・・・梅が咲いたと言うのに。
最近の気温の変動は、体にこたえますねぇ・・・・・・・２～３日前は、最高気温１５℃ですよねぇ。
日本列島、どうなっているんでしょうかねぇ。
