不動産屋おやじのつぶやき

私は、安心・安全そして親切をモットーに不動産屋を営業しています。日々の業務の中で感じたことを、皆さんに伝えます。

県内地価の調査結果

2010-09-22 17:10:01 | 日記
 今日、県が平成22年の県内地価調査結果を発表した。どこの新聞でも掲載された。

 それを見ると「県内地価、下落幅が拡大」となっていた。

 前年に比べて下落幅が拡大したということだ。

 ちなみに、岐阜県の住宅地で前年はマイナス2.5%だったのが本年はマイナス2.8%である。

 ここで気おつけなくてはいけないことは、平均値であるので、マイナスがこれ以下、これ以上のところがあるということです。

 前にもお話ししましたが、土地価格は、その土地がその人にとって、どんな価値があるかによって、需要が違います。

 需要と供給のバランスが、土地価格に反映します

 今回の発表の中でも、土地価格が上昇している地域があります。

 見てみると、需要が多くて、供給が少ないところです。

 そこで、今、土地を探している方は、供給が多い地域で探せば、価格も値打に探せるということです。

 

住宅着工件数

2010-09-21 17:09:52 | 日記
 国土交通省がまとめた6月の新築着工件数について、お話します。

 まず持家の着工件数は、前年の6月と比較して4.4%増。
 分譲住宅の着工件数は、前年の6月と比較して24.6%増。

 これを首都圏、中部圏、近畿圏別にみてみると、

 持家の着工件数は、首都圏10.8%増、中部圏9.4%増、近畿圏5.3%増となっている。

 分譲住宅の着工件数は、首都圏35.7%増、中部圏20.1%増、近畿圏16.9%増となっている。

これをみてみると、やはり人口が多い首都圏の伸びが一番大きい。
 また、分譲住宅が好調な推移を示している。

 分譲住宅の需要があるということは、まとまった宅地が売買されていることになる。

 注文住宅の件数も増加しているが、かなり少ない。
 つまり、個人が宅地を購入して建築するといった需要が少ないということになる。

 土地を売却したい方にとっては、個人の需要よりも、分譲業者が宅地を購入する需要のほ うが多いということですので、土地価格が・・・・・










旅行

2010-09-17 17:32:16 | 日記
 3日間程、旅行に行ってきました。
 伊豆半島を一周してきました。
 伊豆と言えば、観光地としては全国区です。

 しかし、街道沿いには、売地の看板が多く目立ちました。
 また、ドライブインが廃業して荒廃した建物も目立ちました。

 こういった状況をみると、商売柄、ああ景気が悪いんだなあ・・・とつくづく感じます。

 こういった観光地の土地は、もう商品価値としてはないということです。

 つまり、購入しても土地から収益が生まれない。商売が成り立たないということです。

 現在の市場を見てみると、土地はその人にとって、どんな価値があるかによって、需要が 違います。

 需要と供給のバランスが、土地価格に反映します。

 そこで、今、土地を探している方は、供給が多い地域で探せば、価格も値打に探せると思 いますよ。



土地売却のための建物解体

2010-09-13 16:56:15 | 日記
 今日、先だって建物解体費用の見積もりを頼まれていたので、その結果を持って行きました。今後の土地活用については、未定だそうです。

 建物に市場性がない場合、除却後、土地活用を検討します。その場合、建物の解体が必要となりますが、売却の場合、一般的には、売買契約が決まってから土地所有者が解体費用を持ちます。

 解体費用は、おおよそ坪当たり、木造で2.5~3.5万円ぐらいですが、物件によっては高低差がありますので、解体費用の見積をとることをお勧めします。

 例えば、28坪の建物について、単純に計算すると

 建坪が28坪×2.5~3.5万円=70~100万円ぐらいではないかと考えます。

その他に、周囲の塀(ブロック積み等)、ガレージの撤去費が別にかかります。
また、室内に残った家財道具の処理費についても、別途費用がかかります。

 これからは、こういった古い建物が付いた土地が多くなるのではないでしょうかね・・・

 

不動産の広告

2010-09-10 16:59:38 | 日記
 明日は、土曜日です。不動産の広告が多く入ります。

 分譲土地、分譲住宅等の宣伝チラシが入りますが、そこの記事の中で、○○施設まで、徒歩○分といった記載があります。
 この計算の仕方は○○施設までの距離を、1分間で80m歩く計算で表示してあります。
 ○○スーパーマーケットまで、徒歩5分。
 ということは、そこまでの距離は400mです。

 不動産の広告に関しては、不動産公正取引協議会連合会というところが「不動産の表示に関する公正競争規約」を作成し加盟する団体会員は、これを遵守することになっていますので、何か不審な点があったり、問題があれば、不動産屋さんが加盟している団体に問い合わせてください。

 加盟している団体は、広告に必ず記載することになっています。
 岐阜県の場合は、「岐阜県宅地建物取引業協会」あるいは「全日本不動産協会岐阜県本部」のどちらかに加盟しています。

 今度、広告をご覧になるときの参考にしてください。