笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

『君を忘れない』・・・笑顔が伝えたかったこと

2017-08-15 | tak日記
『君を忘れない』のパンフを開くと、作家の安部穣二さんの言葉がある。


安部さんは「塀の中の懲りない面々」などの著書がある、強面のかた。
この中で、映画のこと、俳優木村拓哉のことをすごく認めてくださってる。
なんの予備知識も無く、この映画の中で、初めて、木村拓哉という俳優を見ての感想が凄く嬉しい、


そして、映画について


この安部さんの言葉で、すべて語られているように思うけど、映画『君を忘れない』について・・・。

戦時中の軍隊なら坊主頭というか、短く刈り込んだ髪で有るべき・・
個人個人は存在しない。すべてはお国のため・・・私たちの思い描く戦争映画。



でも、君を忘れないのポスターを見ると、そのイメージとは違うことが判る。
それは、事実を無視して、都合のいいように勝手に作ったからではなく、
時間を掛けてしっかり調べ、当時の搭乗者の指導を仰いだりした上で、
特別攻撃隊員という最悪の状況で、どう死んでいったかではなく、どう生きたかを描きたいという主旨で描かれたから。
その姿を描くことで、戦争の悲惨さを若い世代に伝えたかったのだと。


この映画の企画プロデューサー 小滝さんのインタビューから



これによると、1995年公開の『君を忘れない』の企画の出発は、1992年
完成までに足かけ4年かかっている。

登場する飛行機の操縦の様子や、使われる用語、隊員達の服装など、
詳細にわたり、実際に戦争中に搭乗員だった方にチェックを受けたとある。

海軍と陸軍との雰囲気の違いというのは、私も、戦争経験のお話会で聞いたことがある。
海軍では、英語も使ったという。
髪の長さもだったのですよね。
髪を伸ばしたパイロットも実際いた・・・当時の乗組員の人が言うのだから、間違いない。



キャスティング条件は、笑顔の素敵な人。
そして、ガンガンのアップに耐えられる人

本の長谷川さんのインタビューから・・・・



青春群像劇。その思いは、ポスターやパンフでも感じる。
一人一人に物語がある。







拓哉君の、映画への思い。


(記事、写真は、映画のビデオジャケット、パンフ、1995年キネマ旬刊などの雑誌より)

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