笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

信念の、そして、大きな人の凄み

2014-09-02 | ドラマ「HERO」
凄い回だった。
被疑者を追いつめ真実をもって、事件を解決の方向に持って行くというのが、検事だとしたら、
まさしく、追い詰めていった。久利生さん。

2014のHEROが始まったときに、久利生さんの容姿の変わらなさに
13年前と同じ!!と、みんなが驚いたけれど。

新年の揺るぎなさは、もちろん変わらず。
でも、凄みがましたね。
怖い意味ではなく、人間としての凄さが。
一段と強固になった。
どんな圧力にも、権力にも、情にも流されず、とにかく真実を求める。

「罪を犯していない人を起訴してはならない。」
それは、冤罪をさすだけではないんだね。

犯人ではないという証明。

それにしても、権堂釈放の時の久利生さんは凄かった。

ゾクゾクした。
ドキドキした。

間違ったら久利生さんがたたきのめされるというドキドキじゃない。
暴力団員が多数待ち受けるところに、徒手空拳で、それも、ほんと、いつものように歩いて行く。
一応、周りは、確認したけれどね。

そして、あの団体の頭に、「納得してない」と「身代わりではなく真犯人を」と
背筋を伸ばし、周りに聞こえるようにとの大声ではあっても、権力で威圧すると言うより
この検事は、ごまかせない。変な奴だけど、軽くあつかったらダメだと。

あの場の、久利生さんは、正しいことを求める検事で有り
川藤組に戻る権堂を、守る為だったのだとも思う。

だって、明らかに雰囲気が変わったからね。
最初の車の周りで待っている感じと、久利生さんの話の後。

今回のHEROでは、いつも、人と別れた後の表情に久利生の気持ちが出ていて注目してる。
あの小此木弁護士と話した後、こちらを向いて歩いている久利生さんの時も、
この、権堂釈放の時も。
いままでのどの回にもあった。

川尻部長もかっこよかったね。

今回のHEROは、前のHEROにつながっていくように思うシーンが、よくある。
あのシーン。
牛丸部長も、そうやって、先輩弁護士に言い切ったときがあったね。

そして、「信念を持ってる。そういう検事なんです。」って麻木ちゃんが言ったとき
あの韓国に一緒に行ったときの、雨宮が、韓国語に訳した言葉を思い出した。

凄いと言えば、麻木ちゃんも凄いと思う。
雨宮が、何ヶ月かかかった「久利生さんは、そういう検事なんです」っていう信頼を
短い期間で、抱いてる。
凄さが判るのは、優等生で堅かった雨宮と違って、彼女が元ヤンでいろんな事を見てるからかな。
あ、雨宮は、もちろん好きです。

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