JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

かつてない反対の声の広がり、国民の圧倒的多数の声で廃案に追い込む

2013年11月27日 | Weblog



戦前の特高警察の復活ではないか。推進した「自公み」の議員は、自らに振りかぶってくること、国民を闇の中に押さえ込むことがどんなに危険かを知ってるはずなのに。ひどすぎる。

志位委員長が記者会見
 日本共産党の志位和夫委員長は26日、自民、公明、み「秘密保護法案」強行採決後に記者会見し、次のように表明しました。
 一、与党とみんなの党による「秘密保護法案」の採決強行に、大きな憤りをもって強く抗議する。
 この間、21日に東京の日比谷野音で行われた反対集会は1万人の人々であふれ、昨日の福島での地方公聴会では7人の公述人全員から反対・慎重意見がのべられるなど、国民の中に急速に反対の声が広がっている。どの世論調査を見ても、国民の7~8割は慎重な審議を求めている。
 わずか2週間の審議を通じても、「特定秘密」の指定が無制限に広がること、国民から見たら何が秘密かが秘密とされること、一般国民も監視・処罰対象となること、その目的が国民の目、耳、口をふさいで「海外で戦争する国」につくりかえることにあることな
ど、この法案が、日本国憲法の国民主権、基本的人権、平和主義に反する大問題を抱えていることが明らかになっている。
 今日の与党とみんなの党による強行採決は、国民の中に広がる反対の声、慎重な審議を求める声に真っ向から背き、憲法違反の悪法を力ずくで押し付けるものであり、絶対に許すわけにはいかない。
 一、国会内では推進勢力は多数だが、国民の中では反対の声が急速に広がっている。たたかいはこれからである。国民の圧倒的多数の「ノー」の声で、安倍政権を包囲することが、法案阻止への道だ。参議院でのだたかいで、憲法違反の希代の悪法を廃案に追い込むために、全力を尽くす決意である。
 一、(野党共闘が崩れたが参院でのたたかいは)維新の会、みんなの党がとった行動はまさに自民党の補完勢力、翼賛勢力に実を落とした行動だ。参院ではこの法案に反対した政党がスクラムを組んでいくことが大事だ。
 同時に国民とのスクラムが何よりも大事だ。国民多数の圧倒的世論で悪法を包囲して廃案に追い込む、断念に追い込むことに力を尽くしたい。
 法案の審議がはじまりわずか2週間に、これだけたくさんの方が反対の声をあげたのは近年にないことだ。法曹界、学会、メディア界、演劇界、たくさんの方々が澎湃(ほうはい)として今反対の声をあげている。この運動をどれだけ広げられるかに今後のたたかいがかかっている。