JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

学校の先生も労働強化の実態

2013年11月11日 | Weblog
 私の周りでも、精神的な過労状態で休職を余儀なくされている、先生の話を聞きます。
 全国の学校の先生方の組合全日本教職員組合の新聞「全教」11月10日号では、全国の勤務実態調査の結果が報道されています。
 改善が必要ではないでしょうか。

 記事によると。
「全教は、昨年10月1日~7日をゾーンとする勤務実態調査にとりくみました。このとりくみは、集約総数が全国39都道府県から6879名分となったことにも示されるように、長時間労働解消の課題に対する組合員のみなさんをはじめとした全国の教職員の切実な願いと期待が込められたものとなりました。
 今回の調査では ① 教職員の1ヵ月の平均時間外勤務時間は、69時間32分、持ち帰り仕事時間は、平日で12時間40分、土日で9時間1分という実態が明らかになり圭した。
 実に時間外勤務と持ち帰り仕事時間の合計は月91時間13分です。平均値であるにもかかわらず、過労死の危険があるとされる月80時間を超えていることは、教職員の長時間労働の実態が。一刻も放置できない状況にあることを示すものです。」と分析しています。


 日本共産党は、「公立学校の非正規教員の正規化をはかります……教育予算削減のもとで、非正規教員の割合は2000年の約6%(推計)から2012年には16・1%にまで急増し、教育条件を不安定にしています。教職員定数をふやし正規化をすすめます。夏休みなどの間は賃金保障もないなどの非正規教員の劣悪な処遇の改善をすすめます。

 教職員の「多忙化」解消をはかります…….教職員は、残業月平均81時間・国の過労死ラインを上回る労働時間で働き、かつ、授業準備や子どもと触れ合う時間が取れずに悩んでいます。こうした歪んだ「多忙化」を解消するために、教職員の増員をはかるとともに、行政が作り出した不要不急の業務を整理・解消します。」ことを求めています。