JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

もう・・・なんて社会なんだ 志位和夫委員長が無法な退職強要を国会でとりあげ

2012年11月14日 | Weblog
 今日の「赤旗」で、昨日、志位和夫委員長が国会で取り上げた、大企業の無法な退職強要の実態が報道されています。
 私も、茂原市にある日立からパナソニックへと変わる中で、働いている方から「退職の強要がある」と聞きました。
 9月議会では、大企業に対し町長としても、大企業の社会的責任として雇用を守るよう要請すべきだと質問しました。
 町長は「社会的責任はある」と認めています。


「赤旗」に載った、退職強要の実態です。

 Aさん システムエンジニア。他社から引き抜かれ15年勤務
、  5月から7月まで11回もの面談で退職を強要されました4㍍四方の窓もない狭い部屋に入れられ、「仕事を続けてもらうのは難しい」と100回くらい言われ、不安や不眠で適応障害になっても強要は続きました。死ぬことを考えるようになり、上司から「(職場に)残れないよ。残れると思った?」と言われた時は涙があふれてきて、「自殺しろと言うのですか。もう苦しめないでください」と叫んでしまいました。
    
Bさん ソフトウェア技術者。勤続21年。社長から「貢献賞」を3回受賞
 5月から12回の面談で繰り返し退職を迫られました。「能力がない」「新入社員にも劣る」とののしられ、私の全てを否定されました。希望退職に応じなければ「内戦状態のシリアへの転勤になる」と脅されました。眠れなくなり、食欲もなく吐き気や腹痛で体重は5㌔以上減りました。仕事に誇りをもってやってきたのに、悔しさを通り越して、毎日が悲しい。
Dさん(40)ハード・ソフト開発技術者
 9月18日、「5時からミーティング」と言われ、指示された部屋に行くと、見知らぬ2人が入ってきて突然、「解雇通知書」を読み上げました。「終業時刻までに私物をまとめて帰れ。明日から出社禁止だ」と告げられましたが、すでに終業時刻まであと15分。上司に監視されながら私物を整理させられました。同僚にあいさつもできず、それ以来、職場には入れません。「業績不良」が理由とありましたが、会社は何の根拠も示していません。

Eさん(51)システム・エンジニア、妻と子2人で社宅暮らし
 勤続25年で表彰され、9月末まで特別休暇を取り、10月1日に出社した翌日、突然、「解雇通知書」が読み上げられました。ショックで意識もうろうとなり病院に運ばれましたが、その車の中でも上司は「君はもう会社にこなくていい」と言いました。解雇通知の当日夜にはIDが使えなくなってしまいました。労働者の業績を証明するものを取り上げてしまおうというねらいたと思います。


 千葉11区から国政へと、奮闘している椎名史明氏(日本共産党千葉県東部地区委員長)