蕎麦屋があったの知らなかった!
2020年2月の訪問です。
たまたま巡り合った、へーー、気になる。
ムシマルは香南市付近でいろいろあって腹減ってるのでどっかに行こうと思い、久しぶりの『曽我』とかカレー屋さんのナンおかわり自由とか、そんなところを考えていたが、蕎麦!
久しぶりな気がする日本そば。
高知市の蕎麦屋『湖月』以来?半年以上?
民家を改造した感じ、それも片側ほんとにお家で片側が蕎麦屋さんって形か。
よ、蕎麦界のアシュラ男爵!
長平社中 乃なか
電話: 0887-50-1954
〒781-5331 高知県香南市香我美町岸本
営業時間
[火~金]11:00~15:00
[土・日]11:00~15:00
17:00~21:00(L.O.20:00)
定休日:水曜日、第二日曜日
入る直前にネットでチェック。
おお、生姜王子が先んじて来られている。
・2016年くらいに高知市から移転されたのか。
・食券式か。
お値段もそんなに高くないみたい。
民家感ある。
GO!
茶色い扉を選べる、俺はちゃんと選べる。
ドアを開けると食券販売機。
ことここに至って悩んでる。
特盛を頼むことしか決めていない。
特盛は全品(そば)に対し+400円。
うーーん、あ、おススメがあった。
3つあって、「たぬき月見」「豚しゃぶせいろ」「打ち立て十割せいろ」!!
気分的には温いのでも冷たいのでもどっちでもグーー。
ムシマルは鴨南蛮が好き、あ、カレー南蛮も。
やはりおススメに乗るか、口車とおすすめには乗っておけって!
豚しゃぶで!
肉も食いたいし、・・・・何よりムシマルは大根おろしが大好きなのだ。
お値段帯は1000円前後。
ミニ丼300円で胃袋調節しやすい。
高級でも廉価でもない、スタンダード系だ。
店主が一人で作ってるらしいので料理やお皿は取りに行ったり返したりするスタイル。
来た。
美しい、あれ、でも?
あれ、特盛でこれ?ムシマルの顔が一瞬曇る。
「特盛なんでお蕎麦がもう一枚行きます、またお持ちします」
ほほう。晴れる。
今曇ったムシマルがもう晴れた。
盛りというより量、枚数ではらす。
とりあえず一つめ。「一枚目」って言い方の方が良いのかしらん?
ああ、お蕎麦はあれですね、黒っぽい斑点みたいなのの混じってない、白さのあるきれいな細い麺。
白っぽいのはみんな更科?よくわかってないけれど手繰る。
ムシマルは「そばを手繰る」って言いたくてそばを食ってる節があるよ。
ああ、涼やか!
大根おろしの清涼感よ。
豚肉もちょいとつゆに漬けていただく。
食べれば食べるたびにスッキリしていく。
予感がある、ペロリといただける予感が。
お蕎麦ってなんだか粋に食べないと駄目な風潮というか意識高めな食べモノって気がする。
(気のせいかもしれないが江戸っ子が好きな食べ物は『粋』の支配下にあるような気がする)
でも「粋に食う」ってどうやるんだろう?
そばつゆをチョンとだけつける?音を立てて啜る?最初に麺だけ食べて蕎麦本来の風味を楽しむ?
わからない、なにもわからない。
そういうわけでありのままに美味しく頂いている。
すると、蕎麦がもう一枚来た。
いただきます!
ずぞぞぞ!
蕎麦は音を立てていいんだっけ?
そういうことが気にかかりながらも、飽きない。
万華鏡のように飽きない。
豚肉の、冷たくても美味しめの良さが出ている。
底知れぬ相性の良さ。蕎麦との。
冷たい蕎麦が好き。
美味しかった。
気になることがある、
飲み放題が1,500円だ。昼から呑めるんやろか?
玉子焼きとか板わさとか天ぷら盛りとか、意外と気安く呑めそう。
蕎麦屋で呑むということにあこがれている一年前。
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