ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

愛媛出張:『花蝶』という美しき調理がセレナーデ的なバタフリー

2017年08月29日 18時59分35秒 | 県外旅行

 

出張の一日目業務は無事に終わった。

お宿に泊まる。

 

その後は懇親会である。5,500円の宴である。

 

松山は路面電車のまちである。

あとJR在来線も走っている。

 

なかなか路面の街である松山市。

高知の路面電車はほぼ直線であるが、こっちの路面は主要道路に沿って右折左折している気がしている。

 

 

 

 

  

 

電車好きにはたまらないのではないか、あいにくムシマルは電車に対してキライではないけれど特別な存在として見れないの。

 

ガタンゴトンとお宿から歩いて松山駅から路面電車に乗って揺られて大街道に到着。

ビッグなんだ。

 

道幅が広かったことと、電話ボックスが目についたことを記憶に残しながら歩いて行く。ずんずん。

 

 

ついて行きながら歩くだけの私はずんずんずん平気で行ける。

 

 

『花蝶』到着。

懐石とか料亭とかって名前の付きそうな高級感ある店だった。

 

お店チョイスは出張先の方々。

イイ感じの店だ。

良い感じすぎるのではないか。

 

正座してしまいそうな感じ。

 

ともあれ入店してビールで乾杯する。

 

前菜とビール。

煮物であったが、上等な品だと思った。

 

レバータタキだったっけ。

いやあこれはお酒が進む。

 

と、見ると愛媛のNさんKさんは両名とも乾杯から2分くらいで一杯めを干していた。はや。

 

ああ、格式が高そうと思ったけれどなかなかどうしてお酒アテ感のある品目。

 

ムシマルも二杯めをいく。

ペースがだいぶ引っ張られている感がある。

 

茶わん蒸しが来て、これがすごくおいしかった。

いい茶わん蒸しは具が大きい。

 

そしてこちらが問題作。

カツオのタタキと生牡蠣のセット。

 

(高知出身のムシマルに、広島から来たみなさんをまるで試すような魚貝群!)

 

はたして。

 

わー牡蠣がミルキー。

ママの味よりもミルキー。

お写真見たらわかるくらい、なんだかくにゅりとしている。

 

(きみだ!きみの外見はまっしろに固まったシチューみたいな感じである!殻のなかには雪のような旨みが積年詰まっている。

 けれど、その白さの舌では暗い色の心臓が打ち、黒い毛が腕時計のぜんまいをそこのけに渦巻いている)

 

はくっといただくと、夢見るような生臭さ少々と旨みととろみとが広がる。

クリーミィなことである。

 

愛媛の街が照らされていく。

 

 

カツオは高知よりも細切りでちょっと風土差があるがおいしいものである。

 

日本酒にも手を出す、注がれる、少し危ないかも、と感じた。

まーまー注いでいただいたからだ。

 

愛媛のお酒(銘柄を聞き損ねた、聞いたかもしれないが記憶から消えている)はやわらかいというか瑞々しい水みたいな感じだ。

(広島だったり愛媛だったりで感じるけれど、もしや逆に高知のお酒が極端に辛口なのか?)

 

いろいろあって豚しゃぶ。

豚しゃぶおいしいいっぱい食べた。

 

 

宴の後。

 

 

 

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 一人5,500円。

 

 

 


愛媛出張:『かどや 大街道店』で鯛めしを食む

2017年08月28日 21時47分30秒 | 県外旅行

朝はパン、パパパパン。

 

おいしいぜ、朝のパン。

今日は出張だ。

 

いつもより30分くらい早く出る。

車に乗り込む。

 

社用車だ。

本日は出張だ。

ムシマルは運転要員の一員であるが行きは運転しなかった。

 

尾道で一回高速下りたりする。

しまなみ海道ってアクセスわかりづらい気がします。

 

そして、これがそのしまなみ海道。

橋だ橋、ブリッジ。

 

自分で運転して通るくらいしかしまなみ海道通る経験なかったから、こうして見るだけって言うのは何気に初かも。

初ではないかも。

記憶は定かではない、ムシマルの記憶はいつだって定かではないのだ。

 

今治から松山へはさらに高速に乗って。

 

途中あった「桜三里」っていう地名が良かったですね。風流な名前。

 

松山到着。

 

一六タルトのハタダは宮殿みたいだ。

 

「あそこのコインパーキングに停めましょう」

うわ狭めの都市型コンパクトパーキングだ。

慣れないハイエースの取り回し、自分だったら自信ないなーと思っていたらO上司はピタッと停められた。

 

自動運転、流れに沿って走るときは別にいいからこういう「車を停める」ときに早く実用化してほしいなあと思う今日この頃です。

カーソルをセットしたらあとは障害物等をサーチして適度にしてくれる、そういうものが。

 

このブログを数十年後に見返したら「OH!科学技術黎明期HAHAHAHA!」って未来人に笑われたりするのんでしょうか。

 

とまれかくまれ。

『かどや』にin。

ここは愛媛出身Y上司のおすすめであったのだ。

「おいしい宇和島鯛めしが松山で食べられるよ」と。

出張に行ったみんな(7名)で行くことに。

 

下にあるんだ。B1階。

 

予約していたので和室で座敷のようなところに案内される。

 

これだ。

郷土料理「宇和島鯛めし」1,500円をみんな注文。

 

 

 

ちょっと待ったら来た。 

きれいだ。

ご飯とお味噌汁とお漬物と鯛お刺身とだしつゆ、そういうふうに見える。

 

しかし、違うのだ違うのだ。

この鯛はそういうふうにあるものではない。

 

宇和島鯛めしは、つまりは壮大なタマゴかけごはんだったのだ!!

卵を溶いただしつゆ(なんか濃いめ)をかちゃかちゃと混ぜる。

 

それに鯛の切り身も入れていただくのだ。

 

「全部タマゴだしつゆをかけますと、濃いですのでご調整ください」とは店員さん。

 

なので、最初にムシマルが入れたのは全量のうちたった1/4だ。

 

鯛とタマゴと白飯。

私がそれをかき混ぜ、私がそれをほぐして私がそれを適量、口に入れる。

 

ぐわ。

最初に感じたのはダシつゆの強さ。ちょっとダシの濃いところをいただいてしまったかもしれない。

アルコールを飛ばした日本酒のきつさがある、それでそこからそれが丸まる。

タマゴがいろいろをいいようにしている。

つんとしたのが抜けていく。

 

タマゴのまろやかさがあってそこにちょうど噛んだ鯛の旨みが刺さる(比喩)。

刺されたムシマルは七転八倒し悶えると(比喩)またタマゴがなんとなく取りなしてくれる。

 

単純化された複雑さだ・・・・・・・・・・。

 

鯛と醤油とごはんだけでもおいしいけれど、タマゴと独自のツユが入ることによって混ざり合って輪になりそう、食材の話。

食材が輪になって踊ろうとしている。

大葉をあわせたりしてもまた違った味わいがある。

 

とろみのある万華鏡だぜーー--だぜー-だぜー・・・・。

 

 

完食。

お家でできそうで、でもこの新鮮さやつゆの濃さがご家庭では難しいかもしれぬ。

 

トイレがいったん公共スペースに出なければならず、多分空調の関係でお外に出るためのドアがすごく重い。気圧ってすごい。

 

味噌汁もおいしかった。全体的においしかった。

 

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刑事さんがこれ出してくれたら、自首する一品(無実だけど)。


『こいくち家』でお好み焼き担々麺という変わったお好み焼き!・・・変わった担々麺?

2017年08月27日 20時23分13秒 | 広島・お好み焼き・粉もの

 

ムシマルお気に入りのお好み焼き屋さんランキングいま1位くらいの『こいくち家』さんへ仕事の後に行く。

 

・マンガあって焼けるまでの待ち時間も苦にならない

・割合に廉価。お好み焼き豚玉が600円台(ポイントカードもあるので実質もうちょい廉価)。

・職場から近い徒歩圏内15分未満。

・お好み焼きも鉄板焼きもお酒も種類が豊富(壁にメニュー貼りまくり)

 

などが挙げられる。

あと、食べた後に飴ちゃんがもらえるのもうれしい。

 

着席しての、注文。

ちなみに着席したそのテーブルが、基盤がビールケース。・・・・イカス。

 

こういう気取らないかっこよさが、何年か後にいずれ埠頭で笑い合いながら追っかけっこするような青春に変わるんじゃないか、

凄い適当なことを今言う。

 

 

今日は、「塩お好み」にしようかなー「こいくちスペシャル」ってやつを頼む未来もいいなあ。

 あああれ、こんなのあったっけ?

「お好み焼き担々麺」700円。

 

??

広島名物の汁なし担々麺とお好み焼きを両方一度に味わえる奇特な逸品?

頼もうか、「お好み焼き担々麺と、・・・・・・ホッピー黒ください」

 

あと何回通えば全メニュー制覇できるんだろう、もうちょっとだけ、あと少しだけ制覇を目指してみようか。

つまりはまた来ようという意思を固めたことになる。

 

ホッピー。こういうのか、とくとくと注いでちびちびと『NARUTO』40巻を肴に飲む。

 

15分くらい。

活気ある店内、広島カープの交流戦を備え付けテレビでやっているのをちらちら見ている中で

きた――――――――。

汁なし担々麺、焼いちゃいました感。

やっちゃいましたねこれ、ムシマルはお好み焼きを頼んだのにこれは担々麺の顕在率がすごい。

(そうかお好み焼き風の担々麺ってことなのか--)

 

食べてみる。

食べる作法は汁なし担々麺に合わせて、混ぜる流派で行く。

ほかの流派があるかだなんて、知ったことか。俺は混ぜるタイプだ(急にいごっそう風になる)。

がちゃ、じゃかじゃきぎゅるる。

あまりのスピードにシャッターは追いつけない、ピントも置き去りである。

 

いいだけ混ぜた。この感じで、いただこう!

ずび。

 

汁なし担々麺は広島に来てからたくさん食べた。でも初めてかもしれない、パリパリとした食感の汁なし担々麺を食べたのは。

お好み焼きは広島に来てからたくさん食べた。でも初めてかもしれない、シビシビとした味つけのお好み焼きを食べたのは。

 

うわー今までありそうでなかった盲点を黒ひげ危機一髪くらいズサッと突いている!

この抵抗感、パリパリが痺れてきて新しい感覚。辛味、さらに足すことの山椒の量。

ちゃんと汁なし担々麺している。

 

・・・・・ムシマルがこの感覚を初なだけで、このお店ではきっと何年も前からお出しされているのだろうけど。

 

あ、そこの方というか隠れている部分に、お好み焼き生地部分が。

主役が麵であって、その箸休めというか辛くなくて味をリセットできる部分のような生地の食べ方をしてしまっている。

 

こういうの、嫌い?

全然。ただ辛さについていけるかどうか、ちょっと心配な気もするなあっていうだけのことさ。

 

 

焼けるということはこういうことなのだ、って感じてしまった。

 

ホッピーが進む。瓶は小さく見えるけれど、ジョッキに氷が入っているせいか2杯分ほどあった。

 

いや実際、ムシマルは辛いソースでのお好み焼きも青唐辛子載せのお好み焼きも三次唐麺のピリ辛お好み焼きも食べたことあるけれど、

舌先に山椒のマヒ感をもたらすお好み焼きは、初めて。

 

パリパリと麺は剣のようで、痺れて。曲がっていて。

こいつはまるでまどろみの剣だ!

・・・まどろみの剣では、ないでした。

 

 

 

 

完食。

 

アイデア凄いと思うんだよなあ。江戸のアイデアマン平賀エレキテル源内みたいにしびれる。

塩お好み焼きもそうだけど、意外性があるのに味がどうして今までなかったのか、みたいな感じの持ってきかたは才能を感じる。

言い方が偉そうになってしまいました。

超凄いです。

 

 

1,150円。

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『大号令』(馬上酒造所)で晩酌。

2017年08月27日 11時25分52秒 | 広島・熊野町系

てきとうな焼きそばを作る。

オタフクソース(株)が塩焼きそば用ソースを出しているのでそれをぶっかけて、あとキャベツがあれば野菜を取った気になるので入れる。

 

 

で、今日は酒。

あの日買ったお酒を呑んでやろうと思った。

 

 準備完了。

 

さて大号令いかがなものかチビちびッと喉に送り込む。

 

ああ、水だ。

清廉潔白な無実の味。

ダダダダ、バサッ、「勝訴!!」みたいなキレ味。

 

 

雪融け間近の北へ行くバスみたいな慕情。

なんか厳しめの何かを含みながらも最終的には優しいようなすらっとした感じがする。

河っぽい。

 

余計なものを足さない引かない顧みない。

侍みたいないさぎよさがある、ザンバラとしている。

 

お魚とかに合いそう。

 

以上、世界の片隅の広島の食卓からお送りしました。

 

 

 

 

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『ホテルグランヴィア広島ビアガーデン』2017のこと

2017年08月26日 15時28分53秒 | 広島のバイキング・食べ放題

2017年にビアガーデンを行きたくてひとりビアガーデン。

 

どこに行ってやろうかと考えてホテルグランヴィアにあるビアガーデンに。

 

 今年は前期は九州、後期は北海道をモチーフにやられているみたい。

 

ちょっとまよったけれどなんとか入店。

 

4,500円と5,000円コースがある。

BBQメニューがバージョンアップするかしないかみたい。

 

4,500円で。

ビアガーデンのなかでは高額な方だなグランヴィア。

 

説明を受ける。

BBQのお肉を受け取る。

 

リストバンドを嵌めてもらう。何の誓いの儀式ながやろうかと思う。

どうやらこれが飲み物頼める証しみたい。

けっこう厳密にドリンクラストオーダーを定めている様子。

(回転率のためか・・・『黄金の回転』を求める一族みたいだ)

 

 

 

ビールを注いでもらう。

しかし、ちょっと狭いな。

通路がひと3人分くらいの横幅しかない。

 

テーブル席がけっこう通路側まで来ている、お客さんが入るとこれはあれではないか。

 

大皿コーナー。

これで全部か。

10数種類。

珍しいものはそんなにない・・・・・・・・・・・・。

 

コロッケも唐揚げ(ざんぎ)も、北海道名物だけれど一般的というか普通のお店に普通にあるだからなー。

それだけ北海道が人口に膾炙しているっていうことなんかも。

 

高知県民としては半分嫉妬。

残り半分は・・・・やさしさ?

 

取って返す。

じゃあ始まりまーす。

 

しかし眺めはとてもいい。

あ、比治山だー。すぐ下にはJRの線路。

景色を楽しめます。

 

これは一番かもしれない。

広島県のエンパイアステートビルと言えなくもない、さしずめムシマルはキングコングだ。

 

 

 

みたいな感じになる。

 

では大皿ステージから獲った戦果を。

コロッケと塩焼きそばとサラダと、北海道の唐揚げ『ざんぎ』。

正直にいうと美味しいカラアゲ北海道のいい方くらいのイメージで、唐揚げとは物理的にどこか違うのかあるいは違わないのか不明である。

 

そのザンギがでっかかった!

このサイズのザンギがエンパイアステートビルから落ちてきたら直撃したら死ぬ、のではないか。

人は死ぬぞとルフィ氏も言っていたアラバスタで。

 

ホタテフライだったと思う。

揚げ物系が多いぞ北海道。

 

2杯めに行く。

 

焼いているお肉たち。

お野菜系は中央の大皿コーナーから自由に取れる。

 

お肉にホタテにイカといったメニューが北海道感出している。

おいしいお肉。

モズクがある、北海道名物なんだっけ?

 

カレーに手を出す、ホタテ入り特製カレーと聞くと黙っていられなくてというかだまって取らずにはいられなかった。

 

コロッケまで入れて、カレーライスタイム状態。

しかしこれ、ホタテ入ってなくないか?

 

ぱくり。

ダシで入っている!

ビールをおかわりする。

 

アイスキャンデーを食べる。

 

頼んだのはレモンハイボールでした。

おいしい。

 

 

夜に終わる。

 

 

 

 

まとめ

・BBQがメインで、バイキング大皿メニューは少なめ10ちょいくらい種類。

・2時間コースだけれど、1時間半でドリンクラストオーダー。リストバンドが注文できる証し。

・眺めはかなり良し。広島駅すぐ近くからの22階か23階クラス眺めだから広島一望。

・通路が狭い。飲み物注文する場所がタイミング(団体が入るとか)で行列できるときには通り抜けづらさが半端ない。

 

 

ムシマル的には微妙ですね。

種類たくさん気兼ねなさを重視するタイプなので。あと混むのが嫌い。

 

 

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