ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

梼原グルメ!『美味美味亭』でひとり焼肉!

2021年07月11日 22時20分02秒 | 高知の呑み処(タタキ)
2019年9月の話。

美味美味亭

定休日 水曜日
所在地 梼原町梼原1481
期間・時間 営業時間11:00〜14:00 17:00〜21:30営業時間
連絡先電話番号 0889-65-1555
駐車場 あり

美味美味亭│食べる│梼原町観光情報 (town.yusuhara.kochi.jp)


 
日曜日夜の酒飲め系ご飯処はここしか開いてないようでした。違うかもしれない。
雨で視界悪く晴天時ほど動き回れなかったので、他にあった可能性は残りまくっている。
 
よーしビミビミ亭に来たぞ。ここは・・・やってる。明かりがついてる。
 
 
 
入店。
ちゃんと読むと『美味美味亭』とかいて「おいおいてい」!
゛おいおい”って何かと思ったら「美味しい」の"おい”なのか!
 
よーし。着席。
 
 
焼肉にしますか、定食系にしますか?
そういう質問が出た。
どどどういう意味?
 
 
びっくりする。
え、焼肉以外もあるのか。
 
 
迷った、カツ丼うまそう、
でも肉屋の内奥と神秘をすべて知るには焼き肉がよかったりするのではないか?一番だったりしないかな?
 
だがしかしここに来るまでに焼肉の胃袋と舌にしてしまった。
「焼肉で」
ニュートラルな胃袋だったら定食にしていたかもしれない。
 
 
 
ええい、焼き肉にした、後悔はない。
肉屋のカツカレーに後ろ髪引かれる、ええい。
 
 
「焼肉ですと、3品は選んでいただく必要がございます」
さすがに一人用おまかせセットみたいなのはない。
 
じゃあ、カルビと、ハラミと焼き野菜セットと、雉肉がある、雉肉を!
 
梼原全体でキジをグルメ推ししていて、ここでは焼き肉分野からキジを食べさせてくれる。
 
キジを・・・・食ってる・・・・(使徒を食ってるみたいなイントネーションで)
まだ食べてませんでした、気がはやった。
まだ注文してすぐの世界線です。
 
あとご飯大盛りで!ビールを瓶で。
 
 
おつまみのピーナッツ。
 
 
そしてビールが届いて、ムシマルのひとり宴が始まるのです。
梼原ナイトじゃ!
 
 
来た!
野菜もバランスよく頼んで偉いね!非常に低いレベルの自画自賛が入る。
盛ってるな!
 
盛りのついたニクみたいだぜ。
 
野菜セットが、けっこうな取り合わせ。
もしや一人分ではないというか、1家族焼肉にこれ一つくらいではないか?
コンニャクしいたけピーマン獅子唐ニンジンきゃべつと、豊かな緑黄色社会。
 
あ、野菜に混じって厚揚げある。
野菜を頼んだのに野菜じゃないのまで来てくれるとは、うれしいなあ。
もとは大豆だから野菜なんだなあ、みつを。
 
 
カルビうまい!
肉がぐぐぐにと歯の間でここと良い断末魔を上げるよう。
よくブルー将軍が言う「いい音・・・・」ってやつだ。
※ブルー将軍はドラゴンボールのレッドリボン軍です。
 
ハラミも肉の脂が充実している。
この肉ども、肉塊どもが私を震わすぞわははは。
 
タレもうまいのかな?
総合的に美味美味なので、個別にどれが突出してオイシイとかはわかりません、ただ美味しい。
胃袋が素直に肯いている。あの生意気な胃袋が。
 
雉肉の評価。
予想してなかったことに、焼き鳥みたいに串で来た。
「くっつきやすいので注意ください、カルビとかで脂をしたたらせてからの方が良いです」とのアドバイス。
キジ肉ルーキーなのでありがたいアドバイス。
 
串、しっかりしているけれど淡白め。
うむ、量でいうと鶏肉のほうがコスパがいい。
でも雉肉を串焼肉できるのはここだけ!かもしれない。
 
 
野菜がおいしかった、ついでで、バランス調整で頼んだわりには。
 
また、タレが2種類のタレのニンニクがかかっている方がクセになる。
焼きコンニャクにつけてもご飯がすすむタイプやん!
 
 
 
一人で立ち向かうには、ちょっと士気が下がるかもくらい焼き網いっぱい。
孤独の焼きムシマルには、逆に、逆説的に燃えてくる。
 
 
ああ、焼肉にはビールよりも白飯派。
 
 
タレ旨い、肉旨い、ご飯美味しい、
 

本当にくじけそうな時・・・本当にあきらめてしまいそうな時・・・

いつも最後のひと押しをしてくれた奴・・・ おれを立ち上がらせて くれた奴・・・

最高の友達・・・ 焼肉・・・!! 君に出会えて・・・良かった!!!!

 
 
 
完食・・・・。
しかしまだ、ちょっと・・・・お腹は満足しているけれど、ユスハランナイトをまだ終わらせたくない自分がいる‥‥!!
 
 
ふうん、じゃあこの四川風麻婆豆腐を・・・・・・・・・・!!
ちがう、ちがーーう!
 
四川風ではなかった!
四万川風麻婆豆腐!?
 
 
調べてみると、この辺の地名であった「四万川」
(四川風に四万十川を足したかのごとき思想・・・バンクシーのごとき発想力…!!)
ムシマルはバンクシーのことわかっちゃいないけど思わずそう思っちゃったんだぜぇ。急にワイルド。
 
頼むしか!
頼むと、「すいません、もう豆腐がなくてー」
がーんだな。
 
二度とないチャンスを逃したかもしれない。チッキショーー!!ちゃんちゃかちゃんちゃんちゃんちゃかんちゃ。
 
 
じゃじゃじゃあ、雉メニューからキジクッパを。
 
・・・クッパって何だっけ?
鍋だっけご飯は入ってるんだっけスープだけだっけ?
 
グラタンとラザニアみたいな関係性の料理なかったっけ?ビビンバ?ビビンパ?って迷う。
そういえば梼原町には割と最近できた韓国料理店があった気がします。そこも気になるなあ。
 
 
待つ。
あ、ご飯入りだ。
 
 
〆にちょうど良さそう。
 
食べると、味が慈愛に満ちている。
雉の慈愛だ。ケーン。
 
ズズズ、今すぐ風邪をひきたい。
引いて、これで治すのだ。執念のマッチポンプ。
 
 
キジが、シャモにちょっと似て弾力のあるにじり寄る旨みの持ち主。
しゃばしゃばな米の沼に、足場になるよう配慮されたような心地いい硬さ。抵抗感。
 
少し辛子を入れると、勢いが出て弾みがついてもう戻れない。
もう戻れない。
 
 
添えキムチ。
 
 
 
 
ふはあ、ふはあ。
完食満足お会計してくんな!
 
黒電話でした。
すばらしい。
 
 
 
 
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美味美味亭焼肉 / 檮原町その他)
夜総合点★★★☆☆ 3.9


『はたやま憩いの家』の「土佐ジローいいとこ鶏コース」後編 これに親子丼までついて小食の方用コースなんですか?!

2021年02月06日 15時04分29秒 | 高知の呑み処(タタキ)

はたやま憩の家(旧 畑山温泉憩の家)

〒784-0061 高知県安芸市畑山甲982-1
ランチ営業時間 : 11:00〜15:00
*定休日:水曜日。
*臨時休業あり:土砂崩れによる県道不通など。
*日帰り入浴の営業はしておりません。

電話:0887-34-8141

 

お食事 高知の地鶏土佐ジロー専門店「はたやま夢楽」 (tosajiro.com)

はたやま憩の家 ランチご予約サイト (reserva.be)

 
 
前回記事はこちら
 
 
あらすじ:土佐ジロー炭火焼きをいただく。
 
モモ肉。
薦めに応じて、タレなしで最初の一口。
もふもぐ。ごきゅん。
ウマ!
 
「味付けは塩だけで行っています。モノが違うでしょう?」
なんかすごく味を感じるんですけど!
 
潜在的旨みが予想した範囲を超えてきている。
ひと噛みしたときに、負けないぞって跳ね返す力がいごっそ的!
 
 
「噛めば噛むほど味が出ますので、すぐ飲んじゃうともったいないです」なるほど。
ムシマルは最初モムモムゴキュンですぐ飲んじまったんだぜ。
 
 
・くびかわ
へー、「かわ」ってたいがい首のところなんですか?教えてもらう。
ムシマル、そんなことも知らないの。
 
「モモとかに付いている皮はお肉に付いたまま出されますでしょう?」
皮だけを出すときは首からが主流なんだ。
 
くびよこせ!
 
 
こちらも噛むほどに味が出る!ギニュンギニュンと効果音が出ている。
こいつはスーパーだ。
モノが違う・・・ボールとスーパーボールの違いくらい弾む。
 
 
大将さんがお話しされるのを聞くと、
土佐ジローは150日くらい育てているという。
通常の3倍だったか5倍だったかくらい育てているそう。
 
 
あと「平牧」ですとおっしゃられていた。
残念ながら平牧がわかっていないムシマルであったが、ニュアンス的には放牧ではないけれど自由度割とある飼い方なのかしらん?
 
 
 
 
むね肉も、淡白かと思いきやゴールデン!
胸肉を物足りないと思うことが時々あるんですが、お味が染み出て、弾力もしっかりアリ。
 
そして弾力のことばっかり言っていたが、固くない。
大将さん曰く「筋繊維が細いのでかたくないのです」って。
 
へー、ムシマルはピンポンマンガで(「P2」とか「ピンポン」とかそんな名前だった気がします)筋繊維が細くて卓球に勝てない男の子がいたなーってくらいにしか筋繊維のこと知らないので、感心する。
 
 
 
 
店主がこんなことを。
「タタキを炭火で焼いてみてもおいしいですよ」
あらあらまあまあ!そんな裏っぽいことを。
 
実行。
 
ああ、赤みが白く、領土が縮小されていって・・・ああ。
真っ白だ、まっしろに燃えたよ。心の矢吹さんが言う。
 
焼き焼きタタキ、それはもタタキじゃないのではなくって?
 
 
もぐもぐ。
 
タタキが攻撃をする。
自動的に旨みを標的にぶつけて・・・・
「タタキ」は生きているんだ「焼き焼き」になっても「焼き焼き」の中で生きている・・・・・
 
タタキ用ポン酢タレでも焼き用の醤油っぽいタレでも活躍する。
 
 
肉世界の住人であるが、ここで野菜に触れる。
野菜は玉ねぎ・シイタケ・キャベツ・ピーマン。
 
 
ムシマルはブ厚いみのシイタケ焼きが大好きで、ここのはシイタケにうるさいムシマルも大歓喜。
もっちりとしたやわ肌に触れもせで・・・・触れた、次の瞬間には噛み切った!
タレと絡まっておいしいよう、口の中が香りでむせ返るようだよう。
シイタケだけで胃袋を満ちさせてもいい。
土佐ジローはうまいんだろうなって期待値がすでにあったから耐えれたけれど、こちらのしいたけは不意打ちに美味しい。
 
 
・・・・
 
 
 
記述していませんでしたが、大将さんは1種類ずつ焼かれた後に退室されている。
 
あとはムシマルが見様見真似でひっくり返している。
(コツは、10秒くらいでひっくりかえすこと・・・表裏だけでなく、全面をまんべんなく通すこと)
 
 
くびかわが美味しい。
 
 
鶏肉はお酒もいいけれど、白飯も合うんだろうな。
ムシマルは肉焼きしたとき、「ビール飲みたい」より先に「白飯食べたい」と思うタイプ。
心のラガーメン。
しかし今は日本酒で合わせて軽快な気分。
 
 
300ml瓶の日本酒、飲み切れなかったら持って帰らせてもらおうとも思ったが、これならいけそうだと当たりを付ける。
このペースなら。
 
 
もぐもぐ。
いや、お腹張っていったな!
 
4500円コース、お酒を飲む方向けとかランチだからフルコースは・・・って思ってる方はとかの軽いやつみたいに書いていたのですが、いやいやどうしてどうして。
炭焼きで時間をかけて食べたこともsるでしょうし、お酒のアルコール効果で満たされているのもあるんでしょうが、親子丼を未だ姿を現されないままで、畳に突っ伏して寝たいくらいの満足感が身を覆っている
 
 
もっと食べたいような、これで満足なような。
じっくりと焼く時間まで胃に収めたようだ。
 
 
そして、炭火焼きを食べ終えて。
 
 
ミニ親子丼の到来である。
器がでかいから小さく見えるけれど・・・・ミニってことはないんじゃないか!!
 
「ミニ」語感で軽をイメージしたけれど、来たものはミニバスやミニワゴンだったようなそういうミニだ。
 
 
 
タマゴたっぷり、汁気そこまで、っていうタイプ。
 
もぐもぐ。
甘さがある卵、甘さに負けていないたまごの味わい。
 
うま。
 
 
疲れが飛んでいく系の、持っている甘さでなにかを忘れさせる系。
 
さぁ あの 親子丼祭りが帰ってきたぞ。
押し合いへし合いやってきたぞっ!
 
 
それでは実食。鶏部分おおめで。
 
歯ごたえは良いのに、柔らかい。たやすく噛み切れてしまうのに、嚙んでいたくなる。
鶏自体がタマゴ沼に漬かっている。
 
 
おいしい。
土佐ジローをまた違った角度で味わう法悦がある。
出汁方面というか、横バフのポテンシャル味わい中。
 
ムシマルは親子丼最高峰は、広島の『旅館 魚光』だと思っていましたが、
なかなか違うおいしさがある。
 
ミニじゃなくても行けたかも。平らげられたかも。
 
 
 
汁だくまでつゆは入っていない、ムシマルの好きな白米とタレとタマゴやわさバランスの親子丼。
 
お肉もいいけれど、どっちかというとタマゴみを味わうタイプですね、トロっとしたものが、ご飯に懇意を持って混ざっていく。
 
 
いただききりました。
 
 
おっと、お酒ちょっと残っている。
 
最後にちびちびーー。
 
 
 
 
 
すべてが終わった。
 
くふう・・・・。
砂漠の砂粒1つほども後悔はしていない・・・・・・・
何一つ。
 
 
 
ただ・・・気がかりなのは・・・・・6,000円コースがこれに加えて「すき焼き」があるらしいことだ・・・。
胃袋・ザ・ムシマルと呼ばれてないムシマルが、小食(と言われている)コースで満足して、すき焼きもオムライスも食べずに終わってしまった。
 
すき焼きやオムライスを食べた人は幸せになってほしい。
それだけがムシマルの願いだ。
 
 
お会計は、お土産も買って7,000円くらい。
お土産なしなら6,000円ほど。
 
 
入り口には有名人のサイン(大泉洋さん他)、なんか雑誌に紹介されたときの記事などが飾られている。
ふう。このイイ感じのお店が閉まられてしまうのか。
でも何やら土佐ジロー事業をやめるわけではなく、親子丼の店でもやりましょうかねぇ、って言われていた。
 
 
いまHPを見たら、
 
 
よかったよかった。
オムライス食べられる可能性もまだ残っているということだ。
 
 
 
まだ2時間くらい帰りのバスを待つワタシ。
宿入り口のブランコやハンモックでちょっと遊び、
 
 
 
ヤギと戯れる。
ヤギは人懐っこいのか何なのか、近い距離だと何にも鳴かずに知らんぷりですが、
距離を取るとメェー、メェェーと鳴く。
草を食べている。
 
 
なんとなく平和にムシマルも道草を食う。
 
 
 
20分ほど歩いてみるが、この間にほかの歩行者を見かけなかった。車が通りすぎていくのは何台か見た。
ちょっとクラッとしそうになる終末感をたのしんだ。


界の隅っこでワン・ツーと歩いていく。
吹きゆく風がサブい。コートで来ればよかった。
 
さよなら、お元気で。

終わる宿屋に言う――――
 
 
 
買おうと迷って買わなかった土佐ジロースープのみ1000円缶詰。
土佐ジローアヒージョ缶詰を買ったので、そちらを記事にする機会があるかもしれません。
 
 
 
 
 
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『はたやま憩いの家』の「土佐ジローいいとこ鶏コース」前編

2021年02月04日 09時44分52秒 | 高知の呑み処(タタキ)
 
2021年3月21日(日曜日)のランチ営業をもちまして

はたやま夢楽が運営をする

「はたやま憩の家」は営業を終了することとなりました。

 

長らくのご愛顧を賜り、本当にありがとうございました。

 

はたやま憩の家は、安芸市の指定管理者として運営をしております。

今期の契約が2021年3月末で終わり、

次期の公募には、はたやま夢楽としては応募をしないことを決めました。」

という情報を、2020年に知り、
 
いつか行かねば、
だって大泉洋『おにぎりあたためますか』出演店。
おにぎりフリークのムシマルとしては、いかねばならぬ度が最上位に位置するようになっていた。
 
ただ、三日以上前の予約でないとダメだったり、そもそも予約がいっぱい入っていて行きたい日と選択肢が重ならなかったりで行けない日々がつづく。
焦り。
 
しかし、遂に日取りを決めた!
 
バスで移動、からの再度のバス。
 
 
 
朝8時台のバスで安芸駅行に乗る。
安芸駅に10時前に着いて、そこから11時出発の畑山行の町バス?ぐるりんバス?で行く。
 
11時までは駅の売店物色とか少し散歩とか、暇をつぶす。
安芸駅の購買は完全に道の駅化してますねえ。
 
 
11時のバス。
バスという名のワゴン車みたいなやつでした。
 
ムシマルともう一人の乗客を乗せて、車は畑山に進む。
途中に郵便局とか病院前とかにちょいちょい寄りつつだから、到着は一時間後。
直行すれば40分くらいみたいですが。
 
 
 
 
そして・・・・軽く酔った!
ムシマルはそこまで車酔いしないので、車中で本を開いて読んでいたら、思った以上に山道。
舗装はされていますが、ちょっとした段差に度重なるウネウネに、ムシマルのお腹は熱くなった。
 
逆流性のなんかを感じる‥‥。
幸い軽度だったので本を閉じて景色を楽しめば何とかなった。
 
 
山と川。川キレイ。
あと工事も入ってる・・・!・・・吊り橋も横目に見える。
 
 
 
くるくるくるくるりとユレル世界に酔いながらーーーー
 
着いた!
ここか。
時間は12時5分。
 
予約は13時~。
だからちょっと早すぎる。
 
散歩して暇をつぶそう。
散策にはうってつけかも。
 
冗談じりの境界線上みたいな果てなさがある。
なんて綺麗な眺めなんでしょうか!
ここから見える風景はきっと何一つ変わらないから、枯れた地面を這うの。
 
 
近くに廃校後、なんか地域の集会所?イベント会場になってるようす。
 
 
 
放置一輪車。
柚子の自然一体化途中などあったのでした。
 
さて、12時40分。
そろそろ行っていいか。
 
犬とヤギを通り過ぎる、
行く、「ちょっと早いんですけれど、13時予約のムシマルです」
 
 
はーい、と和室をご案内いただく。
コロナ対策なのか、普段からこれなのか、和室の個室。
他にコロナ対策としては、完全予約体制(一日3組・密になる恐れなし)、入り口に消毒スプレー。
 
 
ムシマルが頼んだのは

土佐ジローいいとこ鶏コース 4,500円(税別)/1人前

 

以下、お店HPから。

「ランチだから、フルコースは…と思ってる方には、こちら。

① 季節の前菜盛り合わせ
② 土佐ジローむね肉のたたき
③ 土佐ジローの炭火焼き
 (もも・むね・ささみ、首皮、野菜)
④ ミニ親子丼」

 
座って、どうやら人心地つく。
アルコールを頼もう。
「ビール?・・・・うーん冷えるし日本酒の方、ああ1合とかはないのか、熱燗はある・・・いやもう、300mlの小瓶『入河内』で」
瓶酒なら飲みきれなくても持って帰れるのではないかという魂胆を透けて出す。
 
待つ。
高い声が部屋を埋めるよ、どうやら隣の部屋かその隣か、小さな子供を連れた家族が食べに来てるみたい。
お子様はウーロン茶ーって言っていた、ジュースもあるのに。渋い。
 
 
 
来た、お酒のグラスも瑠璃っぽい色のギヤマンでナイス。
「入河内」、安芸市のお酒で、安芸市の地名が入ったお酒。
 
先に、つきだしのように三品を説明してくれている。
 
 
・土佐ジローのチキンロール
味が刻みこまれている。
がっぷり四つで来ます。
肉質こころよくほどけ、
ロールのクルクルに目が眩んじゃう。
 
 
 
 
・聖護院カブの漬け物
歯切れよし。音立てて嚙み切る涼しさ。
ふうわりと次が欲しくなる後を引く酸い味。
一服の清涼剤。
 
 
・ズイキの煮物
ズイキとは「りゅうきゅう」だそう。
リュウキュウは知ってるけれど、ズイキとも言う別名なのか、リュウキュウが一定の条件下でズイキと呼ばれるのか詳細は不明。
よく知らない地元民。
齧る。あ、確かに確かに懐かしい、ハスっぽい空気の入ったお味。
 
よくしゅんでいる。蕗に似たり。
 
 
 
うーん、最初の三品の弾みのつきよさが半端ない。
 
日本酒美味しい。すすむ進む。
日本酒は、清廉潔白な味。晴耕雨読という4文字が似合いそうなきりっとしていた自然界になじむお味。
食中酒にぴったり。
 
 
あ、箸置きがだ。土佐ジローかもしれぬ。
(鳥尽くしがここから始まる・・・予感はもうもう始まっている。)
 
 
少しして、また来る!
 
・土佐ジロームネ肉のたたき
ネギとポン酢でいただくのですね。
ああでも土佐ジローのたたきは高知市の居酒屋さんで食べたことあったかも。
 
ぱく。
 
うん。春風駘蕩な穏やかさがある。
穏やかさに裏打ちされた・・・筋肉
スッキリとポン酢が合う。
 
どことなく弾力と引き換えに素早く流れて消えていくようなこの感じ・・・・綺羅星!!
 
 
 
お献立がいい・・・食欲と期待が膨らむ。
次は?
次は確かメインの炭火焼きだったろう。
 
 
早く来たせいもあって、おそらく準備ができるまでもう少しかかるだろう、今はもう少しちびちび楽しむだろう。
SNSに上げたいけれど、ムシマルフォンではアンテナが十分に立っていない。
 
 
酒食を進めていると、
お店というかお宿の主さんらしき方が来られる!
なんで?大将さんなんで???
どうやら専属で焼き係をしてくれるようす。
正確には1種類ずつ手本の焼き方を見せてくれ、あとはこちらで焼くシステムの様子。
 
あとで見ると、炭火焼きを頼むと大将さんと奥さんのどっちかが焼いてくれる、というスペシャリテなもんのよう。
 
 
 
 
「一面10秒くらいで、丁寧にひっくり返すんです」
ほうほう、なるほど丁寧に動かしている。
大将さんに手ずからこまめにやっていただくこのお大臣感・・・・・・・プライスレス。
 
実はもう、制限いっぱいになってしまって、後編に続く。
 
 
 
 
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『KOCHI STAND』でタタキとサバサンド

2020年07月29日 20時50分13秒 | 高知の呑み処(タタキ)

2020年6月訪問。

 

なんだっけ、はりまや町のなんとか屋台集合店(仮)みたいなところ。


店名 KOCHISTAND
住所 高知県 高知市はりまや町2-7-6 高知はりまや集合酒場内
営業時間 17:00 ~ 00:00
ランチタイム 11:30 ~ 13:30
定休日 水曜日
駐車場 駐車場なし

公式HP:https://r.goope.jp/kochistand


そこの『KOCHI STAND』に入る。

客はこのとき私一人、密じゃない。

(17時には開いてるのか)

 

立ち飲みなら短時間でリスク減で行ける。

 

お、メニューがガイドブックというかパンフレット小冊子タイプ。

凝ってますねー。

メニューは総天然色、地元食材の説明もあり好印象。

 

どうしようかな、どうしようかな。

めくるページ、もつれる思考。

 

おススメから1ついくか!

苺パフェ?

いやパフェもシュクメリも気になるけれど、タタキにしよう。

(シュクメリ、シュメル文明にまつわる何か?)

 

お値段500円。やっす。

(普通のカツオたたきは1300円とか1500円くらいが頻出値。

 つまり当該品目は半額以下。量も少ないのかな?4切れくらいかな?)

 

じゃあこの一品じゃ足りないかと思いもう一品選ぼうと思って、パスタ・サンドイッチ・シュクメルリらから迷う。

 

フォアグラ最中!?

変なのがあります。

謎が多いのですよね。

ホッジポッジも口にしたい(言いたい意味での)ネーミング。

グリムジョージャガージャックくらい声に出して言いたい。

ジャガー級の惹かれるセリフ、ジャガー惹句であった。

 

そんないろいろを含めて注文。

 

テレビを観ながら待つ。

 

 

ギネス黒ビール。

黒ギネスが狂おしいほど喉で弾ける。

あー弾けて混ざる。

 

そして来た、カツオのタタキ

あ、あれ、ほかの店とサイズ変わらん!?

これで500円?・・・・・何か品の良い詐欺に遭っているよう。

 

うそ、まじで・・・・

説明を聞くと、

何もなくても味がついている(塩タタキ風?)、

醤油ジュレをかけると刺身風というか醤油味、

柚子ジュレをかけるとポン酢風になるという雪之丞7変化張りなものである。

 

いや、これ・・・・破格でないか!

カツオも量だけでなく十分な品質。

 

どれまず一個。

もぐもぐ。

・・・・・・・安すぎるタタキに、少し瑕疵があった方が安心でしたがクオリティも遜色ない。

コスパ良すぎて逆に不安!

 

焼きが多分そこまで範囲広く深くしていなくて、刺身の率を高めに残しているような、そんな気がする。

 

 

肉ぶ厚めだ。

歯が立つ感触に、同時で風味が舞い上がる。

口のなかで初ガツオ。

 

ニンニクが、焼いてる。フライドニンニクチップ。

香ばしさも生ニンニクの切り裂くような風味から、熱されて暴風のような匂いに。

これは・・・・・・なに?

価格破壊の申し子、激安第六天魔王波洵?

 

良い。

しまった初手日本酒でもよかったな。

日本酒もある店です。

 

柚子ジュレをつけると確かに味が変わる。

RXからロボライダー、そして悲しみの王子バイオライダーに変わってしまうようなバリエーションに、なかなかの面白さを感じた。

 

(ぷらす、ガーリックチップやネギの多寡でも変わってくる)

これはこの店の白眉かなー、ワンコインカツオたたき

 

そしてやってきた土佐清水産サバグリルサンド

どんなのかと思ったら、焼いたサバにトマトソースレタスキュウリで挟んでいる。

シンプルっぽい、さていかがか。

 

がぶ。

サバがこれまた身が分厚い、そして焼き味が濃い、それをトマトソースで中和するような形かと思われます。

 

パンもカリカリ部分があるちょっと焼きが入っている。

顎に力を入れ、ガジガジと噛み砕いていく。

アテ力が強い。

お魚が、これ単体で出てもお酒を進ませる。

(身ががっしりしていてパンもハードだから、顎が疲れる・・・)

しかし、労働の対価ともいうべき味わい。

 

前述したけれど顎を強く使うので、

水切れのいいトマトとキュウリがとてもありがたい。

 

 

ビールが間もなく終わる。

次手日本酒を!

 

アルコールは種類豊富で土佐クラフトビールやカクテル的なものもあった。だが日本酒。

 

司牡丹の・・・なんだっけ、朝どれ絞り?何らかの絞り。

あ、美味しい酒。

水のように易しく呑めて切れ味は怜悧。

 

「いらっしゃーい!」隣の安兵衛から元気な声が聞こえてくる。

 

実際問題、満足した気持ちともっとお店を試してみたい気持ちが混じり合う。

シャモ、土佐あかうし、フォアグラ最中、謎の海外っぽい料理。

 

気になります。

絶対また来よう!

 

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2020年新店『華食屋 みさみさ』で食べ呑み

2020年06月24日 20時18分50秒 | 高知の呑み処(タタキ)

ミサミサ・・・デスノートかな?

 

中華料理『雷』だったところが新しく店ができたようだ。


『華食屋 みさみさ』

高知県高知市大津乙1141−1


 

たぶん店主がミサさんとかかな?推理というか勘である。

真意は店名の由来はわからないままである。

 

通えばいずれ知れるかもね。

 

 

2020/3/1オープン。

まあ行ってみる入ってみた。

2020年3月の訪問でした。

 

きれいで明るい。

『雷』はそこまで足しげく通った店ではなかったが、広くなってる気がする。

 

居酒屋参加、和風メインの居酒屋さんだ。

(華食やさんの「華」はひょっとして中華料理の「華」かと思っていたが、そんなことはなかったぜ!)

 

カウンターでまず生ビール。

 

どうやら美人女将とそのお子で回されているみたい。

 

ビールと付き出し到着。

ぐびぐび。

付き出しなかなかいい、ふきを煮たのに豚肉とかがあわさっている。

良い良い。

食物繊維に食べでがプラス。いい序曲ですよ。

気分は徳川家に連なるものの安泰感。

 

メニューを見て、

「グレのタタキ」800円と「大根とブリタマゴの煮物」400円を頼む。

刺身系あるのが意外。

 

 

到着、大根煮物。

ブリタマゴってブリ大根の亜種だなぁ。

初めて食べるタイプのブリ大根かもしれない。

タマゴ美味しい。

アテとして、しっかりしている。

また、大根も生姜が沁みてうっとり。

ステキな額縁のある絵って感じ。

たまご!タマゴは凝縮された!

 

 

グレのタタキ、おお、800円としては破格にボリューミィ、1,500円でも納得するかもしれない、不承不承であるが。

もぐもぐ。

ちゃんとしている。

気軽い感じかと思ったが、ちゃんと火加減焼き加減もいい感じである。

 

 

これはもう、グレタタキだけで重くて攻撃的なニュアンスを感じてしまった。

何に攻撃的って酒の消費にアグレッシブだ。

 

食べ物8割消費時点で1杯目終了。

(もう1杯ともう1品と)

胃袋と財布と経験のなかから充足満足帯を見当付ける。

煮物系と日本酒、とか?日本酒はあるけれどそこまで多くない。

うん。トマトハイボールが何でなんか安い、半額の250円。

これを軸にトマトハイボールとあいそうなんを・・・・。

 

取りあえずトマトハイボールを先に頼んじゃおう。

 

ちびちびやっていると、隣の方から声をかけていただく。

「ここは初めてかい?良い店だからまた来てね」

「ここは土佐巻きか鉄火巻きが出てるんだけど、ワサビ強いよー」

 

なるほど。

っていうかもう常連がいらっしゃる。

 

 

焼きそば注文。というか隣りの方におごっていただく。

また、土佐巻きを一個もらっていただく。

巻物もいただく。

ニンニクを効かすこと、そしてそれに耐えること忍辱のごとし。

それだけ言うと断捨離癖の忍者マスターみたいだけど、隣の方が忍者でないとは限らない。

あ、おいしい。

 

 

お酒を追加で注文。

長っ尻になってきたのだ。

 

「あなた、焼きそばまだ食べられる?おごっちゃお」うわあ、『太っ腹の隣人』ってやつだ。

焼きそば旨い。

隣りの方曰く「ソースを3種使っているよ」とのこと。

へーー!詳しい!

 

そこまでべっとりとでないけれど、汁気を感じる焼きそば、潤っている。

キャベツとカツオ節と豚肉、紅ショウガ。

そして全国のマヨラーのためにマヨネーズを。

 

 

いやキャベツとか豚肉も十分にあって、どろりとしているけれど濃すぎない、

素直な美味しさがある。

 

家庭的!華から家!

 

 

お会計2,030円。

焼きそばとお酒一杯おごってもらったとはいえ安い。

 

また来よう。

「よい時やったら裏メニューで焼きめしとかオムライスとか頼めるでぇ」そいつは良いや。

ほかに唐揚げや魚の塩焼きなど、近くでひとり暮らししていたら通いたくなる感じだ。

あと鉄火巻き。わさびが利いているらしいものもワサラーとしては関心度がXXX(トリプルエックス)。

 

また来ます。

歩いて帰る。

 

 

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