ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

光南町居酒屋グルメ『おしい 魚鳥(とり)ひる』で

2019年07月01日 23時32分17秒 | 広島・お魚系


気になっていた。

『おしい』と店名に書いているのである、気にならないはずがない。

 一時期、有吉氏らが「おしい!広島県」みたいなコピーで売り出していたが今でもやってらっしゃるのだろうか。


高知県出身のムシマルからしたら、銀のスプーンを持って生まれてきたくらいに恵まれた兼ね備えた県なのになー。

愛着があるからこそ、理想も高くなるみたいな感じか?

 


関係あるのかないのか入店。

何が惜しいんだろうか。

 

入店する。

あ、店主がいらっしゃいと店先(のカウンター席から)で述べられる。

 


チョットおしい 鳥ひろ

営業時間:月~土、祝前日: 17:00~23:00 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:00)

定休日:日、祝日

住所:広島県広島市中区光南1-16-18 光南バス停前

電話:082-247-6667

 

彫りが深くて、ムシマルは最初外人さんかと思ってしまっていた。

 

女性店員さんが来られて、何にするかと問われる。

問われて語るもおこがましいが、ビール。

来るまでに、料理を考えよう。

『黒鯛』700円。

これが気になる。ムシマルは地黒だから。

 

お魚の王様の鯛が、ブラックで。

ムシマルは、コーヒーはわりかしブラックに限る人間。鯛もブラックが合うかもしれない。

 

そして。

お肉もだよ。肉もあるよ。

ここの看板には鶏と魚の店というような説明が書いてある。

 

 

黒鯛注文。

  

おお、器が巨大なハマグリのようで、りぐっておられる。

なかなかの量。

ああ、うんうん。

魚もいける。

 

そして肉ぅ。
どこまでも肉であることを主張する木の受け皿と鉄板のコンビ。


黒光り・・・・は言い過ぎだけど茶色と黒色の肉が脂油で照らされて、朝焼けよりも心に来る。
ハラミの何かだったようである。

 

これはビールキラーのチャンピオンかも、東太平洋王座クラス。

肉もいける。

うどん!
   

これはなかなか・・・・一店で完結系の揺りかごから酒場まで系。

 

おしいどころかなんでもあった。


 

 

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鷹野橋『清耽』で忙中の休息

2018年06月23日 10時45分48秒 | 広島・お魚系

 

清耽へ。


 

席・設備

 

総席数
  • 18席
禁煙・喫煙
  • 店内全面禁煙
お子様連れ

お子様連れNG(お子様を連れてのご来店はご遠慮ください)

ペット同伴
  • 同伴不可
携帯・Wi-Fi・電源
  • 携帯の電波が入る( ソフトバンク 、NTT ドコモ 、au )

 

店名

たかのばし 清耽

電話番号
  • 082-246-8995
住所
アクセス
  • 広電宇品線 鷹野橋駅 徒歩4分
  • 広電宇品線 日赤病院前駅 徒歩6分
駐車場
営業時間
月~土
ディナー 18:00~24:00(L.O.23:00)
定休日
  • 日曜日
  • ※夏季休暇、年末年始
  • ※月曜日が祝日の場合はお休みいたします。
平均予算
  • 5,000円(通常平均)
その他料金
  • チャージ料金:400円(税込)
   

 



 

今日この日、平和と優しさを求めて。

 

日本酒は『黒牛』、和歌山のお酒をチョイス。

きりりとされている。

 

突き出されて。

南蛮漬けである、お得意の。


『日本酒と南蛮漬け』の組み合わせ語句は、おそらく200年後のことわざ辞典に載る。

意味は美味しい組み合わせ。

 

お刺身のすゝめを受けたので注文。

 

 

ホタテを炙ったものと、鯛と、あと一品あった気がしますがホタテがもう純甘。

 80年代ラブコメみたいに甘い。

 

そこをワサビでキリリといいオチつける感じ。

 

カツオ。そうだった春の鰹だった。

カツオアイランド(島国)高知のもんは、あんまり他ではカツオ食べないのだが・・・・・。

 

かぷ。

あ、高知のカツオと違う、切り身が薄めだからこそのくちどけがメルティなんとか。

 

しかもショウガ、ニンニクじゃなくて生姜で弱さを慰め合ったけば立ったお布団みたいに優しく感じる。

端的にいえば甘くて歯に後味を残さない。

違うけど、美味しい。

 

美味しかった。

 

でもお刺身だけで満足するムシマルは、ここにはいないのでした。

 

「さ、さけを」おすすめを。

 

女性のスタッフさんが用意してくれたのは、この3本。

 

 ・・・・・・・・・まんなかのヨキトギっていう謎のワードも気になるけど、右のパンダは!?

 

なんかラフ段階とかスケッチみたいな絵。

あじがある。

 

 瓶の名前は忘れてしまったけど、

これだと言ってしまっていた。

 

さらに料理として、

トマトシュウマイ』とやらを注文。

どんなんが来るのかと思ったらこんなのか。

 

ではズーム!

 

!!

マグマだまりがある山を半透明化に成功したら、こういう形になるのではないか。

 

そういう山を、これから食べる。

もう少し現象界に沿って言うと、シューマイの中にプチトマトを入れて出された感じか。

 

ここで一口、南蛮。

漬かっている香りが、よだれ他を招き寄せる。

 

これで日本酒くいってしてそこからの怒涛の、かつ波濤のようなシュウマイイートにコンビネーションしよう。

 

 

 日本酒くいっ。

パンダ味はしない。

風味がいい。

 

トマトシュウマイが入る口に。

アッツい、ヒーティングバッドエクスプロージョン&ホットエッキス。

 

封じ込められていたプチトマト果汁がムシマルのはが起爆スイッチとなりぷちゅってなる。

 

チェイサーの水をがぶ飲み。

 

 

 

ふー。

心地いい爆撃だった。

シュウマイの肉とトマト合うな、トマトエキスが疑似シャオロンポウというか知らない刺激を与えてくれた。

 

 

 

 

 

最後にお茶をいただき、完了。

 

ごちそうの完了であった。

 

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広島中央市場グルメ『市場ごはん』で晩酌?しちゃう。

2018年05月20日 10時17分37秒 | 広島・お魚系

草津に登場、ムシマル。

 

西区のことだ。広島市西区草津。お医者様が治せる草津。

広島市中央市場というところで、なんか食べたい!っていうことなんです。

 

行き方は、今回

バス~アルパークまで。そこから徒歩。

LECTまで+100円のに乗るともっと近いんでしょうが、アルパークから徒歩でも20分弱くらい?

 

見えてきた。

 

入る。

高知の弘化台、っていうところも同じような中央市場であるけれど、広島の方がやはり規模でかい。

 

あ、内部にファミマがある。

すごいな。

 

保育園もあるよ。

 

はえーーって思いながらウロウロする。

段ボール、コンクリ打ち放し、フォークリフトと働く場所って感じ。

 

ここで、食う。

 

どこで、食う?

 

天丼の文字がひときわデッカイ。

 

『天狗家』という天つながりの店。

天丼、海のもの入っているんであろうか?

 

こういう港に来たら海鮮系がいいな、いや、青果市場もあるからこっちもこれはこれでありか?

 

あ、マグロ丼置いてある。

 


市場ごはん
TEL/082-279-2760
住所/広島市西区草津港1-8-1 広島市中央市場内
営業時間/6時~14時
定休日/日祝、休市日
広島市中央市場
TEL/082-279-2410
住所/広島市西区草津港1-8-1
定休日/日祝、休市日(HPの休開市日カレンダーを参照)
アクセス/電車:JR新井口駅または広島電鉄商工センター入口駅より徒歩15分
車:広島高速3号線観音ICより5分
駐車場/あり
「広島市中央市場」の詳細はこちら

 


 

マグロ丼500円、マグロ漬け丼も500円。

・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・!

マグロ丼セット(小鉢とみそ汁と香物付き+100円)。

に、ビールとホルモン天ぷらをつけてしまう。

 

やってもた、豪遊しちゃう、昼から晩酌。晩酌じゃない?昼酌?

と思ったら1,500円と、予想よりも安価。

 

よし、入る。

 

「いらっしゃいませー、一名様はカウンターにお願いします」ちゃきちゃきされた感じである。

 

 

ビールはお好きなのをお取りください。って。

へー、お店の冷蔵庫をガチャって開けるこの感じ!常連になったような気がしなくもない。

 

「栓抜きが横にありますので」

はーい。

 

AM11時台である。おわかりであろうか。午前中のビールである。

しゅこんと開けて注ぎ飲む。

 

働いている人、すまねえ。でもムシマルも平日は働いているのだ。

 

来た。

マグロ丼に何かついてる、この白いの!

とろろ、山かけ!

 

海のものとも山のものともつかない。

いや、海のものも山のものもオールインワン!

 

ひゃあ、海苔とネギが、通常お刺身で食べるときにはつかないが、合うにきまってるよねネギトロ巻きうめえもん。

 

ぱく。

 

うん。

繊細な刺身でなくぶつ切りチックなのがよい。

量がこれ、じゅうぶんにある。

 

マグロ丼用の調味料はどこかゴマ油の香りがして、うまい。

香ばしさを大事にしている。

見えるなー、心の目で。

捌かれるマグロたちが。

 

いい量している。

ホルモン天ぷらも来た。

・・・・・・・・旦那、これで400円ですよ。

 

10個以上のホルモン天に、さらにはかきあげまで!

 

サービススピリッツの塊の人か!

 

マグロ丼は変わらず美味しい。

なんかこう、マグロとトロロで紅白。あと海苔とネギでグリーンも2種配備。

彩ってるなパクリ。

 

ああ、脂がのってる。

むにぃ、となめらかに歯の侵入を受け入れるタイプの刺身。

静と動の静を支配。

 

そして、こちらは動。

出来たちの熱々。

これに塩か醤油漬けてドカッと食ったらライスは半分減る。

ライスポイントが減少する。

 

あったかいっていいな、たぶんここ朝早い店だから厳寒の朝にはもっと働いている人たちは思うであろう。

 

ホルモン天も実にぎゅむぎゅむしている。

そうか、西区。福島町は西区だっけ?ホルモン天の本場と近い。

店内に「ホルモン天はじめました」と表示があったので、あとから、ひょっとしたら最近始まったものかもしれない。

 

はじめてくれてありがとう。

 

美味しい。ホルモン好きな人間だから。

 

 

すげえバカみたいに赤が映える。

これが意外とからくない、香り重視の辛子なのだ。

 

マグロ丼は、どっちかというとマグロ丼で消費してしまっているので、ビール消費の主力は天ぷらだった。

 

美味しかった。

 

ビールは不要だったくらいの満足感。

 

隣の人はホルモン天ぷら定食、もう一つ隣の人はカレーを食べてらっしゃった。

いろんなものが人気だぜ。人の好みは千差万別!

 

片付けもセルフなので返却場に置いて終了。

 

 

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「あつあつ揚立 てっちゃん 本郷店」にて食券購入で天ぷら!

2017年06月09日 20時40分25秒 | 広島・お魚系

『揚げ立て てっちゃん』、そういうお店に行ったのだった。

 

明るい、駐車場けっこうデカい、夜更けた道路沿いでやっているというコンビニ並みのドライバーほいほい。

長旅を運転していたムシマルはここに寄った。

 

 

入る。営業中だっていう看板に惹かれるように。

 

 

ちなみに11時OPEN20時30クローズ。

 

時刻は19時でした。

『炙り太刀天重』!字面だけだと必殺技・・・超必殺技みたいだ。

太刀魚のかば焼きってことか?違うか太刀魚を天ぷらにしてうなぎのたれみたいなやつをかけているってことか。

 

22世紀、うなぎが獲れなくなってきてうなぎがわりにナマズなどを研究しているが、太刀魚もあるいはパイを拡大したいと思ったのかもしれない。

 

入る。

 

 

自販機スタイル。

ムシマル、広島でここ含め2軒天ぷら屋さんに行ったけれど、どっちも券売機スタイルだ。

 

そういうトレンドなのか?広島や都会はこうなのか。

 

 

ムシマルは迷わず、いや迷った。

太刀天重と、半熟卵天。

 

 

1,000円くらいのお会計。

 

よし、待ち時間に調味料チェック。

塩が数種ありまして、七味やしょうゆもありました。

味変を楽しめますね。

 

 

そういうことなんです、味は、正解は一つじゃない!

急に変なテンションになりました。

 

待ち時間のきょろきょろその2。

 セルフでお茶を呑めるコーナーと、天かすお持ち帰りコーナー。

 

ムシマル、このとき長旅から帰ってくるような感じだったので荷物を増やすのは・・・・・・・・とスルーしてしまう。

取ればよかったのに。

 

近寄って、それから取ればよかったのに。

 

 

 そんなこんなで来る天重。

 ああ、まずは香ばしい。

 

そして期待していなかったというか単体だとばかり思っていたお味噌汁のサポート。

 

うほうほ、見た目はすっかりゴリラ、じゃなかったうな重みたいだ。

二列の開きがあって、もしうなぎでこれだけのあれを量を得ようとするなら2,000円は覚悟しなければならないだろう。

 

ぱくり。

 

あ、おさかなだ。

でもうなぎ感も出ている。

 

うな重っぽい雰囲気の魚天。

現実はだいたい想像に近い。

 

これはムシマルのイマジネーションがバーチャルでリアリティな証左だと思う。

 

うまい。

 

そして黄色く輝く、ウルトラソウルな半熟卵天。

 

 さして、溶ける。

 

これをとろけるたまごを、たれに、からめて!

悪魔の発想。

悪魔の手毬唄みたいなもうこれから大変なことが起ころうっていう予感しか起こらない。

 

 

ああ、バーチャルリアリティにおいしい。

いやリアルリアル。

ガチでリアル。

 

 

 

わたし、まんぞくしました。

 

 

当時のほかのメニュー。

えび天定食、海老4本だって。

 

 


 

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のんびりと、まんぷく広島グルメ『さかもと屋 市兵衛』で集ランチ

2017年03月26日 08時35分59秒 | 広島・お魚系

『まんぷく広島』という広島紹介マンガ本があり、その中の一つが舟入町にあると知る。

舟入町は、どちらかというと近所、歩くと遠いがチャリだと近いくらいの感覚。

 

 

自転車で行ってみる。

迷いながらたどり着いたのは、通りのちょっと奥にそれたところ。

和風な雰囲気も感じるが、知らなかったら通り過ぎてしまいそうなナチュラル感。

 

『さかもと屋市兵衛』というお寿司屋さん。


 

082-231-0833

営業時間
火・水・金・土 ランチ 11:30~14:00(L.O.13:30)

月~土ディナー 17:30~22:30(L.O.21:30)

定休日:日曜日(月曜日もお休みのことあるようす)

http://www.ichibei.com/top.html

 


 

入口にランチメニューが飾られている。

コースとかセットとかあるお寿司屋さんだ。

ランチプレートの一番お手頃価格は1,600円「集」。

あと楽とか遊とかで3,800円くらいまで。

 

あと寿司握りセットは松竹梅で。

 

どうしよう、入るぜ。

 

空間を広くとっている。

L字型カウンターがあって、奥のほうに座敷席っぽいのがあるみたい。

座る。

 

ちょんまげ姿の大将さんがいらっしゃる。

ちょんまげ姿の大将さんがいらっしゃる。

 

大事なことなので2回言いました。

 

スタッフさんは(奥さんとか?)奥にいらっしゃるようであるが、握り場には大将一人。

「ようこそいらっしゃい!」あ、ええ声。

 

舞台役者さんみたいな朗々さがある。

 

「ランチの集をお願いします」

「ここのはおいしいですよー」と家族連れで来られているL字の向こう、カウンターのあっち側ご婦人が言われる。

「彼女は常連で、サクラです」と大将。

冗句を飛ばすタイプの大将さんだ。

 

「嫌いなものやアレルギーはありますか?」と聞いてくれる。親切。

 

 

して、来る。

こちらをご説明させていただきます。

ガラス容器がナマコ酢のもの、お椀にちょっとずつ入っているのがイカを千枚漬けで巻いたもの、イクラ沖漬け、牡蠣とエリンギオイル漬け。

それから大皿に二貫あるのが手毬寿司。

 

 

牡蠣オイル漬け、これは。

うまーい。

牡蠣が、はかばかしい戦果を挙げてうまい。

 

(日本酒がほしい)これをこのあと何回思うのだろう。

この予感は、残念ながら現実になる。

 

手毬寿司。

 

どうも手毬って聞くと、「悪魔の手毬唄」を連想してしまうなー。横溝世代だから!

江戸川世代でもあるし、シャーロキアンだし赤川次郎もちょっと行ったし京極夏彦が高校時代は枕でした。

 

マグロ赤身と、貝。

(おいしい。ちっちゃいけれど醤油をペタリと刷かれてしっかりと味がする。

 「山椒は小粒でもぴりりと辛い」の山椒でも小粒でもなくてピリリでも辛くもないバージョンのようだ)

 

この時点で、少し不安になっている。

お寿司屋さん、それもムシマルが行ったことある中では高級店の類に位置するであろうから、プレートコースがどれだけか気にかかる。

 

(お寿司はひょっとしてこれだけの可能性があったりして・・・・・?)

確か、メニューには「プレート、おすし、茶碗蒸し、お味噌汁、デザート」という項目だった気がする。

もしかしてこれでプレート~おすしまで終わり?

 

どうなんだろう、でもこのワンプレートで700~800円取られる形でも高級店だとありなのか?

だから、茶碗蒸し300円~400円、お味噌汁200~300円、デザート200円とかで完了という可能性はありうる?

 

それだとムシマルのお腹が張らないのである。

念のためにそんなに空腹でない状態でここに来た。

考えながら。いただく。

ああ、イカの千枚漬け包みおいしい。

 

お漬物のポリポリとイカのコリコリが、口の中でシンフォニー的な。あるいはこの即興性はジャズってるのかもしれない。

コリコリに、コリ霧中と化す。

 

 

そして、安心してください、寿司ありますよ!

「ここの鯖寿司はおいしいですよおー」と、サクラだと言われた婦人がまたこちらにリコメンド。

サクラではないにせよ、ボランティア広報、応援隊の類かもしれない。

 

横で聞いていると、ご婦人、お子さまである兄妹、お子妹のさらに娘(ご婦人からすると孫)の4名のよう。

常連さんの夫人が、なんか帰ってきた家族と一緒に外食という感じか-。

いい雰囲気である。

 

あと、職場のランチなのか接待なのかネクタイ労働の方っぽい集団が奥座敷で食べている様子。

 

来るかな来るかな、と思っていたお寿司が、来る。

棒寿司シリーズ。

アナゴの白焼き寿司と、鯖寿司。

 

 

もぐ。

あ、棒寿司だからなのか、ここのお寿司の特徴なのか、なんかお米がぎっしりしている。密度に圧倒。

で、そのご飯圧力に負けないくらいのサバの沁みたお味。

 

きゅうーーってなる。

身体のどっかが。もしかしたら心のどっかが。

 

アナゴも、アナゴのほうはどちらかというと細工というか味付けは抑えめ?

それでも強いアナゴは弾力だけで十分泣ける。

 

完食。

ううん、お茶が地味に旨い。

 

そういえば、食器がお寿司屋さんでよく見る下駄みたいなまな板じゃないんだなーと思う。

固そうな渋めの器。

 

これが茶会であれば、まずムシマルは器からきっと誉めたであろう。

そしてお寿司をくるくる回して、「一人回転ずしです、結構なお点前ですね」といい顰蹙を買ったであろう。

お茶会でなくて本当に良かった。

 

寿司ゾーンに入ったらしい。

といっても、ムシマルが集中力の扉を開けたわけでない。ムシマルに勝てるのはムシマルだけだと傲慢気になるわけでもない。

 

握り寿司を!

目の前で作ってくれる。置いてくれる。

 

ぱくり。

 

しっかりした味。やはりごはんに密度を感じる。

密封旨み。

 

そしてこちらは、バーナーで炙られた後の反り返った後の身。

 

うまい!

料理ができていく工程を曇りなきマナコで捉えながら、できたちを曇りなき耳の穴でなんやらの説明を聞きながら食べるとなんだか贅沢な何かだ。

 

多分だけど、22世紀にはこういう直接コミュニケーションが少数になるもしくは貴重になるのではないか。

こう、なんかカプセルをぱくりで全てが足るような世界が近づいてきそうである。

その中で、このオンデマンドでアズスーンアズでしーゆーあげいんな感じあいいですな。

 

 

 

 

うまいなーと思っていたら茶碗蒸しが来る。

 

茶碗蒸しの中でも、お寿司屋さんでいただく茶碗蒸しはなんだか特別だ。

そんな気がする。

ごちそうだ。

 

蕎麦屋さんでいただくカツ丼とおんなじくらいである。

 

味噌汁もおいしい。熱量がこのタイミング、うれしい。

 

 

「茶碗蒸しは日本人みんな好きだねー」みたいな話を常連さんと大将さんがされている。

 

お味噌汁。

 

あ、なんだか満足感がアップしてきたぞ。

そういえば、時間もなんだかんだで1時間超。

 

 

貝もうまし。

 

その後、卵焼き寿司とか何貫かいただく。がっしりとお腹にはまっていく。

大将の対象の対照な軽妙なトークは続く。

 

 

 デザートがあります。

 お茶と、お芋のアイス。ケーキ。

 

寿司飯の酢飯をさっぱりと流し去るような、スポーツって感じの爽やかさ。

最高にハイってやつだ。

 

 

おいしゅうございました。

お酒が呑みたいです。吞みます次は。