ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

まんぷく広島グルメ:『うえ乃寿し』南区お寿司屋

2019年09月26日 23時13分56秒 | 広島名物あなご

 

『新久千映のまんぷく広島』(メディアファクトリー)で見た、アナゴのお店に。

 

 

アナゴの、お寿司が名物であるお寿司屋さん。

 

この近辺、旭町とやらも気になる感じの店がある。

 

しかし今日はうっかりせずにまっすぐこちら。

 

駐車場は店頭に数台、店奥にも数台。

 


 

所在地 〒734-0024 広島県広島市南区仁保新町1-5-10
TEL 082-282-6528(ご予約はお電話にて承ります)
営業時間 午前 12:00~15:00(15:00~17:00 休憩)
午後 17:00~22:00(L.O. 21:30)
定休日 水曜日(祝日の場合は営業)

https://www.uenozushi.com/menu/recommend/


 

入る。

 

カウンターが空いていて、そこに案内いただく。

 

メニュー。

 

 

ううん、名物のアナゴ寿司にするか、お昼にお得なランチセットにするか。

 

磯穴子1,200円+税に。

 

以上で。

うわーお酒のみたひ。

 

しかし今は平日お昼、それ自体はどうとでもなるが、極めつけなのが自転車だ。

BYバイシクルで来てしまっている。

 

押して帰るのには遠い距離だ。

 

かわりにお茶。

分厚くてがっしりと手応え。

 

あちち。

 

待っていながら観察。

4名でやっているみたい。

 

いわゆるホール担当っぽいおねいさんと、

?煮る担当っぽい方?うどんやら吸い物っぽいものを奥の方でちゃっちゃとされている。

また手前にはお若い方が巻物系を担当しているのか焼きを担当しているのかわからないけれどこちらも忙しそうに調理されている。

真ん中には、メガネの大将さんがネタを切ったり握ったり。

 

(磯穴子と定食がよく出ているようだ)

定食はにぎり(通常800円)にうどん(単品通常500円くらいだったような)がセットで800+税円、ランチタイムに頼むならコスパ一番って気がする。

隣の方を見るとうどんもそれなりの量あるし。

 

 

ムシマルは選択を誤ったか?

正誤の秤はどちらを指し示すか。

 

来た、磯穴子。

 

情報によれば押し寿司っぽくアナゴを巻いたらしい。

 

手で持つ。

この手を離すと、ムシマルの魂まで離してしまいそうだったから・・・ってゲームネタを挟んでみたりしつつネタをつまむ。

 

実際、ちょっと強めに持たないとほろほろしちゃいそうな微予感がする。

 

はむ。

 

シソの磯の香りが散りばめられてでもその渦の中心には必ずアナゴがいる。

 

「あなたがーーーーーーーアナゴだったのですね」了。

 

おもわず京極堂シリーズをオマージュしてしまう。

アナゴ、やわらかいよ。

 

このアナゴは煮てから焼いたようである、だからやらかいのであるこの実体が。

 

 

数量確認。

(これは・・・ぺろりだな)

そうだった。

ペロリと食べた。

 

シソとおぼろ昆布とアナゴ、最終的にどれも突出することなく鼻腔をくすぐる程度の香り。

 

なんか、お上品や。


価格帯では良心的に近い(うどん+よく見てないけどお寿司6~8貫で850円くらい)ところであるが、

このアナゴはそのやわらかさといい風味といい、一品で終わりをもたらす感じというよりコンビネーションのフィニッシュによろしいかもしれない(個人の感想です、胃袋の具合によってこれでちょうどいいという方もいらっしゃると思います)

 

パンチのあるアナゴ丼はちょっと…って方にいいかもなここの磯穴子。

 

うむ、

人は皆、秤の上を歩いている。

生き、出会う物事の全てを正誤の秤にかけながら進んでゆく。『BLEACH』久保帯人

 

人はただ生きるだけでも歩み続けるが、それは恐怖を退けて歩み続けることとはまるで違う。

だから、ひとはその歩みに特別な名前をつけるのだ 『BLEACH』久保帯人

 

なんで引用したか自分でもわからないけれど、この選択は成功だったと、失敗を恐れない勇気ある選択だったと言いたい。言いたいのだ。

 

食了・・・・・・・・、いやだ。

まだ終わらせたくなくない?

もう一品くらい食べたくない?

胃袋はいう、脳は従う、心臓は動き続ける。

 

どう、しようかなーと邪魔にならない程度のジャズったBGMを聴きながら考える。

 

『まんぷく広島』では・・・・ほやこのわた?酒がいるやつ進むやつやないが。

違う道を歩むぜ。

 

玉子焼きか茶わん蒸し…寿司屋の茶わん蒸し500円+税!

 

注文。

「少しお時間かかりますが構いませんか?」

なるほど今から蒸すのか、いいぞいいぞ。もっとやれ。

 

酒も入っていないのにアガってる。不思議だ。

手持ち小説もあるし、待とう。

 

む、犯人はこいつだったか。ライフセーバーめ!唐突なネタバレ申し訳ない。

 

お茶のおかわりを湯飲みごと持ってきてくれる。ありがたい。

 

 

茶わん蒸しがあがる。

、黄色いものがカケラが何?これはぱく。柚子皮っぽい。金柑皮の可能性もわずかにあるけど。

上品なことしやがる、茶わん蒸しに柚子皮入れるか。

 

エビが、大きいのが入っている。

 

熱々だ、できたちって感じがして素敵だ。

茶わん蒸しに匙を入れたその奥に少しスープのように液状化された汁に卵の奧味がして、安心する美味しさがあった。

 

1,800円未満のお会計。

 

 

もう一回行くとしたらランチタイム定食か、いっそ夜来て酒呑みかどっちかしたい。

 

 

 

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『宝』広島の宝・・・なのかもしれない天丼界の重鎮

2017年12月20日 12時35分43秒 | 広島名物あなご

おまちの方へ歩いた時。

 

気になっていたお店に行く。

 

『宝』という天ぷら屋さん。

お昼は丼定食を供してくださっているお店。


 


 

店名
ジャンル 天ぷら、割烹・小料理、うなぎ
予約・
お問い合わせ

082-244-8848

   
住所

広島県広島市中区本通5-13 本通ウェーブビル1F

   
営業時間

11:00~15.00
17:30~22:30

ランチ営業、日曜営業

定休日

ナシ

 
 
   
   

 


 

お店はどうやら狭いようで、入り口には「ピーク時には相席をお願いします」的ただし書き。

 

外から中がうかがえないなー、待たなくて大丈夫なのかどうかわからん。

入る。

 

大丈夫だった。

とはいえ、カウンター5人席の左カップル右女性二人組という間にある空席にムシマルの身をねじ込む。

 

ふう。

 

注文はどんどん丼尽くし。

ああ、ああこの時期(冬)は「牡蠣天丼」やってるんだ!

(決心が鈍るな…)

 

ムシマルは入る前に決めていたメニューがあった(店前にもメニューが置いてある)けれど、ぶれる。

 

どうすればいい、最適解は?ベストでなければベターでも!

 

「地アナゴ天丼(1,400円)をください」「はいっ」

大将は一人で切り盛りされている。大変そうだな。

 

頼むとちょっとして、なんか来る。

天丼か、これが!

もちろん違っていて、天丼の付け合わせというかお漬物と天つゆと・・・白い黄色いのは・・・大根と柚子のすりおろしらしい。

 

大根おろしは、好きだ。

この世でもし、人類にネギか大根おろしかどっちか薬味を失わないといけない決断に迫られたら、

その最終決断者がムシマルであればムシマルは

 

大根おろしを残すだろう。

 

煩悶はするだろう、涙も流すかもしれない、だが大根おろしは残す。残すし、おろす。

 

 そういあれをあれしていたら、丼を大将が差し出したので、受け取る。

お盆に着地。

最初に思ったことは。

 

バッファローマンに似ている。

『キン肉マン』に出てくるかっこいい敵超人。

 

そのシンボルであるビッグホーンそっくりな、反り返った見事な上辺のそれ。

これがアナゴだった。

丼サイズにはみ出ることおびただしい。

これは、どうなんだ。丼の枠からはみ出てないか、物理的に。

 

食べ方を迷う。

(このアナゴ天があると、バランス悪いからこれだけ別のところにのけて普通に天丼としていただき、合間にアナゴイートする?)

 あ、そもそも天つゆと大根おろしはご飯に直接ぶっかけた方がいいのかしらん?

 

迷うけれども、物撮りでアナゴだけを取り出す、撮る。

バッファローマンに似ているといったが、単体で見るとこれ・・・・・・・・チュロス!チュロスに似ている。

逆にチュロスが、穴子天に似ている。

 

がじ。

お箸で取って撮った勢いでついばんでしまう。

 

さくがりざくぃぅ、みたいな何とも言えない歯ごたえ。

歯ごたえと、そこからの弾力。

 

 

味に変化をつける調味料、たくさん。

塩が3種につゆ。カレー塩なんてのもある、変化球だ。剛球投手の変化球だ。

こっちはウナギようだから別か。

 

大根おろしと別々に使うのか、一緒に混ぜてしまっていいのか?

迷いながらとまどいながらつけてみる、カレー塩をあなごにかけてがりがり。

 

ごはん向けのジャンクさを持った味に変化。

 

 

お味噌汁も、腑に落ちるように美味しい。

 

アナゴ以外天婦羅はナスにししとうに舞茸に大葉にと・・・7種類くらいある。

 

ぱくぱく、ぱくぱくと。

 

 お米6粒以外は完食。

 

 

 

 

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横川ゾンビナイトトリビュート!『キッチンYOSHIKI』でゾンビのはらわた及びアナゴのペペロンチーノ風

2017年11月02日 12時43分58秒 | 広島名物あなご

横川駅のほしの道、その端っこの方。

 

ゾンビフードがもう一つ。


店名 キッチンYOSHIKI
住所 広島県広島市西区横川町3-5-27
アクセス
電話 082-233-8400
営業時間 11:00~14:30 17:00~21:30
定休日

日曜


 

「ゾンビのはらわた」680円だったか。

さらにゾンビールというゾンビなビールもあるって。

 

オシャレなようなレトロなような。

 

洋風の、トラットリアやビストロ系の店。

へー、2階はここのマスターの親父さんが瀬戸内海和食居酒屋っぽいのをされている様子。

 

面白いねとりあえずゾンビ―!

 

カウンターに陣取る。

どうやらだいぶゾンビナイト協力店らしく、大将さんも奥さん?女性もゾンビメイク。

大将さんは職人肌の、それほどおしゃべりでなさそうな感じなのにメイクばっちしだ。

 

さらにはトリックオアトリートで来られた子供にお菓子を上げている。

 

何とも地域密着型だ。

 

ゾンビール注文。500円だったかな?

 

あれ。

ゾンビうどんが血の色レッドだったから、こちらもそうかと思ったら静脈色というか、血の気が引いた色。

 

ごくごく。

うん、ビール。クセはそんなにない。

着色料なのか。着色料なのか?

 

 ラザニアとかパスタとか、洋のなかでもイタリアンっぽい料理多し。

パスタが、気になるだろう。

 

ひとパスタが1000円しない。

(大衆洋食に類するだろう)

 

ゾンビのはらわたが来る。

またもや緑。

(普段出しているハチノスやわらか煮込みをゾンビ色に染めているのか。)

 

ギャー食欲をそそらない色、減退色?

ぱく。

 

もにゅんもにゅんもにゅんも。

おいしい、ダシが効いている、商品名を全面的に信頼するならゾンビのダシ。

 

「とりっくおあとりーとー!」ペイントをしたり仮装をされたお子がお菓子をもらいに来る。

あーなんかチラシ貼ってあったなそういうお菓子あるよ、みたいなチラシ。

ハロウィンじゃん!

 

ゾンビナイトはゾンビナイトで、ハロウィンとも別の立ち位置というか独自の変な文化である方が好きだけど、お子が楽しんでらっさるなら仕方ない。

 

 

 ゾンビのはらわたがおいしくて、思わずワインを発注。

 500円くらいだったかな、頼んだらグラスに結構な量注いでいただいた。

 

酔いそうだな、そう思ってこのあと間違いなく酔う。

 

こくこく。

洋風っぽく、なって来ただろう?

色の付き方が着色料っぽい。

 

うん、おいしい。

ただ、ゾンビメニューだけだとここのお店の本領が未知数。

ムシマルブログの記事も、年に一日しか役に立たなくなってしまう。

 

ゾンビナーラというパスタゾンビもあるようである。

あるようであるがゾンビ外メニューを頼もうかなと思う。

 

 キッチンにいくつかおススメを書かれていて、アナゴが気になる。鶏モモも気になってはおったのだけれどそっちの感情は無視する。

 

「アナゴのグリルペペロンチーニ風味」800円、だったかな。

800円ということで、高級魚アナゴということでボリュームのイメージがついていなかったけれどメインを張れる十分量。

ペペロンチーノだから、ちょっと辛いやつか。ムシマルは気をつけないとカルボナーラとペペロンチーノをよくどっちがどっちだっけとなります。

 

フォークで刺して、口に入れる、あ、辛さはリトル。

ジュワッとしている、と言ってもウルトラマン味ってわけではない。

食感が。

 

グリルされてすこーしパリパリしたところに、オイリーなソースを浸したことによるジュワ。

アナゴもいろいろあるんだなと思わせる、アナゴが欧でもかつやくされているすげい。


パンを頼んでしまう。

右のお客さんや左のお客さんがパンを頼まれていたので、ムシマルもオセロのように挟まれて注文したくなる。

バター付きパンは170円、これだ。

ほかにはガーリックパンもあったのだった。

 

これをいただくと、完ぺきに食事だ。

ガーリックと唐辛子、それらがパンにも合う。お酒にも合う。

 

 

きがるぅい感じ、この店良いですな。

 

 

もはやパンを乗せたりして、食を弄びつつある。

いやムシマルが食にもてあそばれている、この食の自由度余自由度たるやよ。

 

 おいしいし、西区図書館で借りた本も当たり。

 

 

やけに可愛くてお上品な犬がいたことだけがきがかり。おとなしいおとなしい。

 

 

 

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 ムシマルは、ゾンビものといえるかわからないですけれど『屍鬼』小野不由美が好きです。あと狂骨の夢。

 

 

 


宇品グルメ『太成軒』であんかけそばを美味しくいただく。

2017年04月28日 22時45分26秒 | 広島名物あなご

これはふゆのはなし。

歩いていた。御幸橋を。

みゆきって名前がつくと、毎回あだち充への連想をしてしまう。

タッチとH2も。

 

意外と虹色唐辛子が好きです。

 

 

 

そういう思い出と一緒に歩いて、特に目的地もなく辿り着く。

 


『太成軒』

広島県広島市南区宇品神田3-7-16(最寄駅:宇品三丁目駅

 082-255-4994


 

 

ムシマルの直感では、中華の店だ。

直感でなくてもわかる。

 

入ると、カウンターも多めのしっかりした中華屋さん。

 

メニューがこれ、星の数ほどある。

星の数ほどのほしのかず。

 

うわ、これ迷う。

富士の樹海だ、富士の樹海を中国スケールにしたもの。

 

それくらい迷う。

ああ、でもランチの方がお得そう。

 

 

迷いながら、傷つきながら、傷つくのは嘘だけど、とにかく選んだ。

自分の力で選んだっていうことが大事だ。

 

「あんかけ焼きそばの大盛りください」

大盛りは+250円。

 

待っている。

家族で経営されているような雰囲気。

ファミリーエンタープライズなのんきさがあっていい。

 

来ました。いやーつややか。具材の多さ。キャベツに人参きくらげ海老。

うわー焦げ目、火力の乱暴さからの優しさがちょっとドメスティックですらある。

 

ああ、具材が多いってことはいろんなだしが出ている。

具材のるつぼ、あんかけ焼きそば。

そしてとろみ。

知っているかい、最高のあんかけ焼きそばを作るにはとろみは不可欠なんだ。

 

あんかけ焼きそば自体にとろみが不可欠だからね。

 

火力が強いのか、おこげがある。

このときのムシマルはそれがむしろ香ばしく感じたものでした。

 

ムシマルはレストランで髪の毛焼いた記憶があるから、焦げには敏感なんです。

クリスマス近くてデザートにローソク立っていて、ご飯食べながらジャンプ読んでいたムシマルは下向いていたら前髪が燃えました。

しばらくあの焦げた香りが離れませんでした。

 

 

 

1,000円(あんかけそば750+大盛り250)。

 

 

 

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「小池商店」に文佳人(高知のお酒)があったので呑んじゃう。

2017年01月31日 21時41分53秒 | 広島名物あなご

「土佐じろう」というお店が広島にあるっぽい。

なので行ってみるが、道を間違えたか閉店しちゃったのかなにかで見つけられず。

 

(広島で、ホームシックになったときなりそうなときに行く店としてチェックしておきたかったんだけどなーー)

 

あっさりと諦めていると、「高知」って書いてあったような気がする。看板に。

 


 

店舗名:「鉄板和食 小池商店」

住所:広島市中区袋町8-14ハイネス国泰1F

TEL:082-236-1156

営業時間:17時~24時

定休日:月曜日?要確認


 

            

 その、店頭の貼り紙に。

 高知のお酒、「文佳人」だ!

「秋あがり」がさっそく置いてある。

 

こういうのを見ると嬉しくなるのです。

高知から広島にムシマルはひとりいるのではない。

少なくともひとりとこの酒瓶一つは一緒だと。

 

よし、ではまだ会ったことのない酒を探して、入店。

 

入口から見て中央右に鉄板、取り囲むようにカウンター。

左手にはいくつかテーブル席。

 

お店は男性二人が回している模様。

 

予約なしで一人ですーって入っていく。どうぞと迎えられる。

カウンター席に座す。

 

「飲み物は何になさいますか?」

(いきなり日本酒には、ムシマルあんまりいかないんだよな、なんでだろう。最初はビールが五郎丸チックにルーティン化してしまったのか?)

「ビールの生を」

箸置きがハートマーク。

胃袋でハートをつかむ的なことなんだろうか違うか。

 

あ、さすが和食鉄板焼きの店。

白和えにイクラっぽいものが入れて格式高くしてらっしゃる。

 

(食べ物は・・・)メニューパラパラ(あ、アナゴがある。「広島にいるうちにアナゴ食べておく計画」の企画・実行・最高責任者としてここは頼んでおこう)

(串焼きもあるのか、鉄板で焼くってことか。ふんふん、お値段は少し高級だけれど、2本くらいいっとくか)

 

「〇〇と、◎◎をーー」と。

「よろしければこちらからも一品どうでしょうか、すぐできますよ」

あそうか、どっちも焼いたり炙ったりでちょっと時間かかるのか。

 

ポテトサラダがある。あ、「嫁のポテトサラダ」って商品名だ。

リア充め!

と思ったのか思ったせいなのかわからないけれどポテトサラダではない違うものを注文。

 

 

 「茄子のお浸し」。

ひゃあきいろい。

本当に茄子か?マンゴーをふやけさせたのではないかしら?なんてことを考えてしまう。

 

菊の花、黄色く飾り立てられる。

きれいである、そしておいしそう。

おいしそうって言葉では言い尽くせないハイソさみたいなものがある。

ぱく。

黄色い。

 

しっとりした快楽がありますね。

 

ムシマルは広島に来て初めて自炊を始めたのであるが、そしてナスを何度か調理したのであるが、

チャラく揚げるとか適当に焼くくらいのことしかできていない。

自分はナスをこのように深く調理できない。

 

きゅきゅきゅっとなる。

 

「穴子の炙り」。1,000円。

横長い。

ワサビ+醤油でいただくのか。

 

ちょんちょん、

おおぅきれいな染まり方。

ぎにゅん。

 

ひゃあ一口いただくとそのプリプリ感の充実におどろく。

これはまた、「うまい」みたいな陳腐な言葉しか出てこないぞ。

 

心に大きな黄金色の安らぎをいだいてしまうぜ!

 

 

 で、文佳人を注文する。「おためし」って文言がついて他よりちょっと安い。

300円。

透き通った、山巓のようなお酒であるよな。

 

ちゅくちゅくと飲む。

 

自分のからだが、確かな冷たい氷のように体を冷やし、

そののちにゆっくりとお日様が昇るようにムシマルの体から熱量がほとばしる。

 

チェイサーです、どうぞと水を出してくださる。

ありがたい。お水が好き。

そして串肉が届く。

 

肉厚だ。

ちょっとお値段がするだけのことはある。

 

アップで撮るとこんな感じ。

豚バラシャリアピンソースと愛媛ブランド鶏の塩焼き。

豚肉とシャンピリアンソースの相性!それにムシマルは今世紀最大のカップルでないかと思っているのである。

ひゃあ、やましい気持ちにさえなってしまうな。

別に串焼きを陥れるわけではないが、立派な容器でソロで出てきても十分務まりそうなお肉をぐわしとワイルドにいただける幸せ。

 

 

皮がおいしい、ちょっとパリッとしてるのに、ぬちゃっと舌に絡まる感じは失われいない。

 

ムシマルは本を読みながら舌鼓も打つ。

(ああ、でもこの本はどっちかというと外れ系だ)

観覧車があるSAでのいろんな事件みたいな小説ですが、ハードボイルドっぽくふるまっているのにあまりにもスラップスティック。面白いといえなくもないけど。

 

 

ビールが進む。あ、日本酒だった。いま。

日本酒もいい。

 

 そしてシャリピアン?ソース。

玉ねぎが入った、ステーキとかに使われるソース。

香ばしさはあふれるばかりで、日本人の好きなあまじょっぱさ在中。

 

一定以上の厚みでないと感じられない確かな満足が、ムシマルに来ている。

つまり一定以上の厚みが感じられる。

(肉食いまくっている実感だ)

 

ムシマルは炭水化物だって大好きだ。炭水化物だって食べまくりたい。

チャーハンを頼んでしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お土産でいただきました。

うれしいです。


 

 

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