ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

升形『藤家』タイカレーうどんタイカレーうどんタイカレーうどん『藤家』

2023年02月26日 10時13分41秒 | 高知のグリーンカリー他アジアン
可能な限り訪問するお店へ。
 
ムシマル内で
『タイカレーうどん』ランキング1位
『升形周辺ちょっと遅めランチで良いとこ』1位
 
そう、ムシマルはタイカレーが好きで、それがうどんの形を取って現れてくれて嬉しい。
鼻歌がこぼれそう。

 
入店。
遅め時間帯だからか、待たずにカウンター席へ案内受けました。
 
よし。
メニュー。
一瞬迷う振りをするが、タイカレーうどん大盛りにしました。
釜揚げパスタとか興味あるはあるのに、やはりこちらの道へ進んでしまいます。
 
 
タイカレーうどん大盛り注文。
 
ムシマルは、高知ブロガーのなかでいちばんここのタイカレーを評価しているかもしれない。横綱。
 
 
ムシマルのタイカレー欲を限界ぎりぎりまで満たしきる。
タイカレーうどんを食べさせて汗をかかせれば三千世界で一等かもしれん。はかない自負。
 
 
 
来たぞ、あれが私の運命。

ズルルルレルゾ。
ごっほげへ。
初手吸い過ぎからの、スパイス辛さで咳き込んでしまう。
 
ご時世柄、あんまり咳ごみたくない。ウォッホン、ゲヘホ。
 
ハアハァ、みんなはムシマルのようにはなるな。

あらためて、啜る。
ココナッツの風味も鮮やかに襲いかかる辛さ。
うどんの進行に、追従するかのように、無害な潤滑油な振りをしたスパイシーオイリー。
 
辛みと旨みの横綱が相撲を取る。



麺は、
太いのにただものではないつややかさ。ただごとではない。

これが摂取をやむにやまれなくしている。
 
 
麺すすれたら、もうどうなっても良い、今のありったけの吸い上げ力で。
もう、どうなってもいい(シャツにカレーがかかっても)。
 
で、こちらのカレーは高知タイカレー食界全体で見ても辛め。
 
食べはじめは甘くさせながら
発汗作用はとどまるところを知らせない魔技。
 
穏やかタイカレーも良いけれど、こんな風にデトックスできる熱々の刺激を全身で感じたいときがある。絶対にある!
 
春の日向のようではなく、身を焦がすほどの激情。かき氷を溶かすほどの炎天下夏。
そんなものに私は飛び込んでしまった。

完食したとき、汗は鼻頭中心に溢れ、お腹は熱エネルギーを持ち、皮膚感覚が鋭敏になっていた。
 
汗を拭く、組めども尽きぬほどの汗を拭く。


  

パンを買って帰りました。


 
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高知市『西山珈琲館』グリーンカレーを食した!

2022年11月17日 16時44分39秒 | 高知のグリーンカリー他アジアン
まさか・・・・でも・・・・そんな。
コーヒーよりもカレーを食べに行ってしまう店があるって、行ってきたって。

西山珈琲館 (nishiyama-coffeekan.com)


2021年11月。
 
 
オシャレ店内、
広い。
そして大事なことなのであれですが、オシャレ店なのにマンガ充実。
 
ムシマルのMはマンガのMであるからして、マンガコーナー近くに陣取る。
 
メニュー!
表題通り、グリーンカレーを見初める。
この時のムシマルは興奮していたという説があります。
カレーにはちきんカレー、牛すじカレーと選べるカレー!タイカレーをですよ、このアレンジ上手!
さらにそれもはや可能性の獣。
 
 
 
 
いろんな選択肢の中でも、グリーンカレーがあると知ってるから、注文が即時即座。
待つ。待つだけのムシマルだ。
 
来た。
いよー!にしやまや!思わず讃える。
お茶碗二杯くらいの量ある大容量カレー椀。
 
それにサラダとライスと天ぷら。
 
牛すじ肉を入れてくれているらしい・・・・ほんとかよ。
既知のグリーンカレーではあまり持ち合わせてないダシというか旨みが懸念されます。
すべてを丑年に変えるちからがある。
 
世界が一瞬固唾を呑んだような・・・呼吸音と心音が完全に一致したような唐突の緊張。
 
さあサラダから食うぞ。
よしよし。サラダよし。
 
そしてイートするメインディッシュ。
天ぷらとタイカレーのバランスがすごく白く深い。
 
ちなみに辛さは胸先をトンと突かれたくらい、軽いけれどなかったことにはできない一瞬の刺激。
 
生姜ほか、もろもろの薬膳的な風味!
 
具が多め大きめ。
 
 
煮込み好きのカレー好きは完落ちします。
 
イモ天があり、これって高知らしさかなって苦笑の自答をしながら食す。
これがイモん力かあああああ!!
 
 
そして、
これが牛ん力だあああああ!!
牛すじカレー×タイグリーンカレーの乗算を見ちゃった!
今までタイカレーってお肉はチキンと合わされているものばっかりでしたが、牛はやはりすごい。
文明開化の出汁がする。
これは、矢印がすべてタイカレーの方に向きかねない、
ここにしかないかもしれない、少なくとも高知で食べられるタイカレー界にて独自の旨みを作り上げているという太鼓判が押されます。
 
 
グッド!
完食の1280円。
 
鶏肉トッピングも美味しいのでしょうが、
たぶん空想上では牛すじグリーンカレーの方が面白い。
 
 
他にも、よく見たら牛すじメニューがあるんですよね!
隠れ牛すじ推し店かもしれません。
 
 
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中土佐町『市場食堂ど久礼もん』なぶらスープカレー1000円。

2022年04月23日 20時10分30秒 | 高知のグリーンカリー他アジアン
ネコと海町はよく似合う。
 
・・・・・来たぞ中土佐町。
いくぞ『おにぎりあたためますか』放送店。
 
 
 
中土佐町は、「カツオのたたき」含めた海鮮をウリにしている町で、町には自分で具をチョイスしてどんぶり作る店とか魚やさんの料理店とか、カツオを自分で炙れる店とか、魚推しである。
イメージ的にはさかな魚サカナときどき風工房(ケーキ屋さん)みたいな。
あとところてんもよいよ。
 
なんか近隣に鮮魚系の飯屋さん増えたかもしれません。
 
 
 
入店。
3卓とテイクアウトの窓口のみのシンプル店構え。
 
席に座って・・・・よし、悩むぞ!
ここはたしか、『おにぎりあたためますか』で「なぶらスープカレー」紹介店(その時はカフェドクレモンという名前だったみたいですが)!
どうしよう。
無難にカツオ系か、だとしたら「かつおどんぶり」「かつおタタキ定食」。
珍しもの系としては「スープカレー」に「ラーうどん」って刺激のあるやつ。
 
ちなみに奥の先客おかあさんはラーうどん食べてらっさる。
・・・・地元民人気って惹かれる。
おお、漁師が好きそうな「ぶっかけ丼」もあります。
良い。少し変わり種もあって王道の海幸があり良く悩める。
 
うんえいや!
初志貫徹で『なぶらスープカレー』1000円を頼みました。
なぶら=魚群の意。
 
 
 
お、お客さんが。
若者が3名、左席に。
観光客かな?とはなしているのを聞くともなしに聞いていたら、地元高知の大学生ぽい!
 
しかも、うち一人は地元進学生だ、他県民二人のうち、一人は愛知県民らしい。ムシマル聞き耳モードではないが、会話が自然に聞こえる。
 
「高知のおすすめ・・。 鳴無(おとなし)神社とかは?海のそばにあって映えるよ」とか。
「ここはまだあんまり全国的に有名じゃないけれど自慢できるよ。(画像を見せて)これ、高知なんだぜ。ただ入り口が一番景色がすごくて、進むと普通」
うーん?2個目は伊尾木洞窟かな?
しかし大学生にしては詳しいな!ムシマル二十歳のころは地元のこと自分の住む町以外はよく知らなかったぜ、才ある若者かも。
 
あと、注文も悩んでた。
「ここまで来たら、カツオじゃない?」という一人の後押しで皆さんカツオ丼とか定食とかを頼まれていた。
 
右手席のラーうどんを食べていたおかあさんがムシマルに話しかけてこられる。
「この人(お店の人)は、ちょくちょくきいやって呼んでくれて安否を確認してくれゆうが」
ちょっと嬉しそう。
地域密着型スープカレー!
 
 
到着したカレー!
グツグツに煮えたぎる。顔をこれで洗ったら、寿命が伸び縮みしそうだ。少なくとも夢見る少女じゃいられない。
 
すごく、香る海辺。
滾る異界の具達、爆ぜるような心もち。
 
ダコに鰹、濃厚な和の薫り。
和っていうか海産物系の出汁が香っているのか!
 
熱い、熱波だけで髪の毛がチリチリになりそうです。
そして野菜が海産物系に負けないくらい入っています。
(これが・・・・海のものとも山のものもつかないってやつか)違う。
 
ジャガイモでっか!
あの日見た夕焼けくらいのサイズ。
シドが歌い出しそう。
ほかにニンジンやニラ。
野菜がけっこうな大口な切り方。
 
ご飯を入れていく作業の間にも、うわ熱量ってエネルギーを実感します。
 
火傷覚悟・・・・・覚悟はできたか、俺はできてる。
 
ああ、北海道が飛んでいく!太平洋がやってくる。
スープカレーは北の民だけのものじゃない!
 
しょっぱみが適度にあって、わりと雑にまとまっている。
「咄嗟のチームワーク」とかのちの世で言われそうなやつだ。
 
スープは出汁ふくざつ、坩堝感。
それが蒸発するように発情するように食材多数の化学反応による匂いを発している。
 
『札幌スープカレーになじみ深い』と大泉洋も言ったという、本域のスープカレー。
 
今しかない今しかない、こうまで熱されたこの状態が多分一番うまい。
 
命の燃やしどころを奪わないでくれ。
 
具だけで腹が張りそう。
巨ナス。
 
カツオ片。
沁みる味。
 
隠れていた一片がこうも。
その日に獲れた海産物を入れるという、「シェフの気まぐれ」に近いカレー。一期一会カレー。
 
・・・
応えてくれ。わからせてくれ。
確信させてくれ。証明させてくれ。
 
まだスープカレーが食文化として馴染んでないムシマルに、どれだけ優れているかを。
 
野菜と魚貝が同時!
 
うまみ成分の連鎖に意識は刈られた。
 
容器の底が見えるまでに数十連撃。
 
 
烏賊二片!
個人の漁獲量を超えた、うまさのバリエーション!
-----これだ。
こうでなくては。
 
お許しください、ブロガーのムシマルは記録するより楽しむことを覚えてしまった。
 
 
食えば食うほどに己の思いの絶大さが浮き彫りになっていく。
 
まだだ・・・・止まるな・・・・それでも僕を容れる器か!!
 
完食。
 
 
 
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『バーンプアン』で玉子焼きグリーンカレー

2022年04月21日 21時57分45秒 | 高知のグリーンカリー他アジアン
元気にバーンプアンに行きましたよ。
 
 
駐車場あり。
 
グリーンカレーに決まっていた。
ムシマルは・・・・タイ料理が好きなのではなくてグリーンカレーが好きなのだ。
なのでタイカレーとかガパオライスとかメジャーなやつ以外はあんまり知らぬ、知らぬのだ‥‥。
これか、タイカレーこと、ゲーンキョワーン!!
探検隊が聞いた幻の怪鳥の鳴き声みたいでイカスな!
自家製ペースト仕様で、エビやイカトッピングを+100円でできる、お好み焼きみたいだな!
(久しぶりのタイカレーにテンションが上がっている・・・・)
どんな名言にも響かないムシマルが・・・・・わかりたかったカレー。
 
 
これにしよう・・・・その矢先!
 
卵焼き乗せグリーンカレーの文言を見る!見た。
選んだ。
880円でした。
 
 
ランチタイプ小皿、トムヤムスープ+100円。すごく悩む。
ガイトードとトードなんとか・・・・トードってよもやカエル・・・・?多分違うよな、メニューにはちゃんと書いてあったはずですが失念。
よく読んだらスープがついてるようなので別注せずこのまままかり通す!
 
よし、注文したぞ注文したぞ。
 
 
雰囲気はカフェっぽく、南国テイストはなんとなしに同梱。
 
頼んだ後もちょっとメニュー見る。
シンハー飲みてえっすね。
マジ、ちびちびここでやりてえっす。
 
 
タイラーメンもある・・・・じゅるる。
 
 
待っていましたよ。
 
 
 
待っている間にカボチャを持ち上げる・・・・・
ハロウィン前だからカボチャ重量あてイベントをされていたのだ!
何キロあったのかはわからない。
書いて投函したけれど、答えはカボチャが知っている。
ムシマルはカボチャじゃないからわからない。
 
 
きた・・・きた・・・・!プレートが。
カレー以上に鮮やかな卵焼き。
カレー、ライス、卵焼き、それにスープがつく。
卵焼きはライス全土を覆いつくす勢いだ。
 
 
啜る汁!
酸味を求めていたかも。
あれほど求めていた酸味が・・・・・ムシマルにあった。
スープが一瞬でなくなる・・・なぜというに、ムシマルが飲み干したのだ。
 
すごく料理としてメリハリがありました。
食欲がむせ返る・・・・むせかえる?遠いと思ってたものがすぐ近くに感じる食欲。
 
 
卵焼きが、野生のベッドみたいなのだ。
この卵焼きを・・・・どうすればいい?
 
正しくなれない。
とりあえず、カレーを卵焼きの上にざんぶとかける。
オムカレーの流れだ。
 
玉子焼きはアブソーバー。クッション、つまりは座布団みたいな使い方をすればいいんだ、いいのかなとかけて、‥‥それから食べた。
 
 
幕が上がる。
心で鬨の声をあげる。
 
 
暗殺系辛さ。
大群で押し寄せるわけではなく、辛みを司る内部懐にいつの間にか到達している。
 
おいしい。
タイカレーは好きであって、その中でも複雑性本格派おいしい
 
そして卵焼きのフバーハ力ときたら!
単体で食べるとこのカレーはカライ刺激。
でもこの噛んだらフシュッと空気が抜けそうな卵焼き、ちょっと油感もあって、うまく辛さを散らしてくれている感じ。
一周して上級者の楽しみ方という感じ。
 
 
今まで食べたグリーンカレーの中では汁ものよりもソース寄り。
ココナッツよりも先に野菜と生姜うまみが来た。
食べた箇所のせいかもしれませんが。
 
汗。
ひとさじめの一口目から汗?
夏が来たのさ、10月の夏が!
 
 
引き続きタイカレーを賞味。
野菜やお肉の素材引き出し系のルーなんだなあ。
そして具材がマッシブ!
マッシブをマッスルみたいな言い方で書いています。
 
 
うまい、うまい。
ご飯が細長いのでタイ米かも。
美味しいですタイ米、ってあの頃の日本人に伝えてやりたいデス。
 
完食!
 
 
トムヤムラーメンがあるので、余裕があればトムヤムろう!
 
いやー、良いですねえ。
タイカレーって本当にいいもんですよ。
 
 

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