紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、発根の生態

2019-03-10 17:35:23 | 日記
「発芽への生態を解く」
種を播くと何時、芽を出すのかと期待する。
3日もあれば芽を出してくる植物もあれば、10日を経て漸く芽を出すものもある。

発芽条件が合わなければ、ついに芽を出すことなく諦める事になる。
ムラサキの発芽が難しいと言われるのは、この条件が不確実故であろう。
低温処理を取っても、氷結した種でも発芽してくるので低温が何度か不明だ。

日本ムラサキは発芽の前に、まず根を出してくる。
硬い殻を割って白い根が出てくる条件が解れば、発芽は期待通りになる。


ビーカーの底に沈んだムラサキの種、4日目。

ビーカーの上から見ると種は白いが、、、、。

頃合いと見て取り出してみる。

水に入れる前の種と比較する。

計測した訳ではないが、幾分か膨らんで見える。
種を苗床に播く前に、十分な水分の補給が肝心である。
ムラサキの種は浅く播くという条件は、必ずしも必要ではない。
10cmの深みからでも発芽してくる。それはこの水分補給に関係があろう。
浅播きの場合は頻繁な水分補給が求められる。
コップ等で種に4〜5日沈めて、日々水を替えてやれば、浅播きで発芽してくる。


これは浅播き処では無く、種は見えている。
しかも、容器には水が種の近くまで入っている。
陽が出れば陽当たりに長く当てる。室温は10℃前後だが、日差しで水も温まり白い根が出てくる。
種の先端部に白い点を見ることができれば、数日後には根に毛根が出る。
数年前、カビかと思ったが根を支える重要な役割を持つことに気がついた。
この発根種を育苗ポットに移してやれば、発芽は数日後に始まる。
発根種が同時にスタートしない理由は、花期が長く、結実期に大きな差がある事に依ると見ている。

   「かたきから わるたくみさは みずにあり」
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