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M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

「Guys & Dolls」って、どんなミュージカル?

2006-01-06 12:38:44 | Musical あらすじ
来月(2006年2月)の14日から3月5日まで、アメリカ、フロリダのJupiterで、Michael君(マイケル・グルーバー)主演で上演される「Guys & Dolls」。ナズは、2004年7月に、カナダのStratfordにMichael君の「Anything Goes」を見に行った時に、別の劇場で上演されていた「Guys & Dolls」を見たのですが、素晴らしいダンスシーンのある、楽しいミュージカルでした。今回は、このミュージカルがどんな作品なのかご紹介したいと思います。(写真は、ナズがStratfordで見た「Guys & Dolls」のPlaybillの表紙です。)

このミュージカルの原作は、ニューヨークの下町で暮らす人々をユーモアたっぷりの文章で描いたデイモン・ラニヨン作の短編小説でした。作詞・作曲はフランク・レッサーで、彼は、このラニヨンの大ファンだったそうです。振付は、マイケル・キッドでした。
フィラデルフィアでの試演の後、1950年11月24日に46丁目劇場でBroadwayの初演が行われ、ストーリーの設定やキャラクターのユニークさに加えて、レッサーの曲の素晴らしさも手伝い、1,200回というロングランを記録して、1953年11月28日にクローズしました。

大ヒットしたこのミュージカル、Tony賞で、8部門の栄冠に輝きました。(作品賞、主演男優賞、助演女優賞、演出賞、制作者賞、脚本賞、作詞・作曲賞、振付賞)
1976年には、全てのキャストがアフリカ系アメリカ人というスタイルで再演されました。そして、1992年にもリバイバルで上演され、ジェリー・ザックスのテンポのよい演出が評判を呼び、この時にもTony賞を4部門で獲得しました。(リバイバル作品賞、演出賞、主演女優賞、装置賞)
1993年には、ザックス演出のツアー・カンパニーが来日、ライザ・ミネリの異父姉妹にあたるローナ・ラフトがアデレイド役を好演して話題となりました。

日本では、1984年に宝塚の月組が宝塚大劇場で公演を行い、スカイ役に大地真生さん、サラ役に黒木瞳さんという豪華な顔合わせでした。また1993年には、田原俊彦さんと杜けあきさんの共演での公演(東宝)も行われました。


あらすじは、以下の通り・・・

仲間内でもちょっと知られた存在の賭博師のスカイ・マスターソンは、ふとしたことから救世軍の堅物娘のサラを落とせるかどうか、ネイサン・デトロイトと賭けをすることになります。彼女を口説き落としたスカイ、見事ハバナまで連れ出すことに成功します。
一方、しがないサイコロ賭博師のネイサンは、優しい踊り子のアデレイドと長年の恋人同士。早く彼と結婚したいアデレイドなのですが、ネイサンは、お茶を濁すばかりで、結婚に踏み切ろうとはしません。大きな賭場を開くのに資金が必要なネイサンは、資金稼ぎのために賭場を開こうと思い立ちますが、場所が見つかりません。困った彼は、スカイに賭けを持ちかけ、サラをハバナに連れ出させて、その隙に救世軍の建物で、賭場を開いてしまいます。
ちょっと口説いただけのつもりが、スカイは、本当にサラを愛するようになってしまい、またサラの方も、彼に心を奪われていきます。しかし、自分がハバナに行った晩に、救世軍の建物で賭場を開いたのはスカイの企みだったと思いこんだ彼女は、「やっぱり自分は、伝導の道に生きるんだ」とスカイを振ってしまいます。
サラに愛想をつかされたスカイでしたが、信者が減って、サラ達の伝導所が閉鎖の危機に瀕していると知って、何とか彼女を助けたいと、博打仲間に伝導所に行ってくれるよう頼みますが、もともと信仰とは縁の薄い彼らのこと、誰も耳を貸してくれません。
仲間から、警察に目を付けられているネイサンが、下水道を使って、危険な大物を招いて大きな賭場を開いていると知らされたスカイは、下水道へと急ぎます。
果たして、スカイは、サラの窮地を救い、彼女の愛を得られるのでしょうか?またネイサンとアデレイドは、無事、ゴールインできるのでしょうか・・・?


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