労務管理・安全対策向田社会保険労務士in札幌

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所得格差に想う

2009-06-13 14:54:35 | Weblog
札幌は「よさこい」がはじまり初夏。
短い夏のはじまりですね。
しかし、長雨の季節でもない北海道の天気は週末になると曇天。
テンションが下がります。

先週は今年1回目の『整理整頓日』と位置づけ3時間黙々と後片付け。
自分の机の周りの後片付けをしましたが、他の職員は『ファイルの整理』や『処理済書類の後片付け』とそれぞれが課題を持って取り組みました。
おかげさまで『スッキリ』しました。

さて、過日来所されたお客様の切実な訴えに心が痛みました。
そのお客様の年収は『200万円』でとても生活が苦しい。
それなのに年収『2,000万円以上』の人もたくさんいる。
この格差は耐えられない。

わずか50万のお金を借りようとしても金融機関は貸してくれない。
50万円は運転資金として最低の金額である。
「本当に困っている人にお金が回らなければ困る。」とのことでした。
そばにいた奥様は涙目になり、「どうにか、できないかという思い」で心が痛みました。

所得のある人に多くの税金をかけると『働く意欲が減退する』とよく耳します。
しかし、現在の所得格差は異常と感じています。
資本主義では仕方がない。
でも、本当に生活ができずに困っている人に手を差し伸べる手立てはないか。
豊かな国『日本』が遠くに感じる。

『エコ減税』『住宅減税』などお金持ちが優遇される政策はあるが、所得の低い人が恩恵を受けることが少ない。

これからの日本の舵取りはどうなるのか。