さすらうキャベツの見聞記

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訪タイ記 2) 国境の診療所α

2014-08-16 12:50:59 | ところ変われば
  タイとミャンマーとの国境の町メーソット Mae Sotは、のどかな雰囲気の町だった。





 スーツケースをかかえて友人のバイクの後ろに乗り、数~10分、難民のための診療所に到着した。


 
  (入り口から中庭の方向を望む)

 
  (中庭から入口の方向を見る)

 人があまり居ない時に、ぱちりと写真を撮らせてもらっているが、朝には、この受付も満杯だという。年間15万人・・・ということは、1日当たり500人か。

 

 一応、診療代20~30B(日本円で65~100円)と言っているが、難民の方々などは実際には払えず(または払わないのか)、ほぼ無料で提供しているとのこと。

 ミャンマーとの国境、モエイMoei 川をはさんで向こうにはミヤワディMyawaddy があるが、ビルマの人々も経済的・医療的に、そちらで受けるより、川を渡って(=密入国して?)、医療を受けたり、出稼ぎに来ている様子。国境については、また後日に。

 ちなみに、ミャンマーの保健(医療)水準は、世界保健機関(WHO)によると、加盟191か国中190番目にランキングするまで落ち込んでおり(2000年)、最下位のシエラレオネに次ぐ最悪な状況とのこと。ミャンマー全体の死亡率・罹患率上位3疾病は、マラリア、結核、HIV/AIDSであり、また、東部ミャンマーの乳児死亡率は全体よりも高く、マラリア、栄養失調、下痢疾患等によるという。

(続く)
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