さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

キャベツの5月の掲示板

2007-05-31 23:59:59 | メッセージボード
Guten Tag(グーテン タ-グ;ドイツ語で「こんにちは」)
こちら、当ブログ管理人キャベツです。 もしよろしかったら、ブログ記事に直接関係ないものなど、こちらにメッセージを残してください。
 また、最新記事は、この下からになります。


 □5月―皐月(さつき)。早苗(さなえ)を植える月、という由来だそうです。田舎では「田んぼ」をよく見かけるものですが、稲は最初から田に植えるのではなくて、苗代で少し育ててから田に移し変えます。その頃の、稲の若苗を早苗といいます。
  (中学時代、市内で一番のマンモス校におりましたが、その裏手には、緑の、ビロードの絨毯のような田んぼが、遠くまで続いていました。懐かしいものです。)
  そのほかの別名;「稲苗月(いななえづき)」「梅夏(ばいか)」など。


 □さわやかな初夏の風が吹く頃…というよりも、もう夏真っ盛りのような気分もする陽気となりましたが、皆様、お元気にお過ごしでしょうか?


 □もしかすると、GWも終わり、少々「五月病(ごがつびょう)」気味の方もいらっしゃるかもしれません。そんなときは、目先のことからふっと目を上げて、新緑を眺めてみるのも一つの手。無理しないで、着実に頑張っていきましょう~!







 May the blessing of the Lord be upon you.
    神様の恵みが共にありますように。



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借りているもの

2007-05-31 23:59:55 | Thursday 生活
現在、借りているもの。

 ・同居人からは、『博士の愛した数式』。なかなか読む時間を作れず、進まない。
  80分しか記憶が保てない初老の元数学者「博士」が、家政婦で語り部の「私」の息子を「ルート」と命名したあたりが、美しいと思う。
  頭のてっぺんが、ルート記号のように平らだった、と聞くと、私の頭の中には、チェルノブイリ後の黒海沿岸での奇形児(無脳症などもあった)や、ベトナム戦争の枯葉剤による無脳症児のホルマリン漬けが、真っ先に思い浮かんでしまうのだが、「博士」は

  「君はルートだよ。どんな数字でも嫌がらず自分の中にかくまってやる、実に寛大な記号、ルートだ」

  と名づける。
  彼にとって、 「息子はただもうそこにいるだけで、抱擁(ほうよう)すべき相手だった」。
  私も、うちのおチビちゃん達や久々に会った友人、疲れ切った友人をHugしたい気分になる。2年半前のときで、少々アメリカナイズされたかな?



 ・知人からは『痛みと麻痺を生きる -脊髄損傷と痛み-』。
  読みやすいのだが・・・遅々として進まない
  研究計画書作成済んだら(今週は、具体的な方法が決まればオンの字…恐いなぁ…)、早速がっちり読むつもり。申し訳ない、あともう少し、貸してくだされ。



 ・神様からは時間と全て
  本来、生まれるハズのなかった者、
  生まれながらにして、後ろ指を指されても仕方のなかった者なんだが。
  何が秀(ひい)でているわけでもないのに、
  価値があるわけでもないのに、
  今も生きて、
  食べ物も、仕事も、寝床も、風呂も、しびれるような美しいものを見ることも、音楽に触れることも、友情も、みことばに思いを潜めることも、四季の移ろいも味わい、楽しむことが許されているとは。
  一体、何のタラント 1)が与えられているかわからないが、
  お返しするとき、叱られるより、喜ばれるような形になっているといいのだが。

                                        


【注】
1)タラント;昔のイスラエルでは、「1タラント=6,000デナリ」。そして、「1デナリ=1日分」の給料。
       イスラエルでは、週末は絶対に働いてはいけなかったので、1週間6日とすると、
       1タラント =6,000(デナリ) ÷ (365-52(日))
             =19.169(年分の給料)

       となる。タラントのたとえ話はいくつかあるが、ここでは「賜物(たまもの)」という意味。ちなみに、英語ではtalentと言えば「才能」という意味もある。

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豚に真珠

2007-05-27 23:59:59 | Sunday 聖書雑学
~トリビアネタ~


  聖なるものを犬に与えてはいけません。
   また豚の前に、真珠(しんじゅ)を投げてはなりません。
   それを足で踏みにじり、向き直ってあなたがたを引き裂くでしょうから。

                       (新約聖書・マタイの福音書7章6節)



 この箇所から出てきたことわざが、有名な

 豚に真珠 ― Cast not pearls before swine.(=豚に真珠を与えるな) 1)

 なり。


  「豚」 2)というのは、昔、この地方では(というべきか、この民族では、と言うべきか)、「汚(けが)らわしいもの」であり、「豚を飼う」ことは卑(いや)しい者がすることだった。豚と真珠―なんて、対照的なものなんだろう
  (だからこそ、放蕩息子(ほうとうむすこ) 3)が豚の世話をするというのは、「とんでもなく落ちぶれた」ことを意味するようなものだったりする。)


  ちなみに、旧約聖書の箴言(しんげん)には

   美しいが、たしなみのない女は、
   金の輪が豚の鼻にあるようだ。
                   (11章22節)

  とあるが、・・・これを聞いたら、女性は、豚にたとえられたことに怒り出すだろうか。それとも、豚のほうが、抗議の声を上げるだろうか。

う~む...



【注】
1)豚に真珠:「高い価値あるものでも、それの分からない者には無価値であることのたとえ」(広辞苑、第五版、岩波書店)の意味。


2)豚:イノシシ科の動物。ユダヤ教やイスラム教では、不浄なもの。
    ちなみに、
      ガツガツと食事を取る人物を指して「ブタの様に食べる」、
       小さく、散らかった部屋を「ブタ小屋」
    と揶揄(やゆ)される事があるが、実際にはブタは非常に綺麗好きで、ガツガツと食物を散らかして食べたり、飼育小屋を汚す事は無い。ブタは知能が高く清潔を好む生物(知能に関してはイヌに近いとする指摘もある)らしい。
    また、英語で「Pigs might fly(ブタが空を飛ぶかも)」は、「ありえない」という意味で使われる。では、「紅の豚」のあのセリフは... 


3)放蕩息子:新約聖書の中の「ルカの福音書」15章にある、有名なたとえ話。



                                                

 

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ネコ

2007-05-23 23:59:59 | Wednesday 芸術・スポーツ





                              踏んじゃった。
コメント (3)
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人事部への手紙

2007-05-21 23:59:59 | Monday ゆかいな言葉たち
人事部へ


1行目 ボブ・スミスは,私のアシスタントプログラマーです。彼はいつも

2行目 自分の持ち場で仕事に専念しております。一方,ボブの同僚たちは

3行目 おしゃべりに夢中で,会社の時間を無駄に費やしています。ボブは

4行目 積極的に仲間達の仕事を手伝います。彼の手伝いがなかったならば,

5行目 仕事が時間どおりに終わることは決してありません。また,ボブは

6行目 休憩時間を返上してまで,職務に打ち込んでいますが,他の連中は

7行目 だらだらと休み続けます。ボブは,職務や専門分野における知識が

8行目 非常に豊富であるにもかかわらず,そのことに鼻をかけるることは

9行目 まったくありません。もし,ボブがこの会社にいなくなったならば,

10行目 仕事は停滞してしまうことと存じます。彼の待遇をより改善すれば

11行目 会社の利益になると思慮いたします。つきましては,ボブを直ちに

12行目 我が社の幹部に昇格させるべきと推薦いたします。本提案について

13行目 処理くださるようお願いいたします。


   プロジェクト・リーダーより


(後を追うように,人事部にプロジェクト・リーダーから追加のメモが届いた)


先ほどお送りしましたレポートですが,あの男,これを書いているのを私の肩越しに覗き見しておりました。
どうぞ,奇数行だけお読みくださるようお願いいたします。

      プロジェクト・リーダーより



 こんなこと、言われたくないな…(ちなみに、確かこれ、原文は英語でした)



さぁて、寝よ!
   (38時間ぶりの睡眠…

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   i(アイ)

2007-05-20 14:18:39 | Sunday 写真&みことば


 愛には偽(いつわ)りがあってはなりません。
 悪を憎(にく)み、善(ぜん)に親(した)しみなさい。

 兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、
 尊敬(そんけい)をもって
 互いに 人を自分よりまさっていると思いなさい。

               (新約聖書・ローマ人への手紙12:9-10) 

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読めない

2007-05-17 23:21:11 | Thursday 生活
午前中はともかく、午後は爽やかな夕暮れあり。

<今日のキャベツ>
 てけてけと夕方、病棟会議に参加し、その後、今年の看護研究の打合せをし、道草したあと、帰宅する。
 昨日電車内の広告によると、田中芳樹が久々に創竜伝の続きを書いたこと、伊坂幸太郎がなにやら作品を出したこと、池波さんの文庫本がなにやら出た様子。本日の道草に本屋が入っていたことは間違いない。

<読めない>

 どうでも良いことなんだが...
 
 鹿尾菜
 西米
 章魚
 甘藍
 独活、李、占地、蚕豆、豌豆、辣韮、赤茄子、石榴、海鼠、大蒜、心太、雲呑、木耳、善哉、茗荷、牛蒡・・・
    20個中、5個しか読めません

 日本語には、当て字なるものがあり、英吉利=イギリス、巴里=パリ、・・・など世界の地名のほうは何となく覚えているものの、まだまだわからないものが多い。
 地元の八戸などもどう読むのか分からない、と聞く。(以前、「くのへってどう書くの?」と聞かれたことがあった。九戸、岩手県の北側にある地名だ。)
 また、キャベツの名字はありきたりだが、読み方はたいてい間違われる。それほど愛着があるわけではないはずなのに、なにやらもの悲しい気分になるのは、何ゆえか。



 さてさて、順に、
 鹿尾菜(ひじき)
  西米(タピオカ)
  章魚(たこ―蛸、なら分かるんだが
  甘藍(きゃべつ)、独活(うど)、李(すもも)、占地(しめじ)、蚕豆(そらまめ)、豌豆(えんどう)、辣韮(らっきょう)、赤茄子(トマト)、石榴(ざくろ)、海鼠(なまこ)、大蒜(にんにく)、心太(ところてん)、雲呑(わんたん)、木耳(きくらげ)、善哉(ぜんざい)、茗荷(みょうが)、牛蒡(ごぼう)・・・

 だそうな。皆さま、いくつ読めましたか?
 全部読めた方には、甘藍よりプレゼントがあるかもしれませんので、もしよろしければ、どうぞどうぞ申告なさってください(笑)

 では、また☆お元気で。



出典食べ物をあらわす漢字で読めないものランキング - goo ランキング 
コメント (2)
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もちろん!

2007-05-14 23:59:59 | Monday ゆかいな言葉たち
<キャベツの身近な語録集?>


「もちろん!」

 は、キャベツ兄弟中、Kの十八番(おはこ)。


 たとえば、こんなときに使われる。


 【EX.1 食事前の食卓に着いたとき】

 「K~、手を洗ったか~?」
 と言うと、
 Kは何も物言わずに、とっとこと洗面所に行き、
 蛇口(じゃぐち)から水が勢い良く流れる音が聞こえ、
 ばしゃばしゃと何かを洗う音が聞こえ、      
 きゅっきゅっと蛇口を閉める音が聞こえ、
 そしてKは、戻ってきて、
 満点の笑顔を向けて、力強く、こう言うのだ。
 「もちろん!」





 ・・・その笑顔に免じて、何も言うまい。 

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金持ちとラザロ(1)―起―

2007-05-13 21:55:28 | Sunday 聖書
(写真は、イスラエルと同じ中東の、とある伝統的住居の中庭)


こんばんは。この前「金持ちとラザロ」という単語がでてまいりましたので、簡単にご紹介しようと思う次第(しだい)。まあ、どんな話だろうと興味ある方は、ちらりと覗いていくのもよし。それでは、始まり始まり


○金持ちとラザロ


  或(ある)富める人あり、
 紫色の衣(ころも)と細布(ほそぬの)とを着て、日々奢(おご)り楽しめり。

  又ラザロといふ貧しき者あり、
 腫物(しゅもつ)にて腫(は)れただれ、富める人の門(かど)に置かれ、

 その食卓から落つる物にて飽(あ)かんと思ふ。
 而(しか)して犬ども来たりて其(そ)の腫物を舐(ねぶ)れり。

                       (文語訳聖書・ルカの福音書16章19節~21節)



 Once upon a time...(昔昔)、あるところに、金持ちさんがおりました。貴重で高価な紫色の着物やら細布やらで着飾って、毎日ぜいたくに遊び暮らしてりました。

 そんな金持ちさんの家の門のところに、全身できものだらけの醜(みにく)い貧乏人(乞食?)が寝ています。犬がときどきやってきては、ペロペロとなめていきます。金持ちさんのお屋敷から出る残飯で、飢えを満たす毎日。その名を、ラザロと言います。

 金持ちさんとラザロさん―
 フツウ、金持ちさんのほうが名前が出そうですが、名はわかりません。貧乏人を門の前から追い出したりしているわけでもないし、残飯とはいえ、施しているようなのですが、お名前はわかりません。
 逆に、貧乏人で、何ら働いていないようなラザロさん。こちらのほうが名前がでかでかと出ていますが、この「ラザロ」という名、「恵(めぐ)み」という意味だとかという話もお聞きします。いやいや、その当時すでに「ラザロ」=「恵み」という意味であったのか、それとも、後世において「ラザロ」→「恵み」と言う意味が付加されたのか、キャベツには、ようわかりません。

 わかるのは、ともかく、金持ちさんとラザロさんがいたということ。

 そして、次に、二人にあることが起こったということです。(続く

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金持ちとラザロ(2)―承―

2007-05-13 21:54:43 | Sunday 聖書
金持ちとラザロ(1)―起―の続きです)

 金持ちさんとラザロさん、このあとに ある同じことが起こります。


  遂(つい)に この貧しきもの 死に、御使(みつかい)たちに 携(たずさ)へられて アブラハムの懐裏(ふところ)に 入れり。

   富める人も また 死にて 葬(ほうむ)られしが、
   黄泉(よみ)にて 苦悩(くるしみ)の中(うち)より 目を挙(あ)げて、遥(はるか)に アブラハムと 其(そ)の懐裏(ふところ)に をるラザロとを見る。

                    (文語訳聖書・ルカの福音書16章22節~23節)



 ラザロさんも金持ちさんも、ある日、死んでしまいました。

   ラザロさんはお葬式もお墓も用意してもらえなかった様子。
   逆に、金持ちさんは荘厳なお葬式をしていただけたのかも。今のキリスト教圏であれば、ゆりの花が飾られそうですが、この当時、この地方ではどんな葬式だったのでしょう(?)

   それにしても、不思議なことがその後にあったものです。

   生前、無価値だったようなラザロさんが御使いたちに連れられて、天国に行き(注;「アブラハムの懐」=「天国」)、

   反対に、金持ちさんは、黄泉 1)でもがき苦しむ状況。

   その金持ちさんがふと見上げてみると、かの有名な祖先アブラハムが見えました。
 しかも、自分の門のところでうちの残飯食っていた、あのラザロが、アブラハム 2)と一緒に。


  (…ああ、死んでも、誰が誰なのか分かるのね...見たことがなくても「アブラハムさんだ」って、分かるのねんw cf.ルカ9:28~,コリント第一13:12)


 Q!さて、そんな光景を見た金持ちさんは、はたして何を願うのでしょう?


 A-1.あのラザロが天国にいるのはけしからん! こっちで苦しめ!!
   2.オレを天国に連れていってくれ
   3.ここを酒池肉林(しゅちにくりん)にしてほしい。
   4.苦しい! のどが渇いた!!
   5.クモのいとをたらしてほしい。


   答えは、お次。




【注】
1)黄泉:ここで「黄泉」と訳されている元の言葉「αδηs(語頭の気息記号は‘なのでhで始まる;ハデス,Hades)」は、簡単に「肉体の死の後に移される所」を指し、「最後の裁きのあと、罪人が入れられる苦しみの場所」は「ゲヘナ」とされている。
    が、ここでは、もう金持ちさん、苦しんでいる…


金持ちとラザロ(3)―転―に続く)

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