つい先日、夜勤明けに母親から着信があり、メールが来ていた。「電話をください」と。
どうやら横浜に来ていたらしく(前もってご連絡をお願いします)、同居人と3人で夕食。
すると、母校(小学校)の教師が飲み会後に同僚を殴り、それが新聞の一面トップを飾った、という話が出た。「殴ったって言っても、けがさえしていないのによ!!」
それを聞いた瞬間、
「平和だな~~~~~~~~」
と心の底から感じるキャベツ。そんなことが一面ででかでかと出るくらい、話題になるニュースがないというのは、なんて幸せなんだろう・・・と。
なにせ、東京ではそんなことは書かれるとしても数行、最後のページに書かれるくらいだし、こんなニュースも世界ではあるのに(恐らく、氷山の一角)。・・・ほんと、平和だなぁ・・・
ヒンドゥー教暴徒がカトリック尼僧を暴行、警官助けずと
ニューデリー――インド東部のオリッサ州で今年8月、カトリック尼僧がヒンドゥー教の暴徒に襲われ、性的暴行を受けながらも、現場にいた警官が黙認し、制止しなかった事件が起きていたことが24日分かった。AP通信が報じた。
被害者の年齢、国籍などは不明で、顔面を隠して記者会見し、事件を明らかにした。地元警察には一切協力しないとし、連邦警察の捜査開始を求めた。尼僧によると、事件は8月25日、約50人の男が礼拝堂を襲った際に発生、暴行を受けた後、裸の状態で路上を引き回されもした。
路上には複数の警官がいたが、彼女を助けることを拒否したという。その後、地元警察に被害を届け出たが、逆に訴えは思いとどまるよう説得を受けたとしている。オリッサ州の警察は、事件発生から1カ月以上過ぎてから捜査を開始したが、地元メディアの報道後だったという。
当該の警察は、性的暴行を証拠付ける診断書を待っていたため、捜査が遅れたと釈明している。その後の捜査で容疑者5人を拘束したが、起訴されたのかは不明。
同州ではヒンドゥー教指導者が殺害される事件があり、同宗教の保守派グループではキリスト教教徒の住民の犯行との見方が広まり、孤児院が放火されもしていた。両宗徒間の衝突も多発し、多数が死亡していた。
インドのキリスト教徒は総人口約11億人のうちの約2.5%。ヒンドゥー教徒は約8割となっている。 (2008.10.25 CNN)
インド、オリッサ州はしばらく前から色々とニュースがありました。
しばらく前、チェーンメールもどきの口コミニュースもありましたが、それ以外のソースも客観的なものもなかったこと、ただ嫌悪感と憤りを引き起こすだけにしかならないような内容であったため、載せようとは思いませんでした。あれを見た方々の中には、すぐに載せたり、メールをまわしたりする方もいらっしゃいましたが。
(そもそも、ヒンズー教徒だから、とか、クリスチャンだから、という以前の内容でしょう。)あまり、こういう内容は載せたくなかったのですが。
ただね、・・・
性的暴行を受けただけでも、その方は「死にたい」と思わざるをえないくらい、心にも傷を追うのに・・・
誓いも破られ、
しかも礼拝堂で、
見知らぬ者にそんな辱めと痛みを受け、
裸で外を引き回され、
「死にたい」と思っても、死ぬわけにもいかず、
自分自身、自分の身を厭わしく、汚らわしく感じ、
周りからも同情はあったとしても、同様に感じることは否めず、
警察に言うにしても、その状況を思い出すだけでも辛いだろうに、
それでも、その辛いことを言わなければならなかったはずなのに・・・
「勇気があるなぁ・・・ほんと尊敬する」「胸糞悪くなる」と同居人。
キャベツもそう思う。
どれだけ辛いか思い測ることはできないけれど、
どうか、その人が、また同じようなことを受けた方々が
慰められますように。
一日も早く平和になりますように。
(ちなみに、レイプって、殺人と同じなんですよね・・・こうあるように。
『もし男が、野で、婚約中の女を見かけ、その女をつかまえて、これといっしょに寝た場合は、女と寝たその男だけが死ななければならない。
その女には何もしてはならない。その女には死刑に当たる罪はない。
この場合は、ある人が隣人(となりびと)に襲いかかりいのちを奪ったのと同じである。』
(旧約聖書・申命記 22章25-26節))
どうやら横浜に来ていたらしく(前もってご連絡をお願いします)、同居人と3人で夕食。
すると、母校(小学校)の教師が飲み会後に同僚を殴り、それが新聞の一面トップを飾った、という話が出た。「殴ったって言っても、けがさえしていないのによ!!」
それを聞いた瞬間、
「平和だな~~~~~~~~」
と心の底から感じるキャベツ。そんなことが一面ででかでかと出るくらい、話題になるニュースがないというのは、なんて幸せなんだろう・・・と。
なにせ、東京ではそんなことは書かれるとしても数行、最後のページに書かれるくらいだし、こんなニュースも世界ではあるのに(恐らく、氷山の一角)。・・・ほんと、平和だなぁ・・・
ヒンドゥー教暴徒がカトリック尼僧を暴行、警官助けずと
ニューデリー――インド東部のオリッサ州で今年8月、カトリック尼僧がヒンドゥー教の暴徒に襲われ、性的暴行を受けながらも、現場にいた警官が黙認し、制止しなかった事件が起きていたことが24日分かった。AP通信が報じた。
被害者の年齢、国籍などは不明で、顔面を隠して記者会見し、事件を明らかにした。地元警察には一切協力しないとし、連邦警察の捜査開始を求めた。尼僧によると、事件は8月25日、約50人の男が礼拝堂を襲った際に発生、暴行を受けた後、裸の状態で路上を引き回されもした。
路上には複数の警官がいたが、彼女を助けることを拒否したという。その後、地元警察に被害を届け出たが、逆に訴えは思いとどまるよう説得を受けたとしている。オリッサ州の警察は、事件発生から1カ月以上過ぎてから捜査を開始したが、地元メディアの報道後だったという。
当該の警察は、性的暴行を証拠付ける診断書を待っていたため、捜査が遅れたと釈明している。その後の捜査で容疑者5人を拘束したが、起訴されたのかは不明。
同州ではヒンドゥー教指導者が殺害される事件があり、同宗教の保守派グループではキリスト教教徒の住民の犯行との見方が広まり、孤児院が放火されもしていた。両宗徒間の衝突も多発し、多数が死亡していた。
インドのキリスト教徒は総人口約11億人のうちの約2.5%。ヒンドゥー教徒は約8割となっている。 (2008.10.25 CNN)
インド、オリッサ州はしばらく前から色々とニュースがありました。
しばらく前、チェーンメールもどきの口コミニュースもありましたが、それ以外のソースも客観的なものもなかったこと、ただ嫌悪感と憤りを引き起こすだけにしかならないような内容であったため、載せようとは思いませんでした。あれを見た方々の中には、すぐに載せたり、メールをまわしたりする方もいらっしゃいましたが。
(そもそも、ヒンズー教徒だから、とか、クリスチャンだから、という以前の内容でしょう。)あまり、こういう内容は載せたくなかったのですが。
ただね、・・・
性的暴行を受けただけでも、その方は「死にたい」と思わざるをえないくらい、心にも傷を追うのに・・・
誓いも破られ、
しかも礼拝堂で、
見知らぬ者にそんな辱めと痛みを受け、
裸で外を引き回され、
「死にたい」と思っても、死ぬわけにもいかず、
自分自身、自分の身を厭わしく、汚らわしく感じ、
周りからも同情はあったとしても、同様に感じることは否めず、
警察に言うにしても、その状況を思い出すだけでも辛いだろうに、
それでも、その辛いことを言わなければならなかったはずなのに・・・
「勇気があるなぁ・・・ほんと尊敬する」「胸糞悪くなる」と同居人。
キャベツもそう思う。
どれだけ辛いか思い測ることはできないけれど、
どうか、その人が、また同じようなことを受けた方々が
慰められますように。
一日も早く平和になりますように。
(ちなみに、レイプって、殺人と同じなんですよね・・・こうあるように。
『もし男が、野で、婚約中の女を見かけ、その女をつかまえて、これといっしょに寝た場合は、女と寝たその男だけが死ななければならない。
その女には何もしてはならない。その女には死刑に当たる罪はない。
この場合は、ある人が隣人(となりびと)に襲いかかりいのちを奪ったのと同じである。』
(旧約聖書・申命記 22章25-26節))