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さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

知恵をください 2 Chronicles 1:10

2017-09-24 08:07:15 | Sunday 聖書

(「翼をください」…小学校時代の合唱課題)


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「触れたからこそ 言えること  Ecclesiastes 」
「その昔、ソロモン王の宮殿の器はすべて金だった」
「あなたの欲しいものは何か Kings 1 3:5」

 

 夢の中で、神から「欲しいものは何か」と聞かれたソロモンは、こう答えた。


今、知恵と知識を私に下さい。
…さもなければ、だれが、この大いなる、あなたの民をさばくことができましょうか。」

(旧約聖書・歴代誌 第二 1:10)


善悪を判断してあなたの民をさばくために聞き分ける心をしもべに与えてください。
 さもなければ、だれに、このおびただしいあなたの民をさばくことができるでしょうか。」

(旧約聖書・列王記 第一 3:9)





 夢の中という、素の自分が出やすい場面で問われたとき、ソロモンが願ったものは、知恵や知識、そして判断力(列王記第一 3:11)だった。


 Why?


 神(あなた)から与えられた、このイスラエルを治めるという大仕事を行うために。

 彼が願ったものは、神が与えた彼の職務を全うするために必要なもの、だった。
(つまり、その時点ですでに、かなりスマート smart な方だったわけです。)


              ************


 逆に、「何が欲しい?」と聞いたとき、

「知恵が欲しいです。だって、あなたがくれた役目(お仕事)を果たすには、それが無いと無理です」などという可愛い答えが返ってきたら、どう感じるだろうか。

(私なら、「愛(う)い奴よのぉ~」となります)



「この願いは主(しゅ)の御心(みこころ)にかなった。」(列王記第一 3:10)


 それは、神様も同じだったようで、その願いは聞き届けられ、それ以外の様々なものもお与えになった。


「…あなたが富(とみ)をも、財宝をも、誉(ほま)れをも、
あなたを憎む者たちのいのちをも求めず、さらに長寿をも求めず、

むしろ、

私があなたを立てて私の民の王としたその民をさばくことができるようにと、
自分のために知恵と知識を求めたので、

その知識と知恵とはあなたのものとなった。

そのうえ、私はあなたの前の、また後の王たちにもないほどの富と財宝と誉れとをあなたに与えよう。」


(歴代誌 第二 1:11-12)



「神は、ソロモンに非常に豊かな知恵と英知と、
海辺の砂浜のように広い心とを与えられた。

 それでソロモンの知恵は、東のすべての人々の知恵と、

 エジプト人のすべての知恵とにまさっていた。

 ・・・それで、彼の名声は周辺のすべての国々に広がった。」


(列王記 第一 4:29-31)

(こちらではありません)


 それは、「夢だけど、夢じゃなかった」。


 そののち、ソロモンは、名裁判(列王記第一 3:16-28)を行ったり、シェバの女王(列王記第一 10章)が来訪するなど、


「ソロモンの知恵を聴くために、すべての国の人々や、
 彼の知恵のうわさを聞いた国のすべての王たちがやって来た。」(列王記第一 4:34)




    *****************


 その話は、遠い話ではない。(マタイ 6:29-33)



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あなたの欲しいものは何か Kings 1 3:5

2017-09-10 16:10:53 | Sunday 聖書


『神は仰せられた。

 あなたに何を与えようか。願え。』

(旧約聖書・列王記第一 3:5)


 あのように繁栄したソロモンは、その昔、神に尋ねられた。何を願うのかと。

 もし、神と呼ばれる存在が、「何か欲しいか?」と尋ねられたら、あなたは何を願うだろうか?




(ソロモンが願ったものは…→)

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なぜ自分を滅ぼそうとするのか  Ecclesiastes7:16

2017-08-04 22:16:40 | Sunday 聖書
(宇宙からみた、ナイル川周辺。ネットから)




Do not be overly righteous,

Nor be overly wise:

Why should you destroy yourself?


(Ecclesiastes 7:16)



 E=mc2乗

のみならず、人は様々なことを知り、学び、考え、発明し、想いを馳せる。

 だが、時として「行き過ぎる」と、まるで、細胞がアポトーシスするように、(個体であれ、集合体であれ)人自体が滅ぶ方向に向かうのはなぜなのだろう。

不思議なことだ。



『あなたは正しすぎてはならない。知恵がありすぎてはならない。

なぜあなたは自分を滅(ほろ)ぼそうとするのか。』


(旧約聖書・伝道者の書 7章16節)




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触れたからこそ 言えること  Ecclesiastes

2017-08-04 06:00:17 | Sunday 聖書
 先日、とあるものに触れながら、思ったことは、

「八軒慎吾も、ソロモンも、実際に触れたからこそ、あんなことを言えるんだ」

ということだった。



       ***************


 もし、慎吾が東大に入らなかったら・・・


(銀の匙3巻 P.52 主人公の兄・八軒慎吾。東大入学後1年でドロップアウトしフリーターへ。
今はロシア人美女と結婚して、1児の父)



こんなセリフは説得力がなかっただろう。

 東大に入ったからこそ、「いや~、俺みたいのが入れるんだから、東大とかたいした事 無いッスよ。と言えるのだ。


 ~もしそうでなかったら、イソップ童話にある「酸っぱいぶどう」のような、負け惜しみにしか聞こえなかっただろう…。~





       ***************


 同じように、栄華を極めたソロモンだからこそ、

「なんと、すべてがむなしいことよ」(旧約聖書・伝道者の書2:11)

という言葉に重みがあり、

 権力に名声、金と女などを得、人が望むあらゆることを味わい尽くしたソロモンだからこそ、

「空(くう)の空(くう)。すべては空(くう)。」(伝道者の書 1:2)


という言葉の響きが、ただ感傷的なアンニュイなものではないことをひしひしと感じる。



 そして、そのソロモンは、こう言っている。



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 ・・・今日、自分(ジブン)は、どうだろう。

 ちなみに、第一義的には「20代程度まで」を指すのかもしれないが、

これからの人生の中で、常に、「今日」が一番若い日、でもある。・・・

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whoever(〜する人は誰でも) Matthew 18:1-6

2017-04-11 18:44:33 | Sunday 聖書
その昔、弟子たちがイエスに

「天の御国(みくに)では、誰が一番えらいのですか?」

と尋ねたことがあった。



「それは、神様に決まってるだろう!?」
と突っ込みをする人も、
「キリスト(救い主、メシヤ)に対して失礼じゃないか?」
と腹をどつく人もいなかったのか定かではないが、

そのときのキリスト・イエスは、小さな子どもたちを真ん中に立たせて、こう答えた。

 Therefore whoever humbles himself as this little child is the greatest in the kingdom of heaven.(Matthew 18:4, NKJV)

『だから、この子どものように、自分を低くする者が、天の御国で一番偉い人です』(マタイ18:4, 新改訳)


※英語(NKJV)だとここに whoever(〜する者は誰でも)とあるが、・・・もしそちらが
  原意に近いならば、「この子どものように、自分を低くする者は誰でも、天の御国で一番偉い」となる。

同様に、5節、6節でもたたみかけるように続く。

 Whoever receives one little child like this in My name receives Me.

 (私の名の故に、このような小さな子どもを受け入れる者は誰でも・・・)


Whoever causes one of these little ones who believe in Me to sin, it would be better for him if a millstone were hung around his neck, and he were drowned in the depth of the sea.

 (私を信じるこの小さいものたちのひとりにでもつまずきを与えるものは誰でも・・・)


そもそも、その前に、

 
“Assuredly, I say to you, unless you are converted and become as little children,
  you will by no means enter the kingdom of heaven.

 「あなたがたも悔い改めて 子どもたちのようにならない限り、
決して天の御国には、はいれません」



とただし書きがつくことを考えると、その質問が出ること自体、ナンセンスなんだろうが、

タブン、今モ 人ハ 同ジコトヲ シテイルヨウナ気ガ、スル。

“Assuredly, I say to you, unless you are converted and become as little children,
 ・・・(まことに、あなたがたに告げます。あなたがたも悔い改めて 子どもたちのようにならない限り・・・)



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ユダの硬貨

2017-02-18 18:27:43 | Sunday 聖書
徳島は鳴門にある大塚国際美術館。

全てが複製(レプリカ)、全てが陶製で再現されているというこの美術館は、キャベツがいつか行ってみたい美術館のひとつだ。




最近、その美術館にこんなお土産があることを知った。

ユダの硬貨。

30枚ではなく13枚らしい。なかなか斬新なお土産ではある。


(なぜ「13枚」なのかわかる人、日本人には少ない気がする。かなりシュールだ)




…これが、小説かウソだったなら、良かったんだがね…と、ユダさんの苦悩と逝く末を思いつつ。



「そのとき、イエスを売ったユダは、イエスが罪に定められたのを知って後悔し、

銀貨三十枚を、祭司長、長老たちに返して、

「私は罪を犯した。罪のない人の血を売ったりして。」

と言った。 しかし、彼らは、「私たちの知ったことか。
自分で始末することだ。」と言った。

それで、彼は銀貨を神殿に投げ込んで立ち去った。





そして、外に出て行って、首をつった。

(新約聖書・マタイの福音書27:3-5)


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【冗句】本当のことを言っても理解されない一方、なぜ作りごとで人が感動するのか

2017-01-06 06:26:34 | Sunday 聖書
<ジョーク>

牧師が俳優に尋ねた。


牧:我々は本当に必要なことを説いてもなかなか理解されないのに、

  あなたがたは舞台上の作り事で人々を感動させることができるのはなぜだろうか?


俳:私達は作り事を本当のことのように語りますが、

  聖職者のみなさんは本当の事を作り事のように語るからですよ。


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John 3:16

2017-01-04 22:14:04 | Sunday 聖書
あるホテルにあった ギデオン協会の聖書から)

 各国語による、ヨハネの福音書3章16節。


(↑click here)




『神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、

 世を愛された。

 それは御子を信じる者がひとりとして

 滅びることなく、

 永遠のいのちを持つためである。』


(新約聖書・ヨハネ3:16)




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死か、いのちか

2017-01-03 14:24:02 | Sunday 聖書
(マグリット「光の帝国1954年」)


 For the wages of sin is death,

 but the gift of God is eternal life in Chirst

 Jesus our Lord.


(Romans 6:23, NKJV)


 罪(つみ)から来る報酬(ほうしゅう)は (し)です。

 しかし、神(かみ)の下さる賜物(たまもの)は、私たちの主(しゅ)キリスト・イエスにある

 永遠(えいえん)のいのち
です。 

(新約聖書・ローマ6:23)






 -終わりのない苦しみを受け取るか、安らぎを頂くか。

 私は、あなたは後者であってほしい。



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契約の虹

2016-07-26 05:24:47 | Sunday 聖書
『さあ、わたしはわたしの契約を立てよう。

 あなたがたと、そしてあなたがたの後(のち)の子孫と。

 …すべて肉なるものは、もはや大洪水の水では断ち切られない。

 もはや大洪水が地を滅ぼすようなことはない。

 …わたしが代々永遠にわたって結ぶ契約のしるしは、これである。

 わたしは雲の中に、わたしの虹を立てる。

 それはわたしと地との間の契約(けいやく)のしるしとなる。



(旧約聖書・創世記 6:9-13)





 その昔、地に人が満ちたころ、

 地は堕落し、暴虐に満ち、

 神は、人を造ったことを悔やみ、

 創造者が、すべてを滅ぼそうと決心した。


 

 だが、たった一人の人間ノアが、神の好意を得た。

 神は、大洪水で、全人類とすべての動物を滅ぼすのではなく、

 ノアとその家族、ひとにぎりの動物たちが生き延びて

 再び一から人類がやり直せられるよう、神はノアに

 「ゴフェルの木の箱舟を作りなさい」と命じる。





 箱舟は、長さ(約)132m、幅22m、高さ13m。

 3つの甲板で船室を分け、上部は窓があった。


 もし古代にギネスブックがあったなら、

 1858年に長さ204mのグレート・イースタン号が建造されるまで、

 ノアの箱舟は少なくとも5,000年間、大きな船という記録を保持することになった

 …かもしれない。





 40日40夜、大雨が地に降った。

 箱舟に入らなかった者はすべて息絶え、箱舟にいたものたちだけが残った。

 ちなみに、壊滅的な洪水の話は、創世記だけでなく、各地に-エジプト、ギリシャ、ヒンズー、中国、イギリス(ドルイド教)、ビルマ(カレン族)、ポリネシア、メキシコ、ペルー、ネイティブ・アメリカン等に-伝承として残されているという。


 すべてが終わったのち、ノアは箱舟の窓を開き、まず烏を放ち、

次に鳩を放った。2回目に鳩を放ったとき、鳩はオリーブの若葉を持って、帰ってきた。





 箱舟から出てきたとき、ノアたちは祭壇を築き、神にいけにえを捧げた。

 神はかおりをかぎ、もう二度と大洪水で全人類を滅ぼすことはしないと、ノアたちと契約(約束)した。


 それからのち、その証拠(しるし)として、




 虹(にじ)が現れるようになった。




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