goo blog サービス終了のお知らせ 

ちゃたろう山日記+

山の日記や日々のたわごと

ヒューレットパッカード電卓GET(hp33s)

2006年12月30日 | 仕事
今日は年の瀬30日でありますが、なぜか今日も休めずに、未だに仕事場で、ちょこちょことしているわけなのであります。
私の仕事では計算をすることが多いのですが、最近では電卓なぞ使わずエクセルなんかでシャーッとすることが結構おおいのであります。とはいえ、やはり常にPCの前に居るわけでありませんので電卓でちょこまかとたたく場合も未だにあります。
 電卓に関してましては私の場合少しこだわりがありまして、やはりHP(ヒューレットパッカード)の電卓で無いとよろしくないのです。 少し前まで就職した時に買ったHPの電卓を20年近く使い続けていたのですが、ある拍子に落としてしまい調子が悪くなってしまいました。探しまわりましたが、日本には無く、結局インターネットで米国から入手することが出来ました。

実はこのHPの電卓は「普通の電卓」とは、ちと入力方法が違います。”逆ポーランド法”などというたいそうな名前のついた入力方法で、例えば普通の電卓で、「1+2=3」と出したい場合なら、式の通りにキーをたたくのですが、HPの電卓の場合には、「1(enterキー)2+」とたたくと「3」が出てくる具合なのであります。このような方法で、実はカッコ付きの式なんかの場合でも、普通の電卓の様にカッコを使って入力することは一切ありません。というわけで普通の人にはかなりマカ不思議な入力をする電卓なのであります。 ですから、普通の人に渡すと絶対に計算が出来ない電卓なのです。

しかしながら一見厄介そうに見えるこの電卓ですが、実際に使ってみるとメチャメチャ使い易い電卓でして、言葉では説明しにくいですが、一度この電卓になれてしまったら二度と普通の電卓には戻れないという素晴らしい魅力を持っています。
 そして又、電卓のキータッチも国産電卓みたいなフニャフニャでなく、一個一個がカチッカチッと押せる高級なキータッチなのです。

20年前には1万円ほどしたのですが、今回の最新の廉価モデルは約60ドル程度でして、非常のお安く使い易い電卓が購入できたということで、とってもうれしいのです。 

(でもこの話題についていける人は100人に一人いるかいないかでしょう・・。もし物好きな人がおられれば、絶対にお奨めします。ヒューレットパッカードの電卓”hp33s”。 そうそう、このモデルからは普通の入力方法にも切り替えで出来るようになりましたので、ものは試しでもいけます)

ちなみに左がHp33s、右は20年前のモデル HC11です。

耐震偽装問題は何を変えたか

2006年12月21日 | 仕事
今年の大きな話題のひとつに耐震偽装問題があった。この問題のおかげ、というかたった一人のしでかした事のおかげで、建築の世界は大きく変わることになってきた。 具体的には建築士法が変わって、それまでの建築士の他に、構造設計と設備設計の専門の建築士を創設したことだ。幸いにも一時期物議をかもした1級建築士の再試験は無くなってほっとしましたけれども、これらの資格創設と共に、講習受講の義務化や、試験制度の見直しが図られるみたいです。
 
そもそもこの問題の本質は、ものづくりをする人の”モラル”を問うたものだと思います。 安い物・経済的な物を作ると言うことは世の中が求めるもののひとつであってそれを追求することは全く問題ないわけですが、安全性をどこまで削るかということが、モラルのレベルだと思うわけです。

安全性もコストには大きく影響します。法的に決められた安全率ギリギリで行くのかそれを幾らかは上回って設計するかは設計者の腕ひとつにかかっています。
普通の人なら経済バランスの上で法的安全率を満たせばOKと言うところをねらっていくことでしょう。
 しかし、姉※さんの場合は、その法的安全率の半分などというレベルの設計をしていた訳です。この人の精神構造がどうなっているかは個人的には非常に興味がありますが、「ことによると人が死ぬかも知れない」ということを想像したのかしなかったのかそのあたりを知りたいです。
 
設計が関与して人の命に関わる事件が今年も色々ありましたが、設計に関わっている僕としても、「設計者のモラルの置き位置」というものを考えされられる年だった様な気がします。

アウトドア仕事

2006年10月25日 | 仕事
昨日は久しぶりに現場仕事。
長靴履いて山の中でゴソゴソと一日しておりました。

天気は今ひとつ曇り空ではあったのですが、山の上からは琵琶湖がきらきらと輝いて綺麗でした。山の中でどかっと腰を下ろしてコンビニ弁当を食べると、仕事中であっても、アウトドア飯はやはりうまいなあと思ってしまうのであります。

デスクワークで長時間労働の続いた時には、少し現場に出て環境を変えるのが精神衛生的にも良さそうである。
・・・と思ったのではあるが・・・職場に戻ると容赦なくメールと書類の山が待ちかまえておりまして、外に出ていた分、また処理がずれ込んでしまうという訳なのでして・・一喜一憂の日でありました。

トンボ帰り

2006年09月30日 | 仕事
昨日は青森日帰り出張。朝伊丹を出ると、
飛行機は御岳から-槍穂高-薬師-立山と最高のルートを通って青森へ。
(槍穂上空からの写真)


岩木山をみながら、降り立ちました。

帰りは車で盛岡へ。車中からは岩手山がみえました。


盛岡駅に着くとあら珍し、



新幹線がドッキングする所にであいました。


帰宅したのは夜おそく、
怪しげな格好?のため、パトロールの警察官から職務質問を受け
夜の11時半に帰宅しました。

フーあわただしい一日。



んな事で仕事を休むと・・・

2006年09月14日 | 仕事
急遽やってきた腸炎のせいでウィークデイに休んでしまったわけなのですが・・

仕事いうものはそんな事とはお構いなしにやって来なさるわけでして、一日休むと仕事が一日遅れるだけでなく、その日にやってくる新たな課題が更に上に乗っかって来ますので、ますます仕事が溜まるという「魔の悪循環:鳴門の渦巻込れ状態」に陥ってしまうわけです。

というわけで、病み上がりまでいっていないというのに、今宵もいまだに会社で書類の山崩しにいそしむ、けなげな私なのでございます。

少しの慰めは、この数日お腹の痛みでご飯があんまり食べられなかったことから、ちょびっとダイエット効果が現れてきたことでしょうか?このまま、病み上がり状態の体重をキープできたら、「災い転じて(ちょびっと)福を成す」です。

・・ってこと書いている間があったら早く片付けて家帰れってってか?

学外実習

2006年09月05日 | 仕事
1週間ほど前から、ボクの所でとある理系大学の学生を受け入れている。大学が行う学外実習と言うもので、企業に3週間入れて実社会教育をさせようと言うものだ。
 そんなことをしなくとも、アルバイトで色んな会社の仕事のお手伝いをすればそれなりの勉強にもなるのではないかとも思うのだが、今は大学がそういうことまでお膳だてして強制的に実社会体験させるのである。

そのことの是非はともかくとして、ボクの所に来ている実習生君、機械システム工学科の3回生である。一応どんな仕事を命じても良いことになってはいますが、多少は本人の為になる事もさせてあげないといけないので、理系的な仕事を与えています。
 そしてボクの仕事のスキマを見つけては、5分間で身の回りの物を手書きで素早く図面化する課題をボクと彼と二人で行っている。見比べてみると当然出来映えはまだまだ未熟なのですが、その内容をみていると、かつてボク自身習い始めた頃の感覚が蘇ってきて、やっぱこんなもんだったんだよなあ~と。妙に納得。

イロハの「イ」程度を少しアドバイスしてあげて10分で終了ですが、多少は彼の役に立っているかな?
 それにしてもこれから広い夢が360度どこにでも広がっている若者と接していいると、フト羨ましくなってしまうおじさんでした。

(写真は全く当人とは関係ございません。・・ボクの会社の護衛猫さんです)

9月入り

2006年09月02日 | 仕事
はや九月入り。
せっかくの休日であるが今日は残務整理の出勤である。

昨日は滋賀県守山市のとある建設工事現場で文化財埋蔵物の試掘調査立会いだった。市の専門職さんが来て、現場のアチコチを2~3mほど掘り、文化財のあるなしをチェック。

 滋賀県は太古から人の営みのあったところなので、あちらこちらで縄文・弥生の遺跡が出る可能性がかなり高いのである。もしここででたら、調査まで6ヶ月待ち+調査期間の間の工事停止となるのである。

調査結果は”文化財無し”。 ホット一息であるが、出たら出たで興味深かったことであろう。 



株主総会

2006年06月30日 | 仕事
昨日はボクのつとめている会社の株主総会。株主総会とはいっても非公開株ですので株主には元従業員(OB)が多々。なので年に一回、懐かしい人たちがやってきて、ついでにちらりと職場を徘徊して雑談。
 リタイア組の人らと話していると、日々油汗を流している僕らと世界が違って、なあ~んか余裕(時間的・お金的)が感じられてつくづく羨ましくなってきました
 
 目の毒・耳の毒じゃあ~

姉歯君やってくれましたね

2006年06月27日 | 仕事
とうとうと言いますか予想通りといいますか、例の姉歯君の耐震偽装問題で、そのとばっちりがとうとう、我々まっとうな一級建築士にも降りかかってきました。
 
今日の夕方の記事を見ると既存の一級建築士に対しても構造に関する再試験を行ってその結果によっちゃあ、一級を降格して”準一級”にするとかっていう案が出てきたらしいじゃあありませんか! おいおい、それって大変なことじゃあないんですか。

 大体建築士の世界でも大きくは意匠・構造・設備と別れていてその他にもオールラウンダーってのがいるのが現実でして、それぞれ実際には専門領域の人間による分業制となっているのが実態です。(ちなみに私のところは、マッチャンが意匠系、ボクは構造~オールラウンダ系なのですが・・)そして、それぞれの領域で全うな仕事をしているわけであります。
 
 今回は耐震偽装が大きく取り上げられたせいで、ホントはモラルの問題であるべき問題が、構造に詳しくない建築士がいたら降格じゃあ~!って事になりそうなのです。しかし、実際のところ小さな町の工務店の一級建築士さんだとか、年配で今では事務所経営を主体としているおじいさんの一級建築士さんなんかだとちと試験は難しいのではないかい?と思うのです。

そうすると多くの廃業するか事業範囲を狭くせざるを得ない事務所が大量に出てくることになっちゃうんですね。そして結果今の30万人といわれる1級建築士は大幅に減ってしまうのではないかと思うのです。

それにしても、ちとこの問題、論点がすり替わっているのでして、構造偽装というモラルの問題であったはずの物が、特定の専門知識の有無の問題になってきておりましてそれを全ての建築士に適用するという事自体が少しおかしいのでは無いかと思うのです。

 以前お医者さんの事件で内視鏡の知識を無い人らが、患者さんを死なせてしまった事件がありましたが、いうなればそういう事件が起こったために、町のお医者さんみんなに試験をして、内視鏡の技量をもっていなかったら、医者免許剥奪じゃ~っかんじなのですよね。

どうも国土交通省の責任を一般の1級建築士に転換させたいようなそんな気がして今夜は久しぶりに二人して憤慨していたのでした。プンプン

技術職と管理職

2006年02月02日 | 仕事
最近、脳を鍛えるゲームがはやってるみたいですが、ああゆうのって僕はなんとなくしたくないんですよね・・。大体中年になるにしたがってだれしも段々と老化現象が始まってきて、絶対に若いときから比べると脳の能力が落ちているに決まっているから。それを、自分自身にまざまざと見せつけられるのもいやじゃあないですか。
 同じような意味から、トランプの神経衰弱も昔から嫌いでしたね。これもまた、自分のもの覚えが悪いのがありありとみえてくるので悲しくなってしまうからです。

 社会にでて仕事をしてきてそれなりに年端を食ってくると、日本の場合には一応技術者といわれる人でも、技術的業務より管理職業務の方がウエートが大きくなってくるのがよくあるパターンです。技術職をいつまでもやるより、人を管理する・人を動かすことをしなあかんなどといわれて、それを出世と思いうれしがる人もいますが僕はぜんぜんうれしくないですね。
 
 それよりも、そんなことばっかりしているうちに自分の技術的能力が段々と落ちていくことのほうが怖いです。結局は会社を辞める頃には口だけ達者な元技術者なんてものになって、その後は社会の役にも立たないかも知れません・・。

実際僕の仕事では最近は管理的業務が多くなってきているのですが、時に技術的な事をシコシコと考えたり自分の考えで絵(図面)を書いたりしていると、やっぱりこっちのほうがオモロイヨなあ~とつくづく思います。やっぱり万年現役がいいね。

と言っていると・・おっとぉ~管理業務が色々溜まってるじゃん・・。トホホ。